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大阪ビックリバブルっす


 皆さん、こんにちは。やっと大阪出張が終わった木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 ちなみにタイトルは憂歌団のパロディな。

 いやー、出張は楽しいんだけれども。ええ。


 (´・Д・)」 歳なので、
 身体が付いてこない。


 ぶっちゃけ、ワタクシゃ昭和の人間なので、


 気合いと根性で
 何とか乗り切る。


 ってのは割と得意なんですよ。バリバリの文系ですが、イヤでも体育会系のノリに付き合わされてた世代なので、苦手だけど出来ない訳じゃない。
 苦手ってか、根性で乗り切る!ってのをやりたい訳じゃないけど、むしろ、


 (´・Д・)」才能が
 ないからこそ、
 根性でカバーする。


 それは今でも変わらなくて、普段から努力も怠って、才能の無さを痛感するからこそ、気合いと度胸と根性とでどうにかしてる訳です。
 ただし、体力があった若い頃と違って、


 (´°Д°)」反動が凄い。


 無理はするし、出来るが、その後が使い物にならん。
 特に、昼夜逆転とかになると元の生活へと戻すのに数日も必要だったり。
 そんな訳で今回の出張は昼夜逆転が約1週間続いたので、身体がガタガタです。

 
 という事で、今回はワタクシが制作に関わったクラフトコーラ、

 こちらを大阪万博記念公園で試飲販売会を開催しておりました。イエー。


 (´・Д・)」しかし。

 大阪はモノを売るのが難しい。

 コレはコーラの販売をするようになってわかった事だが、大阪は、



 (´°Д°)」財布の紐が硬い。


 マジで売れねえ。全然売れねえ。とにかく売れねえの。
 商品の出来には自信がある。で。ぶっちゃけ東京ではガンガン売れる。商品さえ良ければ売れる。コレが東京。
 だが、大阪は売れない。商品が良くても、


 (・∀・) 高いわぁ。


 って言われて買ってもらえない。
 正直、ワタクシは関西生まれの関西育ちなので、


 (´°皿°)」そんなんやから
 東京に勝てへんのやっ!!


 って思うぐらいに売れなくてショックを受けている。悲しい。同じ関西人として悲しいのである。
 例えば、コレは飲食店などにクラフトコーラの売り込みに行った際の反応で、東京も大阪も、


 「他に入れてる店はあるの?」


 って同じ質問が来るのだが、意味が180度違う。
 東京は、「他にやってる店がないなら、ウチがやる!」だが、大阪は「他にやってる店がぎょーさんあって、沢山売れてるならウチもやる!」なのである。


 東京は革新派で、大阪は保守派。
 大阪には開拓精神やチャレンジ精神がないのだ。


 別に「あたらしモン好き」である必要はないが、チャレンジ精神の足りなさは同じ関西人として非常に残念に思う。
 コレまで何度か大阪での試飲販売会を行って来たが、売行きの悪さは痛感している。しかし、



 こんな記事を書くぐらいである。
 「大阪人の財布の紐が硬い!」と文句を言っても始まらない。財布の紐が硬いなら、緩くするするまでの話だ。


 1・価格を提示しない。

 クラフトコーラなんて得体の知れない物に金を払う訳がない。その定価が¥2,000(イベントでの直販は¥1,800)もするとなると、大阪人は値段だけ見て素通りしていく。なので、値段は伏せて、試飲してもらい、商品力で勝負する。
 前述のように味には自信があるのだ。飲んでさえ貰えれば、値段には納得してもらえる。


 2・値下げする。

 東京人は値切る事を粋としないが、大阪人は「値切ってなんぼ」である。
 例えば5万円という価格でも、定価が5万円ではなく、10万円のモノが5万円になった!という部分に重きを置く。
 したがって、


 (´°Д°)」定価¥2,000+税の所を
 今なら何と¥1,800(税込)で!!
 って言うと売れるのである。


 マジで。


 3・大阪人はせっかち。

 大阪人は気が早い。気が早いと言うか、気が短い。待たされるのが嫌いである。
 なので、色んな飲み方があって、色々試せますよ!って売り方をゆっくり試すほど気が長くない。
 なので、出し惜しみせずに最初からフルスロットルで畳み掛ける方が売れる。


