shopifyで特定ユーザーからのアクセスブロックする方法
比較的売上規模が大きかったり、知名度が高いブランドのECサイトになると、何が目的なのかわかりませんが、迷惑行為を繰り返すお客様がまれに現れますよね。（私の経験上）
※あまりに酷い場合は威力業務妨害罪にあたるのかな？
もし心当たりのあるお客様をお持ちのECサイトさんはぜひこの記事を参考に対策してみてください。
今回の記事はこんな方に役立つと思います。
-キャンセルを繰り返すいたずら注文をするお客様がいる
-1日に何度もメールしてくるお客様がいて困ている（セクハラ的な場合も）
1. ECサイトに対する迷惑行為ってどんな行為？
こんなお客様いませんか？
銀行振込で何度も注文して入金をまったくしない
在庫限りの商品の場合はキャンセル処理するまでは在庫が戻らないので、他のお客様への販売機会を失うことになります。
代引き決済で受け取り拒否をされる
何度か受取拒否されるとECサイト側もそもそも出荷しないようになると思うのですが、こちらも同様にキャンセル処理するまで在庫が戻らないので、他のお客様への販売機会を失うことになります。
１日に何度も問合せしてくる
こういったお客様はブラックリストにいれて、そもそも対応しないようにすると思うのですが、お客様対応をされる現場の方はメールを見るだけでもストレスになるはずです。
こういったお客様に心当たりがある、というECサイト事業者さんは特定ユーザーからのアクセスブロックするアプリの導入をおすすめします！
2. Wholesale Lock Managerを使ってアクセスブロックする
さて本題にはいります。「Wholesale Lock Manager」というアプリを使って特定ユーザーからのアクセスをブロックすることができます。
月6.99ドルの有料アプリですが、8日間は無料で使えるようになっています。
①設定名称を作成する
英語のアプリですが日本語で入力しても問題なく動作しました。
②アクセスブロックする対象を設定する
お客様のメールアドレスでアクセスブロックすることができるほか（ただしcontains-含むなので注意！）、お客様につけたタグで設定することも可能です。
※タグは英語でつけた方が良いです。
③対象ユーザーのアクセス可・不可を選択する
今回はアクセスブロックしたいので、"Cannot Access"を選択します。
④アクセスブロックする対象ページを設定する
商品・コレクション・サイト全体・ページ・URLでブロックしたいページを設定することができます。
今回は、そもそもサイトにアクセスしてほしくないので、サイト全体のアクセスブロックを設定するので"Whole Website"を選択します。
⑤アクセスブロックした後に表示するリダイレクトページを選択する
ログインページ・特定のページ・特定のURLからの選択肢が表示されますが、④で"Whole Website（サイト全体）"を選択しているので、特定のページを選択することはできません。
ログインページを選択した場合は、ログインもできなくなるのでこんな表示になります。
特定のURLを選択した場合は、外部URLを設定することもできます。
アクセスすると自動的に設定したURLに切り替わります。
⑥例外URLを設定
このページだけは表示させたい、というURLがあればここでURLを追加します。
以上で設定完了です。
3. Wholesale Lock Managerはロイヤリティ向上のためのアプリでもある
Wholesale Lock Managerは特定ユーザーからのブロックだけでなく、例えばVIP会員の方だけに特定の商品ページを閲覧できるようにする、といったこともできます。
このように会員のロイヤリティを高めることにも活用できるアプリです。
4. Wholesale Lock Manager以外で特定のユーザーをブロックはできないの？
こちらのアプリでもユーザーのアクセスを制御することができるようですので、制御したい内容に合わせてアプリを選んでみてください。
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いかがでしたか？
ECサイトであれメディサイトであれ、成果を上げることに目が行きがちですが、通常サイトの規模が大きくなるにつれて、運用側の負担も大きくなります。
運用側にもしっかりと目をむけてサイトを拡大していきましょう！
ご覧になった方のお役に立てば幸いです。
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