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【レギュGダブルS21】即死ギミック搭載ハチマキ氷テラス白馬【最終788位R1745】


メインロム:TNウェイジロウ
サブロム:TNスカーレット

導入

SVダブルを始めて歴2ヶ月で2ロム3桁を達成したので記事とレンパを公開します。
初見殺しと火力のゴリ押しをメインとした構築なので、上級者の方もスパボ級や4桁・5桁を楽に勝ち上がる用途で是非お使いください。

9月からレギュHなのでレンタルパは9/2頃上げます。
今年度末まで残しますが予告なく微調整が入ります。

なお、本構築はS18最終45位のでこぽん様(TNカンローピン)の構築を参考にさせていただきました。

構築のコンセプト

・トリル構築に偽装して、この指とまれ+最速氷テラス鉢巻ブリザードランスを連打して相手の構築を崩壊させる
・白馬の圧倒的火力でテラスタル択を超越する
・ガオガエンをとても苦手とするため、イエッサンにギミックを仕込んで楽に倒せるようにする
・グレンアルマは、鉢巻白馬が苦手とするザマゼンタ、コライドンなどの軸にイエアルマで有利を取れるように採用

即死ギミックのタネ明かし

ガオガエンは一般ポケモンの中で使用率トップクラスを誇るくせに白黒両方のバドレックスのメタになりうる対策必須なポケモンです。
そして本構築の鉢巻氷テラスバドレックスはなおさら猫威嚇が素通しのため、ガオガエンが来たら速攻処理できるギミックを考案しました。

それが脱出パックイエッサンです。

ギミックの起動方法は簡単で、普通のトリパみたく白馬+イエッサンと出すだけです。
相手視点では白馬の持ち物は7割クリアチャームであり、クリアチャームの情報または威嚇の成功どちらかを得るため初手に出すことが多いです。
ガオガエンの威嚇で脱出パックが発動し、猫騙しを防げるサイコフィールドが残った状態で水ウーラオスが登場します。

ガオガエン+@1
VS
白馬+イエッサン

ガオガエン+@1
VS
白馬+水ウーラオス(サイコフィールド付き)

ウーラオスの水流連打でガオガエンはほぼワンパン、仮にHB特化やゴースト・草テラスで耐えられたとしても白馬が最速なので白の嘶きの起点になりむしろ美味しいです。
つまり、相手はガオガエンを初手に出した時点で誰か犠牲にしないといけなくなります。(例外はいます)

脱出パックで出てくるポケモンはガオガエンをワンパンできるポケモンなら何でもいいですが、今回は汎用性を重視してスカーフ水ウーラオスにしました。
全体技での制圧力を重視してスカーフ化身ランドロスなどもいいかもしれません。

個体紹介

白馬バドレックス

HB:ウーラオスの特化インファイト確定耐え

氷テラス鉢巻ブリザードランス(ダブル補正)の火力指数は56430。ここから嘶きやコーチングや手助けで火力がさらに上がるので並大抵のポケモンでは受けられません。
考案段階ではASぶっぱでしたが、ウーラオスの特化インファ確定耐え調整はかなり活きたのでこの変更は大正解でした。
基本的にはテラスタルはこの子に切り、ひたすら指と怒りの粉で相手の攻撃を吸いながら制圧を目指します。

インファイト・・・鉢巻を叩いてきたガオガエンや、ワイドガードが読めるザマゼンタに打つ。
つららばり・・・ワイドガードが手厚いときに選択。つらら落としじゃないのはファントムガードを貫通するため。
タネばくだん・・・カイオーガ用。

イエッサン(メス)

バドレックスの身代わりその1。イエッサンのこの指とまれが最強技で、持ち物が適当でもかなり仕事ができます。
攻撃技はサイコキネシスと選択ですが、無効化されない点を評価してマジシャにしました。
なお、初手において脱出パックの発動は、全特性の発動が終わってからなのでガオガエンとの素早さ関係は考えなくて大丈夫です。
ゴリランダーとのフィールド合戦に勝てるように性格のんきにしました。

水ウーラオス

ガオガエン倒すマン。普通に強いんで言う事なしです。
いろんな禁伝を抜けるように最速スカーフにしました。
ウーラオスの最速スカーフが思ったより少なく、ブリランで黄色ゲージまで削ったウーラオスを次のターンインファイトで安全に落とす、みたいな展開も多く偉かったです。
怒りの粉や迅雷ケアで草テラスにしましたがあまり使うことはなかったです。

テツノブジン

HB:カイリューの災いノマテラハチマキしんそく確定耐え,水ウーラの水テラすいりゅうれんだ確定耐え
S:最速テツノカシラ抜き
(S20最終1位の方の調整を参考にさせていただきました)

一番技構成に悩んだ枠。
電磁波を黒馬に当てるだけで白馬が上を取れるようになるので採用。
コーチングは、白馬の攻撃を受けて反撃で勝とうとする相手を詰ますことができます。
実は私はワイドガードという、範囲技を撃ってくるかわからない相手とブジンの行動権を1・1交換する技をあまり評価していません。しかし、これがないとカイオーガなど範囲技から白馬を守れないため、「範囲技を喰らわなければ勝ち」という状況で詰め筋の用途で使うよう心がけていました。実際そのような場面では相手は平気で単体攻撃してくるのでワイドガードは信用できません。
ムーンフォースの枠はマジカルシャイン、ソウルクラッシュ、はたき落とす、凍える風の選択です。(多い)

