【ソフトテニス】2022年ハイジャパ女子シングルス注目選手

6月24日〜6月26日に開催されるハイジャパの優勝候補となりそうな注目選手の紹介です。例年大会開幕の前日に組み合わせ抽選会が行われるため、恐らく組み合わせが決まってからでは記事を書くのが間に合わないため、いつもの結果予想という形ではなく、個人的に優勝候補として注目している選手をピックアップしたいと思います。ツイッターの方ではいつも通りに上位の結果予想はすると思います。


出場選手については、ハイジャパ公式サイトをご参照下さい。


ハイジャパ女子シングルスの過去の結果から見る上位進出の傾向


ハイジャパでは2013年から始まったシングルスの部。2013年から去年までの8大会(2020年は開催中止)のベスト4をまとめたのが以下の画像になります。

過去8大会の女子シングルスベスト4

男子と同じく西高東低の傾向が強いです。去年は西日本勢がベスト4を占めています。
地区ごとでは近畿が11回、中国が10回ベスト4入りしており、中でも和歌山信愛の和歌山県と、広島県勢がかなりの頻度で上位に進出しています。
男子に比べると推薦選手と予選優勝組に差は少ない印象がありますが、やはりアンダー選手の優勝が多くなっています。しかし3位までみると男子以上に前評判を覆すような活躍をする選手が多い印象です。

過去の結果を参考にして、今年のシングルスの注目選手をピックアップしたいと思います。


女子シングルス優勝候補筆頭

岩元(望)選手(和歌山信愛)
岩元(愛)選手(和歌山信愛)
佐藤選手(広島翔洋)
松岡選手(三重)


本命となりそうなのが、去年1年生ながらシングルスに出場している和歌山信愛の岩元ツインズ
去年は岩元(望)選手がベスト4、岩元(愛)選手がベスト16で1年生とは思えない活躍を見せた。去年から1年間でこの実力をどこまで伸ばしたのか。双子が対戦するのは決勝戦。史上初の姉妹決勝戦は実現するのか。

強力ツインズの行く手を阻みたいのが、広島翔洋の佐藤選手。去年のインターハイ個人戦でベスト4になりこちらも1年生とは思えない活躍をしたが、シングルスでも中学時代にJJC優勝や都道府県全中準優勝など実績充分。広島県勢の連覇となるか。

3年生選手では松岡選手がリードか。去年のハイジャパでは2年生でベスト8入りしている。三重はシングルスでベスト4入りは第1回目の1回のみ。久しぶりの上位進出と初の決勝進出を果たせるか。


女子シングルス対抗選手

天間選手(東北)
西山選手(昭和学院)
佐藤選手(石川高)
本間選手(北越)
中尾選手(京都光華)
杉本選手(広島翔洋)
田中選手(尽誠学園)


全体的にシングルスの実力は未知数だが、やっぱりU-17選手がリードしていきそう。
その中でも選抜優勝の天間選手や、昨年のインハイ個人戦準優勝の中尾選手、佐藤選手とのペアでインハイベスト4の杉本選手はダブルスでの能力の高さをシングルスでも発揮できれば上位進出は濃厚か。

他のU-17選手では、東日本は西山選手、西日本は田中選手に注目したい。
シングルスでは中々上位に進めない関東勢だが、アンダー選手を3人抱える昭和学院で切磋琢磨している西山選手は今年の関東勢の中でも特に期待できそう。千葉県勢初のシングルスベスト4入りなるか。
四国勢はハイジャパシングルスでベスト4に唯一進出していない地区となっているが、今年は尽誠学園からアンダー選手が3人送り込まれた。その中でも予選を勝ち抜いた田中選手の歴史を変える活躍に期待。

U-17選手以外では、全日本シングルスでベスト64に入った数少ない高校生である、本間選手と佐藤選手に注目。特に本間選手は東日本勢では数少ない上位進出経験がある北越高校なので、円山コートとの相性の良さを見せられるか。


以上シングルス出場全64選手の中から特に注目の選手をピックアップさせていただきました。
名前を挙げさせて頂いた選手以外にも現役アンダー選手やアンダー経験者が男子に比べて多いため混戦が予想されますが、誰がトーナメントを勝ち上がっていくのか楽しみです。