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引っ越しノウハウ完全版

はいどうもーうっくんでーす。
この度、2年ぶり10回目の引っ越しすることにになりました。(学生時代の留学とか、そういう引っ越しとかも含めて)

今の嫁と同棲し始めてからすでに4軒目になるのでかなり多い方だと思います。

まあまあノウハウが溜まってきたので、共有します。参考にしてみてください。

なぜ引っ越しをするのか

哲学的な問いかけになりましたが、引っ越しばっかりしてると「お金がもったいない」とか思われがちなのですが、僕は比較的ポジティブに捉えています。

その理由は、「身軽でフレキシブルなライフスタイルは人生を豊かにする」と考えているからです。人生、結構長いです。70年とか80年とかあります。その中でさまざまなライフステージがあって、学生だったり、就職したり、結婚したり、子供できたり…etc. 当然、その中で「場所」というのは変遷するわけで、ずっと一箇所ではないと思います。

それなのに、引っ越し=もったいないと考えてしまうと、自分で場所という縛りを作ってしまうので、人生が自動的にハードモードになってしまうと思います。

それなら思い切って、状況に合わせていつでも引っ越しできるようにしておこう、と考えておけば転職だったり、海外移住だったり取れる選択肢の幅が広がりますよね

とは言ってもめんどくさい「引っ越し」

そうは言っても、引っ越し、はっきり言ってめんどくさいです。僕も結構コレクター気質があったり、趣味が多いのでモノがたくさんあります…。

めんどくさいはめんどくさいんですが、引っ越し=善と考えているので、「まあ2年ぐらい住んだしもう少しいいところに行こうか」というモチベーションが生まれてきます。

というわけで前置きが長くなりましたが、皆さんの「引っ越し」のハードルを少しでも下げるために、ノウハウ共有するので、よろしくお願いします!(気に入ったら投げ銭してください!)

奥義その1「一斉見積もりサイトは絶対に使うな!」

まず、引っ越し初心者の皆さんが陥りがちなミスとして最も頻繁に起こるのがこれです。

「引っ越し」で検索すると間違いなくトップヒットしますし、大量のグーグル検索連動広告が出るので「とりあえずやってみるか」と思いがちになります。

しかしこれは罠です。

**無限に電話がかかってくる! **

こう言ったサイトに登録した瞬間に、数十もの業者から一斉に電話がかかってきます。
ユーザーとしては、メールを見て見積もり金額によって数社しぼってから決めるかー、と気軽に考えてしまいますよね。
業者から見れば、カモがネギを背負ってきた状態なので、なにがなんでも最速でリーチしなければいけません。そのため、こっちはウェブから申し込んでるのに、電話をかけてくると言った不可解なユーザーエクスペリエンスが発生してしまっています。

奥義その2「最初から狙いを数社に絞って交渉せよ!」

というわけで、一斉見積もりサイトは避けてください。じゃあどうするか。最初から自分で数社絞ります。

とはいえ、引っ越し初心者の皆様は、どの業者に絞れば良いかわからないと思うので、教えてあげます!

奥義その3「業者二段階理論を学ぶべし」

引っ越し業者はざっくり分けで2種類あります。
1. ちゃんとしてるけど結構高い業者
2. ちゃんとしてないけど安い業者

2が必ずしも悪いわけではありません。あなたのニーズに合う方をまず選びましょう。

1が合う人はこういう人です。
- カップル、夫婦、家族で引っ越しを考えている
- 単身だが、ちゃんとしたマンションや新築なので、お金よりクオリティ重視
- とは言えぼったくられたくはないので、料金で比較したい

2が合う人はこういう人
- 学生、単身での引っ越し
- とにかく節約
- 高級マンションに行くわけじゃないし、特別高価なものを運ぶでもないので、まあまあ適当でもいい

奥義その3「クオリティ重視の業者の選び方」

クオリティ重視の場合は比較的簡単です。
有名なところに頼みましょう。アート、サカイ、アリさん。
この中だとアートさんが一番高くて、一番ちゃんとしているというイメージです。一方、サカイさんは若干安売りイメージ。とはいえ大手なのでいい加減ということはないと思っていいです。

