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【比較】元キャリア店長が教える!iPhoneとAndroidはどっちがいい?


  • 「iPhoneとAndroidって何が違うの?」

  • 「利用している機種は自分に合っているのかな?」

そんなふうに考える方は多いでしょう。

「iPhoneとAndroidどちらがいいの?」筆者自身、携帯ショップに来店されるお客さんに聞かれることが多々ありました。

iPhoneとAndroidどちらもメリット・デメリットがあり、どちらを利用するべきかはご自身の利用頻度や利用用途によって異なります。一概にどちらが優れているのかを判断することは難しいのです。この記事ではそれぞれの違いやメリット、どんな方が向いているのか紹介します。


【徹底比較】iPhoneとAndroidの違いとは?

「そもそもiPhoneとAndroidは何が違うんだろう?」このような疑問を持っている方は多いでしょう。

まず、iPhoneとAndroidそれぞれの違いをおおまかに下表にまとめました。

これらの前提知識を押さえた上で、各項目について以下でより詳しく見ていきましょう。

①OS

そもそもOSとは、「オペレーティングシステム(OperatingSystem)」の略で、スマホの操作やアプリを利用するための土台となる「基本ソフトウェア」のことです。スマホ全体の管理や制御機能があり、利用者が簡単に操作できる重要な役割があります。

iPhoneのOS
iPhoneは、「iOS」が搭載されており、Apple社が提供しています。

AndroidのOS
Androidは、「Android OS」が搭載されており、Google社が提供しています。

②取扱メーカー

iPhoneとAndroidは取扱メーカーに違いがあります。iPhoneはApple社のみが取扱しているのに対して、Androidは様々な会社が取扱をしています。

iPhone
Apple社がソフトウェア(OS)の開発・提供、本体の製造を全て行なっています。

Android
Google社がソフトウェア(OS)の開発・提供を行ない、本体の製造は様々な会社が行なっています。代表的な機種は「SONY・Xperia」「SHARP・AQUOS」「Samsung・Galaxy」です。最近はGoogle社が製造を行なった「Pixel」が人気を集めています。

③価格帯

iPhoneとAndroidは価格帯も異なります。
iPhoneは10万円以上の機種が多いのに対して、Androidは幅広い金額で発売されています。

iPhoneの価格帯
iPhoneの多くは10万円以上の機種で、2023年に発表されたiPhone15シリーズも約13万円です。iPhone SEシリーズは比較的安価ですが、7万円以上です。

Androidの価格帯
様々なメーカーから機種が発売されているため、性能も価格も様々です。同じAndroidでも2万円で購入できる機種から、10万円以上の機種まで発売されています。

④操作性

同じスマホでもiPhoneとAndroidでは操作性が異なります。
iPhoneは直感的な操作ができるのに対して、Androidはメーカーによって様々です。

iPhoneの操作性
iPhoneは、どの世代のiPhoneでも操作方法が変わらない特徴があります。一度覚えれば覚え直す必要がありません。操作もシンプルで、説明書がなくても直感的に利用ができます。

Androidの操作性
機種やメーカーによって利用方法、操作方法が異なるAndroidは、新しい機種に変更した際、操作に迷ってしまう方が多いでしょう。機能や利用方法が自身でカスタマイズできるため、自由度が高い反面、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。

⑤セキュリティ

iPhoneはセキュリティが高いといわれています。一方で、Androidはそのままの利用では懸念点があります。

iPhoneのセキュリティ
iPhoneで利用できるアプリは、Apple社の厳しい審査をクリアしているため、セキュリティに優れています。品質・安全性が高いのが特徴です。

Androidのセキュリティ
Androidで利用できるアプリは、セキュリティ面で懸念されるものが多数あります。問題があるアプリは、Google社で削除されていますが、Apple社の審査よりも比較的安易なので、セキュリティ面ではiPhoneに劣るといえるでしょう。自身でセキュリティコンテンツをインストールされている方が多いです。


iPhoneのメリット

ここまでiPhone、Androidの違いを紹介しました。ここからはそれぞれの違いを踏まえてiPhoneのメリットを紹介します。どんな人がiPhoneに向いているのか解説もしますので、自身に当てはまるか考えてみましょう。

