2021/3/15-3/21 全体の空模様

こんにちは、石井ゆかりです。
今週はまず、16日に水星が魚座に入ります。水星は魚座ではちょっと調子が出ないといわれています。鳥が水につっこんで行くようなイメージなのですね。ただ、鳥にも、水鳥やペンギンなど、水に強い(?)鳥がいます。普段とは少しちがう知性の使い方というものがあるのだと思います。

水星の合理性、論理性は、魚座という大きな精神性の世界では、そのままだと「ナイフで水を切ろうとする」「海を包丁で切り分けようとする」ような、ナンセンスな機能しか持ちません。ただ、ここでは魚座の手前の水瓶座という星座が、少しヒントになる気がします。つまり、器で汲み出せば、水を分けたり、水に形を与えたりすることができるわけです。「思いを容れる器としての知性」という水星の使い途を、この時期は味わっていけるのかなと思います。

20日が春分、つまり太陽が牡羊座入りします。続いて21日に金星が牡羊座に入り、ぱっと空気が変わります。このところ火の星座に星が手薄だったので、情熱や意欲、行動するパワーが湧いてきそうです。これまでなんとなくためらっていたこと、声を上げられずにいたことを、このあたりから思い切って「出そう!」「動こう!」という気持ちになれるかもしれません。

週の半ば、魚座の金星は冥王星にセクスタイルを組んでいきます。この形には、不思議な力強さを感じます。ど真ん中の重みのある現実に、やわらかいままにさしのべられる愛の手。そこに、意外な協調が生じ、自然に物事が動き出しそうです。変わりっこないように思われた誰かの気持ちが、堅いつぼみがほころぶように、ふわりと変化していくかもしれません。

今週はそんな感じです。

☆☆

なんと!あのMOOKの第三弾が出ます!

内容については、こちらをどうぞ。

https://note.com/ishiiyukari/n/n4e9b6c95c486