do a 180
ご無沙汰しております。
5 月の TOUR 以降、活動失速気味の noza です。
このタイミングでこの記事を書いているのには特別な理由がある。
実は、TOUR 終了後、すぐに記事を投稿するつもりだったが、
全く何も思い浮かばず
投稿はおろか、冒頭文すら作文できなかった。
なぜ、何も思い浮かばなかったのか。
それは明確で、TOUR で何も成し遂げられなかったからである。
何とか作り上げた Footage の投稿文にこんなことを書いたが、結局、練習不足が露呈し、計画したことを遂行する技量が無かったことを思い知らされただけなのだ。
トリックをメイクできない分、破天荒ぶりでカバーするつもりで裸体になったが、編集作業時点の俺には 「さっぶ、なにこれ」 としか思えず、ほぼカットした。
裸体が面白くないのではなく、裸体になって起こしたムーブメントのキレの無さに、寒さを感じたのだ。
こうしておけば笑えるだろうといった打算的なムーブが寒いのだ。
遠い昔、脱いで猿の真似をしていた頃の方が、断然おもろいのである。
もちろん、”よくやった” と認めるべき所もあったと言えばあった。
寧ろあったからこそ、TOUR 後に反省会らしきことをしなかったのもあると思っている。
でも、具体的に挙げてみるとなると、うーん…、どこが ”よくやった” 部分だろうか?となる。
だけど、”よくやった” と思わせているのが何なのかはすぐ挙げられる。
家庭を持ち、仕事をし、大人となった自分たちが、こうして時間を合わせて地元で SK8 してるなんて凄いこと!という感覚だ。
なんとなく最初から持っていたこの感覚。
この ”よくやってるよお前は” という己を励ます心の声が。
そもそものクソの始まりなのだ。
ちょっと激し目なイントロダクションになってしまったけど、そうなってしまうのも仕方のないこと。
なぜなら、TOUR タイトルの ”do a 180” は、今の生活から 180 度視点や考え方を変えるきっかけにしたくて付けたからだ。
WEEKEND LOUDER (以下 WL) をスタートさせた去年の 8 月。
何か理由が無いと、ただ会うことすら難しくなってきている我々の年齢と置かれている環境。
そんな中でも SK8 を通じて、”週末に馬鹿騒ぎ” 出来たら良いね。というコンセプトで始めた。
だが、みんなと何回か会って遊んでいる内に、俺の中の目標が変わっていくのがわかった。
最初は ”どうせ集まるなら意味あるものにしたい” くらいだったが、動画を撮って発信したり、服を作ったり、イベントを組んだり、行きつく先には自分たちの遊び場を持てるくらい活動を広げたくなってしまった。
今年の元旦に WL の SNS を開始したあたりから、実現に向けて動き出した。
思い浮かんだヴィジョンはすぐにメンバーに話していたし、熱量やそれに対する言動なんかもなかなかに伴っていると自己評価していた。
チーム結成当時と今年 5 月に TOUR をやると決めた時期とでは、活動のゴールやそれに向かっていく気持ちの持ちようも明らかに変わっていた。
だからこそ、この TOUR タイトルにしたのだ。
”do a 180”
繰り返すが、この TOUR で今の生活から 180 度視点や考え方を変えるきっかけを掴み、今後の WL の活動をどんどん広げ、抽象的なゴールを具体的なものにする、そう思っていた。
でも、実際にはそうはならなかった。
ゴールとして掲げていたものが、実は ”理想” であったと気付き、現実とのギャップに落ち込むなんてことは、プライベートの活動に限らず、社会活動の中でも、頻繁に起こり得ることだ。
いちいち一つずつ取り上げてまで振り返る必要もないくらい、頻繁に起こると俺は思っている。
ただ、この TOUR に関してはインパクトが大き過ぎた。
ゴールと思い活動していた期間が長かったこと、理想と気付き始めてからそれでも実現しようと ”朝練” や ”終業後” なんかに地道に練習したこと、影響力は低いにしろ SNS で TOUR でカマすと告知していたこと、大小様々な要因が積み重なっているからだろう。
正直今も軽く引きずっているのは気のせいではなく、俺は何がしたかったんだろうと思ってみたり、いや~この環境にしてはよくやっただろと思ってみたり、ただのメンヘラ野郎に成り下がってしまった感じが否めない状況なのだ。
だから、素直な気持ちをここに綴る必要があった。
この記事を書き始めたのが、6 月 30 日。
なかなかペンが進まない (キーボードだけど)、それでもファースト TOUR というイベントについて少しずつでも総括して、ネクストに繋ぎたいという気持ちが沸いてきた。
書いている内に沸いてきたという風に捉えてもらえると有難い。
もっと愚痴っぽく、そして、もっと自分をこき下ろす予定であったが、どんな視点から振り返っても結局こんな楽しい集まりを諦めるなんて方向性にはならないのだ。
もう一回 TOUR をやって、次は必ずやらかしてやる (良い意味) 、そう思って怪我を繰り返しながら、ほぼ毎日 SK8 に乗っているのだ。
気持ちがアガってる日もあれば、Hate them all な日もある。
でも、そんな時にも、常にどっかで ”このままでは終わらねー” というか ”始まってもいない” と自問自答している。
だから、やりたいと思ったことをやるしかない。
それが俺の ”性分” であり、いつまでも心のどこかにある ”信念”でもあるのだ。
言ってしまえばなのだが、SK8 にこだわっている訳でも無い。
こうして熟考しながら記事を書いていると SK8 が ”無くてはならないものでもない” ことがわかった。
SK8 は、WL を始めるきっかけに過ぎず、俺たちにとっての ”do a 180” は、こうして何かに打ち込む内に見えてくるのではないかと、今は思える。
YU-DAI で言えば、釣りにダーツ、車に etc 沢山趣味を持っているし、SATOSHI で言えば、BAND もあるだろう。
俺で言えば、何だろう。
移り気で、熱しやすく冷めやすいと思っていたが、実は熱中するものに出会えていないだけなのではないだろうか。
でも、その時やりたいと思ったことをやり続けることで、いつか俺もゴールを見つけることができるかもしれない、なんて、ちょっと思っている。
まぁ、それをやってみても、”俺にはこれしかない!” なんて贅沢な生き方はできないかもしれない。
それもこれもやり続けてみなきゃわからないってことなのだろう。
35歳。
やりたいことをフル MAX のエネルギーで取り組める時間は、後 20 年くらいだろうか。
いや、俺の体力なら多く見積もって 10 年が限界だと思う。
10 年
月 3 回集まれるとして、年 36 回。
10 年で計算すると 360 回。(文系なので、計算あっているのか不安)
360 回もメンバーと会いたくないという気持ちが先行するが、360 回会えるなら、とんでもないことが出来るとやっぱりそう思ってしまう。
これが ”理想” であってもいい。
俺は、WL に ”理想” を求めて、一つのゴールを見つけるつもりだ。
出来ないことははっきりと出来ないとわかるが、何が出来るかなんてわからないから、もう少し ”理想” を抱く活動で良しとしよう。
総括になっていないし、何が伝えたかったのかも明確ではない記事となってしまったが、書く必要があったのは間違いないのだ。
取り留めの無いままではあるが、今回はこの辺で終わりにしよう。
次回 TOUR 乞うご期待!!
あ、K で言えば、競馬と酒と…まぁいいか!では!
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