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【独立初期の資金繰りの仕方】貧乏状態を解決する方法とは?

こんにちは、WEBMARKSの鈴木晋介です。

WEBMARKSでは、企業のWeb担当者として活躍できる「Webマーケター」を育成するスクールを運営しています。

会社を辞めて独立した人の多くが、最初から収入源を確保できているわけではないと思います。そうなると、フリーランスとして安定的な収入を得られるようになるまで、資金繰りをどうするのかという問題に直面すると思います。

そこで今回は、会社を辞めて独立を決めた際にまず初めにどのように資金繰りを行うのかについて、つまり独立初期の貧乏状態を乗り越えるための3つの方法を紹介していこうと思います。


1.方法① 失業保険

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まず最初に利用できるものとして、失業保険があります。

ただし、退職前に雇用保険に加入していたことが条件であったり、失業の理由が会社都合なのか自己都合なのかによっても給付制限が変わったりするため、申請の際はきちんと調べることが必要です。

失業保険の審査に合格すると、3か月ぐらいの期間、月20万円ほど受給することができます。手続きや会社の都合、退職した時期にもよりますが、だいたい3か月で50万円ほど受け取ることができます。

しかし、3か月という短期間でフリーランスとして安定的な収入を得ることができるようになるのは、なかなか厳しいというのが現状です。

2.方法② 国の職業訓練学校

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失業保険が受けられる3か月の期間が終わってしまった後、次に利用できるものとして、国が各県のハローワークなどで行っている、職業訓練という制度があります。

職業訓練とは、キャリアアップのために必要な知識やスキルを身につけるための公的な就職支援制度のことです。さらに職業訓練中は、生活費として、金銭的な支援を受けることができます。

転職起業フリーランスとして独立、などといった目的でも受けることができ、私自身も実際に利用した制度です。

しかし、これは採用されるのに約1~3倍の倍率に受かる必要があるため、あまり独立を主張しすぎると採用に落ちる可能性もあるため、私は一応就職という名目で申し込みをしました。

職業訓練学校には様々なコースがあるのですが、中にはJavaコースやアプリコースなど、Web政策コースプログラミングスクールもあります。普通の学校と同じように、平日9時から15時まで通うものとなります。

支援金としては、月に約20万円受け取ることができます。このようなWeb政策コースは人気なコースのため、倍率は高くなっていて、私が受けた時で約3倍でした。

受ける人の年代は様々で、40代や50代の人もいますが、若い人の方が転職に有利ということもあり、40代、50代に比べると20代や30代前半の方が倍率は低くなっています。

期間はコースによって変わってくるのですが、Webコースだと半年や3か月のものが多くなります。なので、失業保険の3か月が終わった後、この職業訓練を活用すれば、3か月(コースによっては6か月または9か月)、月に約20万円受け取りながら生活できるということになります。

この期間に、Webサイトを立ち上げたり、マーケティングの勉強をしたりしながら、小さい案件から少しづつ自分でフリーランスとして仕事を取っていきます

こうして6か月経つと、かなりできることも増え、様々な仕事を受けることができるようになるため、安定的にフリーランスとして働けるようになると思います。

3.方法③ 地域おこし協力隊

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3つ目の方法として、地域おこし協力隊というものがあります。これは、総務省が各県で行っているもので、様々な問題を抱えている各地域に人材を送るというプロジェクトです。

1年間の期間から募集されており、1年ごとに更新していき最大で3年間地域おこし協力隊として仕事をすることができます。その期間は毎年400万円の収入を受け取ることができます。

農業、工業、水産などといった様々な種類職があり、各自治体からその地域の課題に取り組める人材が募集されています。

募集は年中行われていて、常に多くの募集があるので、倍率なども気にせず応募できるものになっています。各自治体によって働き方は様々で、リモートでOKという自治体もあれば、毎日市役所に通ってくださいという自治体もあります。

市役所に毎日通うなどはかなり忙しくはなりますが、その期間は生活の保障もされるため、フリーランスとして最初に仕事を探す期間に充てるというのはありだと思います。

さらに、配偶者がいる人であれば、夫婦で一緒に地域おこし協力隊として働くことができるため、収入も2倍になり、生活がかなり楽になります。

このようにして、1年から3年の期間、地域おこし協力隊として働き、収入を確保しつつ、少しづつフリーランスとして働く土台を作っていくという方法もあります。


最後までご覧いただきありがとうございます。

フリーランスに興味があっても、実際に会社を辞めてフリーランスとして働くということは、勇気のいることだと思います。しかし、今回紹介したように、独立初期の貧乏状態を解決する方法は、様々なものがあるということを知っていただきたいです。

そして、独立を迷っている人の選択肢を増やすことができたらと思います。


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