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Cryingフリーレン

 本日は絵。



 もうすぐ小池一夫先生の命日なのですが、Cryingフリーマンを知ってる人がどれだけいるのか疑問ではある。

 (´・Д・)」Cryingフリーマンをネタにしたけど、小池一夫、池上遼一コンビでは「傷追い人」が最高傑作です。異論は認める。

 ちなみにアニメにもなってるからそっちを見るのもアリです。

 「Cryingフリーマン」は、残念ながら最初しか面白くない。こっちはアニメもイマイチ。


 理由は今から説明する。

 Cryingフリーマンが、面白くないのには事情ががあるのだ。
 作中に登場する「百八竜」ってマフィアが実在しちゃってて、そこのボスに食事に呼ばれて「この漫画、なかなか面白い」って褒められちゃったため、百八竜を悪役に出来なくなって路線変更せざるを得ない状況になったから。

 マフィアと揉めた漫画原作者では梶原一騎先生がいるけど、コレはもうエグい事になった。
 さすがに命懸けで書け!とは言えんので仕方なかろう。

 (´・Д・)」なお、小池一夫・池上遼一コンビ作では「赤い鳩(アピル)」も面白いよ。


 池上遼一先生だと、史村翔先生(「北斗の拳」の武論尊先生の別名義)とのコンビの「サンクチュアリ」も傑作だぞ。

 ちなみに小池先生は、ソシャゲや萌えアニメ的なモノに対して、少々否定的な意見をお持ちだったが、「知らずに批判して悪かった」と「艦これ」に手を染め、どハマリすると言う…。

 色々と問題もあったようだが、死期を悟ったのか、晩年は柔軟で愉快なお爺ちゃんでした。

 まあ、この「色々な問題」ってのを、あの田中圭一先生が取り上げておられたのだが、亡くなられた事で長期に渡る取材を「死人に鞭打つ事はない」と破棄された事が、素晴らしくも、同時に惜しくも思う次第です。


 なお、混同している人が多い模様なので、劇画大好き人間として釘を差して置くが、Cryingフリーマンは池上遼一先生作画で、同じく小池一夫とのコンビでも知られる叶精作先生とはまったくの別人なンです。
 劇画好きからすると間違える理由がわからん。


 叶精作先生は金髪美女と短足日本人男子を描かせたら右に出る者がいませン。


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 なお、この先には特別な話なンか書かれてませンよ。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。