長く同じスマホを利用できる

Androidと比べて、iPhoneはソフトウェアのアップデート期間が長いです。2023年11月iOS17がリリースされましたが、2018年に発売されたiPhone XRもアップデートが可能です。

iPhoneは端末本体とOSの両方をAppleが開発しているので、過去の機種でもすぐにアップデート対応ができます。古い機種はやがてサポート対象外になりますが、Androidに比べて長く利用しやすいです。

「何度も買い替えるのは嫌だ」「新しいものにそこまで興味がなく長く愛用したい」このような方にはiPhoneが向いています。

iPhone利用者が多い

日本ではiPhoneのシェア率が約6割と言われています。筆者の知人もiPhoneを利用している人が多いです。利用者が多いということは、利用方法がわからないときに聞けるメリットがあります。
お店に来るお客さんも、ガラケーから初めてのスマホをiPhoneにする方が多く、その理由は、「家族がiPhoneを使っているから」でした。また、充電器の共有もできます。

「この操作はどうしたらいいんだろう」「お店に聞きに行くのはめんどくさい」そんな方は家族や友人に気軽に聞くことができるiPhoneが向いています。

ケースやアクセサリーが豊富

日本はiPhone利用者が多く、iPhone用のケースやフィルムなどのアクセサリーの種類が豊富です。量販店などで陳列されているものはAndroidよりiPhoneの方が多く、利用者の選択肢が広がっています。

好きなブランドや、キャラクターのスマホケースを見つけても、iPhoneのサイズしかなかった経験をされた方もいるでしょう。iPhoneであれば色々なデザインのケースを気軽に購入
できます。

「いろんな種類のケースが欲しい」「たくさんの種類の中から選びたい」そんな方は、たくさんのアクセサリーが選べるiPhoneが向いています。

Androidのメリット

次にAndroidのメリットを紹介します。iPhone同様、どんな人が向いているのか解説も加えながら記述します。

本体が安く手に入る

Androidは様々な機種から選べます。そのため機種の金額も様々です。2万円〜10万円を超えるものまで、自身の利用用途に合わせて選択可能です。iPhoneは高くて買えなくても、Androidなら同じようなスペックの機種が数万円安く購入することもできます。

「電話・メール・LINEができればいい」「高性能な機種を使いこなす自信はないな」「コスパのいい機種が欲しい」そんな方には、比較的安く手に入れることができるAndroidが向いています。

microSDカードが挿入できる

AndroidはmicroSDカードを挿入できる機種が多くあります。本体の容量が少なくても、microSDカードを挿入することで、写真や動画の保存容量を簡単に増やせます。

たくさんのデータを入れたい方や、写真や動画をたくさん撮る方にとって、便利です。また、スマホ本体の故障で画面操作ができなくなってしまった時も、microSDカードがあればデータの復元が可能です。

「写真や動画をたくさん撮りたい」「外部媒体にデータ保存をしたい」「クラウドデータだと不安」そんな方には、microSDカードが挿入できるAndroidが向いています。

子どもが利用できる

本体の金額が2万円台のものがあるので、子どもに利用させるのに最適です。初めて子どもにスマホを持たせる時に、故障や紛失について、不安になる方も多いでしょう。そんな方に安価な機種が多いAndroidがおすすめです。また、様々な機種があるので、機種のスペックや、大きさ・重さなど子どもに合わせて選択ができます。

「子どもにスマホを利用させたいけど、故障や紛失が心配」「子どもに合ったスマホが欲しい」そんな方には様々な機種から選択できるAndroidが向いています。

iPhoneとAndroidどちらもいい!


iPhoneとAndroidの違いやそれぞれのメリットについて紹介しました。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、どちらがいいと断言はできませんが、それぞれに向いている方の特徴は下記の通りです。

iPhoneに向いている方

  • セキュリティの高いスマホが欲しい

  • 長く同じスマホを利用したい

  • 周りに持っている方が多い

  • ケースやアクセサリーを選びたい

Androidに向いている方

  • 本体を安く手に入れたい

  • micro SDカードを挿入できて安心

  • 子どもに持たせてあげたい

スマホを選ぶ際には、ご自身がどんな利用用途が多いのか、何を重要視するかによって選択しましょう。


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