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【ノンデザイナーズ・デザインブック】Part1 デザインの原則

Chapter1 イントロダクション

良いデザインのステップ
1.原則を学ぶ
2.原則を利用していない時にその事に気づく
3.原則を適用する

4つの基本原則
コントラスト
反復
整列
近接

Chapter2 近接

近接の原則
関連する項目をまとめてグループ化する

・近接は関係があることを意味する
・知覚的に関連する要素は視覚的にも関連させる

近接のまとめ
・近接の基本的な目的は組織化
・視線が止まった数を数えることで実現する

避けること
・ページ上に個別の要素を作りすぎない
・下位区分を除いて要素間に均等の空白を作らない
・異なる性質の要素間に関連を作らない
・ただ空いているというだけで隅や中央に何かを貼り付けない

Chapter3 整列

整列の原則
ページ上の全ての要素を意識的に配置する
ページ上の全項目を何か他のものと視覚的に関連させる

整列の注意点
・中央揃えは特に明確な意図をもって意識的に使う必要がある

・基本的にはページ上の文字揃えは一種類に限定する

・複数の文字揃えを使う時は何らかの方法でそれらを整列させる

・いくつかの項目をページ上に配置する時は、
どの項目も他の項目と視覚的に整列させる

・時には整列を全く無視してしまう事も可能だが
ルールを破るためにはルールを覚える必要がある

整列のまとめ
・整列の基本的な目的はページの一体化と組織化
・意識的に要素を配置する事で実現する

避けること
・同じページで2種類以上の文字揃えを用いない
・中央揃えにするクセをやめる
・中央揃えを使うなら意識的に使う

04 反復

反復の原則
デザイン上の何かの特徴を作品全体を通して繰り返す

反復のまとめ
・反復の基本的な目的は一体化と視覚的な面白さを加えること
・すでに存在している一貫性をもう一歩進める事で実現する

避けること
・うるさく強迫的に感じるほどに反復させない

05 コントラスト

コントラストの原則
読者の目をページに引き込むために
作品のさまざまな要素にコントラストをつける

コントラストの注意点
・中途半端にコントラストをつけると衝突が発生する

コントラストのまとめ
・コントラストの基本的な目的は
ページに面白みを作り出すこと、情報の組織化を支援すること
・書体、線の太さ、色、形、サイズ、余白などの選択で実現する

避けること
・中途半端にコントラストを付けようとしない

06 4つのデザイン原則の復習

4つのデザイン原則の復習のまとめ
・プロのデザイナーは常に他人のアイディアを盗んで吸収している
・元のチラシやテンプレートを応用することで変化して自分のものになる
・気を楽にして!デザインのあれこれを深刻に考えすぎないように楽しむ

07 カラーを使ったデザイン

カラーホイール(色相環)
「補色」「プライマリートライアド」「セカンダリートライアド」
「スプリットコンプリメントトライアド」「類似色」

シェード:ヒューに黒を加えたもの
チント:ヒューに白を加えたもの

単色的な組み合わせ
シェードとチントの組み合わせ

トーンに注意

暖色、寒色、突出色、後退色

CMYK、RGB

08 おまけのチップス&トリック

パッケージを作る

名刺のチップス
telephone、email、web addressなどは
書かなくても分かるので省く

フォーマット
横長、縦長を選択する

活字のサイズ
7~9pt

便箋や封筒と一貫するイメージを作る

レターヘッドと封筒のチップス
名刺と同時にデザインする

日本の標準サイズ
120mm×325mm(長形3号)

焦点を作る(一つの要素が支配的になるようにする)

レターセットでは整列は一種類にする

セカンドページには先頭ページに使った
小さな要素を一つ見つけてそれだけをセカンドページに使う

ファックス機やコピー機にかける可能性があるなら
暗い色の紙や斑点模様入りの紙は使わない

チラシのチップス
強い焦点とコントラストを使って情報を組織化し
読者の視線をページ全体を通して導く

大きくて面白くて強いものを何か一つ
ページ上に配置して焦点を作る

小見出しでコントラストを付ける

本文で反復の効果を活用する

整列法を一種類に限定する

ニュースレターのチップス
整列

段落のインデント

HelveticaやArialは禁止

本文は読みやすく

パンフレットのチップス
コントラスト

反復

整列

近接

ハガキのチップス
明確で確固とした目的を持って特定の市場に向けてアピールする

クリエイティブな技法で関心を掴む

コントラスト

四隅に何かを貼り付けない

広告のチップス
コントラスト

書体の選択

白抜き文字

履歴書のチップス
コントラスト

反復

整列

近接

デザインをメディアに合わせる

日本語によるデザインサンプル

カフェメニュー
名刺
フライヤー
ウェブ(メニュー)
ウェブ(申し込みフォーム)
ウェブ(画像と見出しボタン)

日本語によるデザインサンプルのまとめ
日本語は縦にも横にも読む事を想定して作られているので
行間はアルファベットよりも1.2倍程度に若干広めに設定する

書籍情報

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