【ソフトテニス】2023年国体少年男子結果予想

10月15日〜16日に行われる国体少年男子の結果予想です。

組み合わせは日本ソフトテニス連盟のホームページをご参照ください。


少年男子結果予想

優勝:奈良県
準優勝:香川県
3位:宮城県
4位:千葉県
5位:鹿児島県
6位:岡山県
7位:宮崎県
8位:山口県


優勝予想は代替大会の2021年こそ敗れたが、国体本大会では4連覇中の高田商業単独の奈良県。ダブルスでは田中保住ペアがインハイやJOCでライバルを倒す爆発力があり、植田選手という高校屈指のシングラーを擁しており、前人未到の5連覇達成への可能性は充分にある。
初戦の相手は三重県が予想されるが、三重もインハイでは尽誠学園をあと一歩まで追い詰めた強いチーム。相手は1試合戦ってから臨むため、入り方が悪ければここで早くも連覇の道が断たれる可能性も。大会序盤からの激闘の行方は如何に。


準優勝予想はインハイ団体戦4連覇中の高校王者尽誠学園の香川県。インハイ個人王者坂口野本ペアとインハイ個人3位藤崎小山ペアのダブルス2本は脅威。シングルスの米川選手も実力者でペアを崩さず挑めるのは大きい。去年は逃した3冠達成を果たせるか。
初戦は大阪府との対戦が有力。上宮はここ最近惜しくも上位進出を逃すことが多くなっているが、尽誠学園といえども侮れない存在。強豪対決の結果が楽しみ。


3位予想は東北高校単独の宮城県。浅見初鹿ペアと根岸中尾ペアのWエースは尽誠学園とも互角の戦力。シングルスにやや不安があるが、ダブルス2本で決めたいところ。ここ数年は万年3位状態だったが、インハイ団体戦で宿敵高田商業を破って準優勝となった。残る最後の国体ではついに優勝を果たせるか。
初戦は熊本県との対戦が有力。熊本はハイジャパやインハイでポテンシャルの高さを見せた選手が多く、噛み合えば怖い。宮城県は無事に乗り切れるか。


4位予想は木更津総合の千葉県。エース笹井山中ペアと、ハイジャパシングルス準優勝の昼間選手は頼もしい存在。インハイ団体戦では岡崎城西を倒して東北にも大接戦を繰り広げただけに、2年連続準決勝進出にも期待がかかる。
初戦の相手は岡崎城西の愛知県とのインハイの再戦になりそう。エース塚本五島ペアは個人戦では笹井山中ペアに勝利し、団体戦では対戦したものの他2試合が先に決まって打ち切りとなっただけに、最後にまた対戦して決着を付けてほしい。


5位は地元鹿児島県を予想。地元国体に向けて強化を進めて来た選手たちがついに本番を迎える。エース白井草地ペアがハイジャパで優勝して実力を見せ付け、長野今村ペアも県一般の大会で優勝するなど戦力は充実。地元で格上を倒して主役になれるか。
初戦の相手は福島県。例年力強く格上にも向かっていくテニスをしてくるだけに油断はできない。地元で無事に勝利をあげられるか。


6位予想は岡山県。シングルスに全日本シングルスベスト16の足利選手がいるのはアドバンテージ。シングルスで確実に白星をあげ、ダブルスで1つをもぎ取れるか。
初戦の相手は北海道佐賀県の勝者。佐賀県は来年に地元国スポを控えておりその強化が早くも実ってきている印象。エースの木下藤井ペアは2年生で九州を2季連続で制している。対する北海道はダブルフォワードの木原宇都ペアと北海道1位の西小杉ペアのダブルスが強力。勝敗を分けるのはシングルスの結果になりそう。
岡山県・北海道・佐賀県は今大会屈指の混戦ブロックだが、抜けるのはシングルス有利の岡山県か、大エースの佐賀県か、2枚看板の北海道か。


7位予想は宮崎県。都城商業で共にインハイ個人戦ベスト32入りで団体戦ベスト8のメンバーである永田山口ペアと川崎森ペアのダブルス2つが強力。隣県で行われる国体なだけに有利に進められるか。
初戦の相手は霞ヶ浦単独の茨城県。関東ミニ国体は4位でギリギリの通過だが、インハイ個人戦のベスト64に3ペア入るなど能力が高い選手が多い。初戦から熱闘に期待。


8位予想は山口県。シングルスがある国体ではそこが強いチームは勝率が上がるはず。その点で中学時代のシングルス王者木村選手がいるのは大きい。ダブルスでは吉田西岡ペアが中国ミニ国体全勝で安定感がある。
初戦は石川県との対戦。例年能登の単独チームだが、今年は3校混合チーム。単独ではない不安もあるが、反面どんな化学反応を起こすのか楽しみでもある。


戦国ムードが漂う今年の少年の部。3強の香川県・奈良県・宮城県で最後のタイトルを獲るのはどこになるか。それとも3強を脅かす活躍を起こして一気に主役に躍り出るチームが出てくるのか。どこもかしこも面白そうな対戦ばかりの国体がどんな結果になるのか楽しみ。