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#4 僕はママのゆるいところが好き

フリーランスの特権。
平日の休日。

久々急ぎの仕事がなく、朝から掃除やら読書やら請求書の整理やらやっていて、遅めのお昼は買い物がてらマックでテイクアウト。
 
ちょうど息子が学校から帰ってきて「ママ、マック食べたでしょ?」でっかい声でうらやましがられ、マックポテトを「ありがとう」って言いながら食べる息子に「今日はだらだらデーなの。ごめんねー」なんて言いつつソファにゴロンしたら

意外な息子の言葉


 「いいと思うよ!ママ仕事の会議の時、声も顔も変わるから。人が変わるから今の方がいい、ダラダラデーの方がいいよ!!」
 
マック食べれるから褒めてくれたの?。。。
 と思いながらほっこりした気持ちでまさに今ソファーでごろごろしながらこの記事を書いているわけですが
 
子供っていうのはほんとに自分の知らない間に成長しているなーって思う事と、よく親の表情を見ているんだなーって感じます。
 
共働きが当たり前になった現代で子供達はどんな母親像を抱いているんだろうって思います。
 

私の母親

私の母は専業主婦で
父は昭和の典型的な頑固オヤジでした。
今はだいぶ丸くなって母のやりたいことを受け止めていますが当時は母は働きたいという思いも、父に許しを得ることができないためだいぶ苦しんだんだと思います。
 
なので「子供たちが20歳になったらお母さんは離婚する」そんなふうに言われた事もあったことを記憶しています。そして弟が20歳を過ぎた時に家族会議が開かれ、「お母さんはこれからは自分のやりたいことをやって生きるから」と宣言されたこともありました。
 

子供ながらに思っていたこと

私が母に将来離婚したいと言われた時は「私たち(3兄弟)のせいにしないで、離婚したいならすればいいよ」です。

冷たい娘だなぁと思われるかもしれませんが、親の言葉って子供には刺さるんですよね。
 
冷静に整理すると
働きたいことを叶えられないのは、私たちがいるからではなくて配偶者が認めてくれないから
 
離婚したいのは
自分の希望を認めてくれない配偶者と一生を共にしたくないという思いがあるから
 
この2つだと思うんですけれども

それを女性の目線で(他の男兄弟がどう思ったか分かりませが)娘として思った事は

私は将来そうなりたくないなと思ったんです。

母が私たちのせいにしてやりたいことを諦めてるんだとしたら、私たちの将来よりも今、自分がやりたいことやったほうがいいよって思ったからです。

当時、まだ20代の両親。暴力的で頑固な昭和の親父を説得するのは、噴火した火山にコップ一杯のお水でで消化活動してるくらい、難しいことだっただろうとおもいます。
 
まぁ、今では喧嘩はするものの仲良く夫婦関係を続けていますので、あの頃も若気の至りであった20代の母が子供に弱音を吐いただけの些細なことだったかも知れません。けれどその時の母の泣き顔を私は忘れないと思います。

20歳で母になるという勇気も私にはなかったですし、今では地域のこども支援や町内会の会長をなどボランディアで先頭に立って活動している母の姿は逞しく、尊敬するばかりです。今の時代に母が夢を追っていたら、私を産んでいなかったかもしれないなぁとも思ったりもします。

それからというもの、私はどんどん気が強くなり、父に反抗し、男性に負けないように働くことへの意識は人一倍強かった気がします。それもあってか離婚を経験し、1人で生きる強さは身についたかも知れません(笑)

自分の意志を貫き、一人になった母の背中を見た息子からしたら、たまにはのんびりするママが好きと思う気持ちがよくわかります。

一生懸命頑張るママ

一生懸命頑張るママもきっと好きでいてくれるだろうけど、ゆっくり自分を癒すママも子供にとっては愛おしく映るのかも知れません。

たまには、こーゆーどんなママが好きか??を子供と話してみたりすると新しい発見があってお互いがほっこり、そして更に愛しい気持ちが湧いてくる幸せな時間になります。

っていうお話でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます!
 
 

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