 4・大阪人は結構ヘタレ。

 以前の記事にも書いたが、接客されると「売りつけられる」って事を危惧して全然近寄って来ない。気にはなってるので、チラチラ見て来るが「そんなけったいな飲みモンに興味あらへんで」って態度を取りがち。
 しかし、誰か1人に接客している状態だと自分が「売りつけられる」という心配がないため、


 (´ー`;) なんや知らんけど
 見てやるぐらいならええで。


 とゾロゾロ寄って来る。


 5・合わせ技

 つまり、3と4を合わせ、最初の客に対し、大きな声でわかりやすく説明し、後ろの客への説明を兼ねる。
 ここで最初の客が「なんやコレ!めっちゃ美味いやんけ!」って反応があると、


 (´ー`;) しゃーないな。
 試飲ぐらいしたるわ…


 って態度に変わるのである。


 6・大阪人は主役になりたい。

 大阪人は案外ヘタレのくせに、自分が主役になりたがる。
 つまり、メインで接客をされる人間になりたがると言うこと。一番前の客の後ろにしか並ばないくせに、「後ろの客」という扱いをされると「しょーもな」となって、さっさと立ち去る。
 なので、最初の客が買わない雰囲気なら、素早く後ろの客をメインに持って来ると売れるのだ。
 ちなみに、メイン客を次の客に変えると、「ハシゴを外された」と感じるのか、最初の客が「買うたるからもうちょっと構ってーな」って感じで財布の紐が緩む事もある。

 という訳で、他にも細々とした傾向と対策はあるが、コレらが今回の大阪出張で学んだ「大阪人対策」である。


 お陰様で、正確な数字ではないが、

 火曜-31本。←初めての会場で苦戦。
 水曜-(雨天中止)
 木曜-34本。←試飲数の割に売れなくて苦戦した。
 金曜-22本。←来客数は火曜、木曜より多いのに、全然売れなくて苦戦した。


 という試行錯誤の末、


 土曜と日曜合わせて、


 (´・Д・)」197本。


 と言う試飲販売会過去最高記録を樹立した。快挙である。

 ぶっちゃけ、毎イベントがコレぐらい売れてくれれば、ワタクシは割と稼げてるレベルである。
 ちなみにイベントの規模や種類、日程、天候にも左右されるが、小さいイベントで12本。そこそこのイベントで24本。当たりのイベントで48本ぐらいが売れる。(イベントは月1~4ぐらいしかない)

 なので、毎イベント100本も売れれば、正直に言ってカツアゲ(ミンチカツ揚げ)の仕事を辞めてるレベルだ。

 なお、ワタクシはあくまでクラフトコーラの制作に関わった人間ではあるが、会社員でも自営業でもない微妙な立ち位置である。
 試飲販売のイベントには大きく分けて2種類があり、


 経費のほぼ全てを社長が持ってくれる代わりに、時給制の場合と、


 ワタクシ自身で経費を支払うが、売った分だけ儲けになる場合。


 ちなみに今回は、


 売った分だけ儲けになる!


 のが、火・木・金曜で、


 (´・Д・)」 土日は時給制。


 _(:3 」∠)_ 全然、
 儲けになってねぇ…


 いや、会社の儲けになれば、巡り巡ってワタクシの利益になるのでイイんですけどね。うん。
 あと、火・木・金曜はワタクシ1人で売ってた訳ですが、土日は社長も売り場に立ってガンガン売ってたし。
 そもそも、1人で捌ける客数じゃないから、社長がいなきゃ1日に100本なんて絶対に達成出来なかっただろう。ワタクシの犠牲で手に入れたノウハウが土日で活きたのも嬉しいし、別に、


 (;∀;) イイんですけどね!


 あ、でも、



 (・∀・) ボクが
 いると売れますねぇ。

 ふくよしさん、
 この3日間、
 何やってたんですか?


 って社長が煽って来るのが、ネタだとわかっててもウザかったです。フoァック。

 ※ この記事はすべて無料で読めますが、大阪人もそれ以外の人も、投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には大阪人に対する挑戦・挑発しか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。