【ソフトテニス】2024年ハイジャパ女子シングルス結果予想

6月21日~22日に行われるハイジャパの女子シングルスの結果予想と軽い展望のようなものです。

組み合わせは北海道ソフトテニス連盟のYouTubeチャンネルに投稿されている組み合わせ抽選会動画を見るか、ハイジャパ公式サイトや北海道ソフトテニス連盟ホームページをご参照下さい。



結果予想

優勝:前川(広島翔陽)
準優勝:天間(東北)
ベスト4:柴田(就実)/浦山(和歌山信愛)
ベスト8:庭田(埼玉平成)/中谷(須磨学園)/高木(県岐阜商業)/竹口(能登)


ハイジャパは例年西高東低の結果となることが多く、女子シングルスが現在の出場数になった2014年以降でベスト4に入った人数は西日本が26、東日本が10となっている。
優勝回数でも2014年以降の9大会のうち6大会を西日本の学校が制している。
特に和歌山信愛はこの9大会で4度優勝しており、シングルスでの強さが光る。
他にも広島県勢を筆頭に中国地区も多くの選手が上位進出しており、今年も近畿地区・中国地区の選手が中心になりそう。

2014年以降の女子シングルスベスト4以上一覧


優勝予想は全日本シングルス準優勝で日本代表選手の前川選手。代表予選会では高校2年生ながらまさかの優勝を果たして日本代表枠を勝ち取っている。ハイジャパが行われる円山の人工クレーと、代表予選会の青葉山のクレーは全く違うサーフェスだと思うが、一応クレーの大会なのでそこで力を見せた分、ここでも活躍が期待される。最激戦ブロックに入ったが、全日本シングルスファイナリストとして、日本代表として、勝ち進んでほしい。


準優勝予想は全日本シングルス優勝で日本代表選手の天間選手。史上初の決勝高校生対決となった全日本シングルスで前川選手を倒して代表入りを果たしている。前川選手との再戦が叶うとしたら決勝戦。同い年のライバルをまた倒して代表シングルスの座を固められるか。

後の日本代表選手同士が実はハイジャパで対戦してたというのは過去にもあるが、現役日本代表選手がハイジャパで対戦となると空前絶後の出来事になるので、個人的な希望としても前川選手と天間選手の決勝戦になってほしいなという願望込み込みの予想。


ベスト4予想
柴田選手は去年のシングルスベスト8。一昨年は1年生ながらダブルスで準優勝という結果も残しており、実力は全国トップクラス。順当に進めば8決めでは同じく去年ベスト8の林選手と当たりそうだが、難所を越えて最高を更新する活躍ができるか。

浦山選手はシングルス最多優勝校の和歌山信愛のエース選手。JJCでは天間選手から勝利を奪っている実力者。去年はベスト16に倒れたが、連覇を果たした双子の先輩に続いて大会3連覇を成し遂げられるか。


ベスト8予想
庭田選手は去年のハイジャパシングルスで優勝候補に数えられていた広島翔陽杉本選手を倒し、その後のインターハイ個人戦でも32入りの実力者。アンダー選手不在のブロックを抜け出せるか。

中谷選手は全日本シングルス2年連続ベスト32入りしており、ナショナルチーム経験者も倒す実力者。関東の強豪選手や、近畿個人優勝の房野選手など強者の多い激戦区に入ったが期待通りの結果を残せるか。

高木選手は去年は1年生から県岐阜商の主力としてインハイ5位に貢献し、冬の東海地区大会では個人戦優勝を果たした。去年は姉が44番からベスト8で、今年は妹がほぼ同じ43番からどこまで進めるか。

竹口選手は北信越を代表する選手。能登の主力として活躍しており、一般シングルスでも優勝するなどの実績もある。アンダー選手不在で混戦模様のブロックだが、全国でも強さを発揮できるか。


各ブロックの予想と注目選手

左上ブロック(1〜16)

勝ち抜け予想:柴田選手(就実)

ベスト8予想:庭田選手(埼玉平成)

注目選手
船木選手(秋田令和)
選手(岡崎城西)
栗田選手(羽黒)
佐藤選手(八戸工大一)
選手(三重)


左下ブロック(17〜32)

勝ち抜け予想:天間選手(東北)

ベスト8予想:中谷選手(須磨学園)

注目選手
天野選手(和歌山信愛)
宮本選手(植草学園大附)
佐久間選手(文大杉並)
富山選手(白鴎大足利)
房野選手(四天王寺)


右上ブロック(33〜48)

勝ち抜け予想:浦山選手(和歌山信愛)

ベスト8予想:高木選手(県岐阜商業)

注目選手
大槁選手(三重)
大和選手(東北)
安保選手(中村学園女子)
上米良選手(宮崎商業)


右下ブロック(49〜72)

勝ち抜け予想:前川選手(広島翔陽)

ベスト8予想:竹口選手(能登)

注目選手
河西選手(笛吹)
佐々木選手(とわの森)
平林選手(奈良育英)
仲村選手(就実)
宮本選手(学法石川)
上田選手(京都光華)
竹田選手(昇陽)


今年の女子シングルスの目玉は何と言っても日本代表選手2人になるのだが、他の選手にチャンスが無いわけではなく、去年一昨年から結果を残してきた選手も多いため、レベルの高い争いになりそう。
今年の日本代表には高校2年生2人と、高校卒業したばかりの大学1年生2人が入っているため、今の高校生たちは2026の主役になる次世代ではなく、今の女子ソフトテニス界の最前線と言えるかもしれない。そんな熱い大会になってほしいと思う。