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年越しを新型コロナ宿泊療養施設で過ごしました。

本業がマンガ編集者なので、今回、この記事が何らかの作画資料になればと思っています!

①宿泊療養施設までの手続き

陽性となってから。
ホテル入所の基準や手続きに関することについて下記に問い合わせる。
03-5320-4255

ホテル入居日時が決まり、当日は専用の送迎タクシーで移動。

到着後、ホテル入口でセルフで血圧を測り、そのまま封筒記載の部屋番号に移動します。

②入室後やること。

ホテル入口で自分の名前が書かれた封筒が置いてあり、それを手に取り、封筒に書かれた部屋へそのまま移動。ここから7日間監禁となります。

③12月27日に入室し1月2日退室までの過ごし方。

基本的には朝6時半と夕方16時に体調管理のため、専用のシステム(LAVITA)に記入します。記入しないと室内電話に常駐スタッフから連絡が入ります。筆者も寝落ちして2回連絡ありました。怒られることはないですが必ず記入するよう求められます。

▼LAVITAの画面はこちら

④食事、アメニティー、ゴミ捨て時間が唯一楽しい時間。

スケジュールは①の写真資料に記載の通りなので、流れを説明します。
・館内放送で食事のアナウンスが入る
・フロアーに設置された弁当やアメニティーを受け取る。
・食事時間帯のみ廊下に出られるので、この時間に食事を済ませ、掃除やゴミ捨て、足りないアメニティーや水などを取りに行く。

▼アメニティーは結構充実していた。

▼12月31日は『年越しそば』が支給された!
筆者はカップ蕎麦を持参していたが嬉しかった。

※ちなみに、カップ味噌汁は数種類があるが、具沢山野菜味噌汁は人気があるようで、すぐに無くなってしまうため、ゲットできたら嬉しい一品です。

▼アメニティーと診察室はフロアー毎に完備されていました。

⑤宿泊療養施設内でのライフハック

とにかく暇です。ただ、映画などは無料で見られるのですが、内容には限りがあります。
Wi-Fiは飛んでいますが、少し弱いので、たまにリモート通話などしていると声や画像が飛びました。

楽しみは食事だけなので、運動不足になります。
そこで、体調回復した3日目以降は、フィットネスアプリを活用して毎日筋トレしました。

また、元気な男性はおそらく弁当がかなり物足りなく感じると思います。
筆者は、じゃがりこを持参して飢えをしのぎました。また、弁当に足すアイテムとして、お茶漬けやふりかけがあると良いですよ。

部屋はかなり乾燥していました。
バスルームはトイレと一体型です。風呂に湯を溜めて戸を開けっぱなしにすれば、加湿ができるなと思いきや、煙感知システムが作動してしまうので、それもできません。ということで、乾燥で唇がカッサカサになります。
リップや保湿クリームがあると良いですね。

また、常設の布団カバー、枕カバー、ベッドシーツは毛羽立ちが酷く、もろいので、寝相が悪くない人でも、だいたい破けてしまい、また、退室まで同じものを使わなければいけないため要注意です!

けして寝相は悪い方ではないのですが、7日間でこの有り様

とにかく暇なので、私のオススメは、運動後のバスタイムと、その後の洗濯タイムです!
事前に用意しておいた『バスソルト』と『洗剤』が一番重宝したアイテムでした!
部屋の乾燥を防ぐため、エアコンは極力使わなかったことと、年末年始で寒かったため、風呂は毎日3回足湯込みで浸かっていました。これが最高のリラクゼーションタイムでした!

また、洗濯は毎日していたので、結局、7日間で使用したタオルや服は以下。
・部屋着2着
・下着上下2着づつ
・靴下1枚(基本部屋では、持参したスリッパで過ごしたため)
・タオル1枚(常設のタオルが1枚あったため)

〈あったらよかったアイテム〉
・柔軟剤
・喉を潤す飴
・リップクリーム
・保湿剤

⑥退室

退室は前日の看護スタッフとの室内電話で行います。退室時刻は、1便(朝5:50〜6:00)と、2便(朝9:00〜9:15)から選択可能です。
筆者は最後のLAVITAへの入力と朝食を済ませてからゆっくり退室したかったので2便にしました。
退室当日は自己責任で部屋の清掃を済ませ、カーテンを閉めて1階エントランスへ。
カードキーやパルスオキシメーターを返却し退室しました。

最後は、卒業証書ばりに、スタッフさんから東京都の封筒に入った書類をいただき、長かった6泊7日が無事終了しました。

▼ちなみに、中身はこんな感じ。

⑦その他

入室前にエントランスでいただいた封筒の中に同封されていたその他の書類も掲載しておきます。

⑧最後に
ホテルの自室から撮影した初日の出です。
2023年は良い年になりますように!

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