グレンアルマ

鉢巻白馬が苦手なザマゼンタ、コライドン、グラードンあたりの対策をイエアルマに一任しました。ザマゼンタの技が両半減で、コライドンも炎無効格闘半減でフェアリーテラスすればいよいよ有効打が無くなります。
そしてトリルしてしまえばザマゼンタはアーマーキャノンで、コライドンは手助けワイドフォースで簡単に突破できるので、環境がインフレしても役割を絞れば活躍できるイエアルマのキャラパワーを実感しました。
先述のとおりワイドガードを信用していないためザマゼンタなど高耐久ポケモンを一撃で倒せるようアーマーキャノンを採用しました。相手の素早さが全体的に高めの場合に、トリル下でわざと耐久をさげて白馬につなぐことができるのもポイント。

岩オーガポン

バドレックスの身代わりその2。
頑丈のおかげで確実に2回バドレックス方向の攻撃を肩代わりできます。
白馬が早期にやられた場合でも対面性能が高いため拾った試合も多いです。
はたき落とすの枠は最初はニードルガードでしたが、こんな攻め攻めの構築で守るを押す状況などなかったため、黒馬やルナアーラに奇襲できるように採用しました。パワフルハーブを落とせるのも高評価です。

おまけ:モロバレル

最終日前日にサブロムで寿司構築が激増し、すべて負けたのでなんとか構築を崩さず対策できないかと考え採用。
どうせ交代しないので特性は胞子、キノコの胞子切りです。どう考えてもイカサマよりキノコの胞子入れたほうがいいです。
基本的にやることは怒りの粉で攻撃を吸うことで岩オーガポンと変わらないため活躍はしてくれましたが、バレルを入れてから一回も寿司に当たらなかったため最終日終盤でオーガポンに戻しました。
オーガポンを外さず他のポケモンや技で寿司に対抗する方法があったはずなので反省です。

選出

・基本選出
先発 白馬+イエッサン
後発 水ウーラオス+@1
トリル偽装で1ターン目から相手を荒らします。
狩り残しをウーラオスで倒すかオーガポンで再びこの指するか、といったゲームの流れを選出画面で判断します。

・対ザシアン、ザマゼンタ、コライドン、グラードン(本構築の白馬がガン不利)
先発 グレンアルマ+イエッサン
後発 白馬+@1
グレンアルマが退場した後、トリルがあったほうが白馬が動きやすいか否かを判断して技を選択しましょう。イエッサンで安易に指を連打すると後続の白馬を守れなくて困るシチュエーションがあるので注意です。

・対カイオーガ
先発 白馬+テツノブジン
後発 ウーラオス+@1

・対ルナアーラ、テラパゴス(メテオビーム禁伝)
先発 白馬+イエッサン
後発 オーガポン+@1
相手の先発にガオガエンがいた場合イエッサンがこの指で守り、
ガオガエンがいてギミックが発動した場合はオーガポンがルナアーラにはたき落とすを使うことで、メテオビームを白馬が喰らわないように工夫して立ち回る必要があります。

重いポケモン・構築

・寿司
倒せるポケモンが皆無であることに最終日付近で気がつきました。この構築最大の欠陥です。
モロバレルのクリアスモッグで頑張って処理しようかと苦悩してたけど最終日に当たらなくなったのでオーガポンに戻しました。
当たらなければどうということはない

・カイオーガ
こっちのトリル偽装とか完全に無視して範囲技で殴ってくるのでキツイです。
ブジンのワイドガード+白馬の鉢巻タネばくだんで初見殺ししてましたがケアされたら終わりです。

・HBウルガモス
最速白馬の上から鬼火してくるせいでそもそも白馬が不利を取る上に蝶の舞でグレンアルマの攻撃も耐えてくるので突破が難しいです。ウルガモスを削った後にトリルを貼って白馬で全抜きを狙うのが一番現実的かもしれません。

改善案

・スカーフ水ウーラオス→化身ランドロス(珠orスカーフ)
脱出ギミックでガオガエンを倒す要員。氷と地面の技範囲も強力な他、熱砂の嵐が全体技のため制圧力が向上します。命中不安だけ怖い。

この変更によって、ガオガエンを倒すために起用した水ウーラオスを他の構築に強くなるように変えることができます。

ex)タスキが余っているので対面性能をあげる(サイコフィールドに注意)、悪ウーラオスにして多少寿司に強くする

・ペリッパー
実はテツノブジンの枠はもともとコイツでした。
ペリッパー
◯白馬の炎弱点を消せる
◯雨でウーラオスを強化できる
◯ウェザーボールが強い、ガオガエンも倒せる
◯追い風で相手関係なく白馬が上から行動できる
✕ペリッパーが遅いから追い風が効果を発揮するのが1ターン遅れる
✕雨がなくなった瞬間置き物になりやすい

テツノブジン
◯めっちゃ早い
◯コーチングで白馬を強化
◯電磁波を黒馬の上から打つことで何もさせずに黒馬を突破できる
✕Sブーストするためタスキを持てず、すぐ倒れる

上記のように一長一短ですが、先述の化身ランドロスを起用するならペリッパーに変えたほうがいいです。水ウーラオスとのシナジーもあるので白馬以外のパワーが大幅に増加します。

終わりに

いかがだったでしょうか。
前回のブログでお話した通り、8月下旬まで試験があったため、勉強の息抜きに構築を考え、8/24から1週間でレート上げというスケジュールでした。メリハリをつけて頑張った自分を褒めたいです。
ダブル歴2ヶ月で2ロム最終3桁を取れたのが嬉しい反面、700位からレートを溶かすのが怖くなってしまいそれ以上潜れなかったのが反省点です。また、全体的に初見殺し要素盛り盛りの構築でゴリ押して勝ち取った3桁だったので、今後はプレイングをより向上させ、順当に3桁以上を取れるトレーナーを目指したいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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