今日からプロダクトマネージャー(PdM)と名乗ろう!〜Webディレ健診vol.4〜イベントレポ
Webディレクター、プロダクトマネージャーのみなさんこんにちは!
01/23(木)に、今日からプロダクトマネージャー(PdM)と名乗ろう!〜を開催しました。
今回は、初の”フリースペース” + ”お酒を緩く嗜みながら”の開催となりました。会場は、入り口まできたら「やっぱり、帰ろうかな。。」と誰もが思う、非常に入りにくい場所でした(失敗w)。
そんな中、来てくれた方々本当にありがとうございました!
Webディレ健診について
今回実施した、Webディレクター向けのスキル棚卸し&これからの生存戦略を考える勉強会については、connpassをご覧ください。
--ここからイベントレポです⬇︎⬇︎⬇︎--
今回のテーマは「今日からプロダクトマネージャー(PdM)と名乗ろう!」でした。
最近よく耳にする「プロダクトマネージャー(PdM)」といった職種ですが、「プロジェクトマネージャー(PM)」や「Webディレクター」「Webプロデューサー」といった職種の方が馴染みがある方が多いかもしれません。
言い方だけの違いでしょ!自分のやっている事は明確だからあんまり関係ない!と思っている人も「明日から名乗ってみようかな」と思ってもらえるような内容でした。
プロダクトマネージャー(PdM)とは?を解説
プロダクトマネージャーとは①
他のモノとの間に立って、とても概念的なコトと、とても具体的なコトとの間に橋を架ける
プロダクトマネージャーとは②
事業戦略に基づくプロダクトビジョンを描き、実現するための戦略、ロードマップを策定し、プロダクト開発チームを巻き込みながら実行する
プロダクトマネージャーとは③
プロダクト開発において、エンジニアとデザイナーが担当する業務を除き、全ての業務を行う何でも屋
上記のどれも「プロダクトマネージャー」の定義であり、誰にでも当てはまる回答は存在しません。ちょっと分かりにくいので、プロジェクトマネージャーと比較すると違いがちょっと分かりやすいかもしれません。
プロジェクトだけではなく、プロダクトを管理すること。
そして、プロダクトマネジメント・トライアングルの全ての領域を健全に機能させる責任を持つこと。
本編では、さらにフェーズによっての役割の違いや、必要なマインドセットにも触れましたが、詳しく知りたい方は、是非、勉強会にきて話をしてみたください。
LT① 竹村 淳さん「プロダクトマネージャーへ転職して感じたこと」
転職をきっかけに、Webディレクターからプロダクトマネージャーに転身された竹村さん。プロダクトマネージャーとして求らる期待値の高さ、広がった担当範囲、視野の広さを楽しめているといった、実体験を元にお話頂きました。
LT②金井 祐樹さん「プロだクトマネージャーだと思って見たら」
私の話ですw
現在働いている会社には、プロダクトマネージャーといった職種はありませんが、プロジェクトの成功ではなく、その先を目標にしてみたらプロダクトマネージャーの領域に踏み込んでたんじゃない!?といった話でした。
プロダクトマネージャーとWebディレクターの違いを知るワーク
▼ワークの流れは
1)自分が担当している(担当していた)業務を書き出す
2)WEBディレクターの担当範囲なのか、プロダクトマネージャーの担当範囲なのか、もしくは、その重なる部分にあるのかを自分の感覚ベースで張り出す
3)張り出された業務を俯瞰的にみんなでコメントする
4)プロダクトマネージャーの担当だと思う業務を書き出す
5)2の作業を同様に行う
6)3の作業を同様に行う
張り出した結果はこちら↓↓↓
◆Webディレクターの担当範囲
コーディングレビュー、WEB広告、EFO、LPO、開発スケジュール管理、品質管理、WEBスクレイピング、デザインラフ、ライター管理、要件定義、SEO、WBS作成、バナー作成、サーバー管理、、
◆Webディレクター&プロダクトマネージャーの担当範囲(重なる部分)
サイト設計、CRO、営業同行、広告効果測定、新商品企画、ベンダー調整、カスタマージャーニーマップ作成、KPIを考える、UXデザイン、チームビルディング、PL管理、、
◆プロダクトマネージャーの担当範囲
ユーザーインタビュー、アライアンス開拓、モチベーション管理、目標管理、人材採用、ベンダー選定、市場調査、予算管理、サービスを潰す、カスタマーサクセス、セールス、広報、めっちゃプロダクトを使う、ビジネスモデル設計、、
こちらは、今回のワークの中で感覚値で決めていったもので、賛否はあると思いますが、Webディレクターの業務範囲と、プロダクトマネージャーの業務範囲は本当に紙一重。見方の違いでも変わってくる。ただ、プロダクトマネージャーとしての視野を意識しないとそう見えてこないものでもあると思いました。
まとめ
◆プロダクトマネージャーとは?
明確な定義は存在しないが、「開発」「顧客」「ビジネス」からなるプロダクトマネジメント・トライアングルの全ての領域を健全に機能させる責任を持つこと
◆プロダクトマネージャーを語るハードルは?
求られるスキルは高く、範囲も広いが、すでにWEBディレクターの範囲を超えている人もいる。「プロダクトマネージャー」と公言することで、自身の市場価値向上に繋がる
◆プロダクトマネージャーとWebディレクターの違いは?
自分の担当業務を棚卸して見ると、意外と、プロダクトマネージャーの範囲に踏み込んでいる部分もある。また、考え方、視野を広げるだけで現在の働き方も変わるはず
ここまでお読み頂きありがとうございます。
プロダクトマネージャーって、難しそう、ハードルが高い、スキルが足りていないと思っている方も、まず、第一歩としは、「今日からプロダクトマネージャー(PdM)と名乗ろう!」から初めてみてはいかがでしょうか。
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