2024年の色打掛のトレンド
和装の種類を知ろう
和装の主なタイプは
「白無垢」「色打ち掛け」「引き振り袖」の3種類です。
結婚式や前撮りで着られている主な花嫁和装は白無垢、色打ち掛け、引き振り袖の3種類。基本的には結婚のときだけに着られる特別な衣裳とされているので、それぞれの特徴を知っておきましょう。
白無垢
打ち掛け、掛け下、帯や小物に至るまでを「白」で統一した、和の婚礼衣裳の正礼装。純真無垢(むく)を表す白無垢は「嫁ぎ先の家風に染まる」という意味も持っています。かつらに綿帽子や角隠しを合わせて、神前式で着られることが多いスタイルですが、最近は前撮りでの着用や洋髪で着こなすのも人気。生地や襟周りに多少の色柄が入ったタイプや掛け下を色付きにするのも、写真に映えると注目を集めています。
色打掛
赤や金、グリーン、ピンクなど、生地や柄に色をのせた豪華な打ち掛けのこと。白無垢とほぼ同様に格式高い正礼装とされ、お色直しはもちろん挙式でも人気。華やかな色や柄が写真映えすることから、前撮り・後撮りでもよく着られます。
引き振り袖
お引きずり、本振り袖とも呼ばれる、裾を引いた振り袖のこと。中でも黒の引き振り袖は、武家の婚礼衣裳にもなっていた由緒ある装いです。打ち掛けを羽織らないため、露出する帯周りで着こなしに差を付けることも可能。また印象も軽やかでスマートなので、少人数や家族だけの結婚式にもおすすめです。
和装のパーツや小物を知ろう
一般的な着物と比べると、花嫁和装は身に着けるアイテムや小物の色柄が豊富。それぞれの名称や本来の意味も押さえながら、和装でも自分らしいコーディネートを楽しみましょう。
掛け下(かけした)
長襦袢の上に羽織り、帯を締めて着る着物のこと。白無地が一般的だが、コーデによっては好みの色柄物を合わせることも。
打ち掛け(うちかけ)
掛け下の上から羽織る裾の長い着物のこと。最近は、振り袖の上に打ち掛けを羽織り、柄×柄の着こなしを楽しむ場合もある。
長襦袢(ながじゅばん)
着物用の下着の一つで、肌襦袢の上に着る。
筥迫(はこせこ)
江戸時代に武家の女性が身だしなみ用の道具を携帯するときの小物入れが由来で、いわばコスメポーチのようなもの。最近は好みの布で手作りする花嫁も。
懐剣(かいけん)
武家の女性たちが懐に入れて持ち歩いていた護身用の短刀で、飾り用として帯に挿す。嫁ぐ花嫁が、自分で自分の身を守れるように身に着けたという風習に由来。
末広(すえひろ)
扇子のこと。広げたときの形に「末広がりに幸せが訪れますように」という願いを込めた、縁起物。持つだけで、広げてあおぐようなことはしないのがマナー。
伊達襟(だてえり)
着物と一体化しているタイプと着物の襟に挟み込むタイプがある。色などが異なる何枚かを重ねてコーデのアクセントとすることも。
半襟(はんえり)
長襦袢の襟に縫い付けて、襟が汚れるのを防ぐのが本来の目的。最近は色柄や素材で遊ぶなど、顔周りを華やかに見せつつコーデを楽しむための小物の一つとなっている。
帯(おび)
打ち掛けではちら見えする程度でも、引き振り袖だとコーデの大きなポイントになる。バックスタイルのアクセントになるので結び方にもこだわって。
帯揚げ(おびあげ)
帯の形を保つために欠かせないアイテム。帯枕とセットで使い、胸の下で挟んで帯の内側に押し込む。
帯締め(おびじめ)
帯を固定するためのひものようなもの。背面から回して帯の正面できゅっと結ぶ。花嫁和装では、綿の入った丸ぐけタイプが主流。
抱え帯(かかえおび)
帯の下に結び、帯を抱えるようにして固定させるためのアイテム。帯周りのアイテムは、同色で揃えたりあえて変えたりと、自由に楽しんで。
和装の選び方・決め方
着慣れない上に花嫁だけの特別な和装となると、どうやって選べばいいか分からないもの。運命の一着を見つけるためには、色や柄はもちろん、「こうなりたい」の雰囲気や着るシーンも考えておくのが正解!
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