奥義その4「やすさ重視の選び方」

安さ重視の場合は、「そんなん聞いたことないんだが…」っていう業者から選ぶことになるので少し難しいです。

僕がお世話になった2つの業者を紹介しておきます。
隆星引越さんと、スタームービンクさんです。どちらも似たような名前ですが、とにかく安さをウリにしている会社です。

とにかく安い(単身引っ越しで1.5万等)ですが、大手と比べてやっぱり質は劣るなという部分があります。そこもこれから解説します。

奥義その5「安い業者のデメリットを把握せよ」

デメリット1. 時間の指定が無理
安い業者は効率よく複数回って収益化しているので、時間の柔軟性がありません。だいたい前日とかに「明日16時に行きます」みたいな連絡が来たりします。16時だと、移動距離にもよりますが、深夜に食い込むこともあるので、そういう余裕を持てるか、判断しましょう。

デメリット2. 作業員が少ない
当然、安い業者は人件費を節約しているので、作業員が少ないです。大手はトレーニングを受けた「社員」の方が3人で来たりするのに対して、安いところは社員1人+バイトみたいなことがあります。
僕のケースで笑ったのは、バイトが女子高生だった時です。女子高生、重い物運べないので、おっちゃんが1人で冷蔵庫とか運んでいました。1人で運ぶと当然落としたり、壁にぶつけたりするリスクも上がるのでちょっとヒヤヒヤしました。大ごとにはなりませんでしたが。

デメリット3. 養生がない

安い業者は養生(ビニールなどで、壁や床、マンション共有部を保護すること)をしないところがあります。
最悪の場合マンションのオーナーに怒られて弁償させられることもなくはないと思うので、事前に確認しましょう。(もしくはリスク承知で…)

とはいえ単身だと、こう言った業者は1.5万ぐらいで行けるのに対し、大手だと3〜5万ぐらい見積もってくると思います。多少の交渉は可能かもしれませんが、無名業者より安くなることはないでしょう。

奥義その5「交渉術を会得せよ!」

だいたい業者を2,3決めたら、交渉の準備です。

交渉は実際に会わずにメールや電話で行うこともありますが(特に安い業者)が、大手の場合しっかりと家まで来て荷物の数などをチェックした上で見積もりを出すので、電話メールだけで完結しません。

交渉術その1「他の業者の金額を悟られるな!」

交渉するとよく聞かれるのが、「いくつかもう見積もり取られました?」という質問。絶対に「いや、まだです。」と答えましょう。
「はい」というと必ず「いくらでした?」と来るので、交渉が不利になります。

交渉術その2「最終着地額をイメージしろ!」

いくらだったら嬉しいな、という金額はなんとなくイメージしておいてください。自分で着地額が決まってないと、交渉のしようがないからです。まずは最初の業者を見てそのイメージを掴むのもありです。

交渉術その3「その場で絶対に決めるな!」

どんな交渉の場面でも起こるのが「今ならこの金額まで下げれます。」という落とし文句。
これは嘘なので絶対に引っかからないようにしてください。業者の面目もあるので、嘘と言い切るのはアレですが、まあ嘘だと思っていいです。
だいたい理由として、「この時期すぐ埋まっちゃうので、後から言われてももう無理な場合が多いです」というもの。埋まったらしょうがないので、「そんなもん知るか」と思っておいてください。他の業者に頼めばいいだけのことです。

交渉術その4「自分に決裁権がないと見せかけるテクニック」

相手もプロなので、「今決めてください」と引き下がってくることがあります。そういう場合は「いや、親にお金出してもらうので今は決めれない」とか「嫁が最終的に決めるので、見積もりだけお願いします」とか言えば乗り切れる場合が多いです。

交渉術その5「自分で運ぶという選択肢!」

今回実際に僕が使ったテクニックなのですが、業者や引っ越しの規模によっては無駄にでかいトラックを使って料金を上げようとしてくることがあります。
そのような場合、「(小さいトラックに)乗る分だけで結構です」ということにして自分の車(SUVやミニバンなら結構な数の段ボールが積載できる)で運んでしまえば、トラックのサイズを下げて安くすることもできると思います。
マイカーがなくても、「タイムズカープラス」などのカーシェアを使ってる方は、安い夜間料金を使えば、距離にもよりますが3000円ぐらいで往復できちゃう可能性もあります。学生さんはカーシェアの基本使用料が無料なので、こういった選択肢もおススメです。
今回僕の場合は、前日にある程度運んでしまって、引っ越し当日にももう一回マイカーで運ぶことができるのでダンボール箱は大方自分で運べちゃうと思います。

以上となります!

次回は「荷造りの極意!」で会いましょう(適当)

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