【ソフトテニス】2023年国体成年男子結果予想

10月13日〜14日に行われる国体成年男子の結果予想です。

組み合わせは日本ソフトテニス連盟のホームページをご参照ください。


成年男子結果予想

優勝:広島県
準優勝:佐賀県
3位:宮崎県
4位:和歌山県
5位:三重県
6位:北海道
7位:奈良県
8位:石川県


優勝予想はNTT西日本単独チームの広島県。国内タイトル総ナメどころか、アジア競技大会でもその強さを見せ付けたメンバー4人(上松選手・広岡選手・内本選手・内田選手)を擁する最強チーム。不安な点はアジア競技大会帰りすぐの大会で心身共に万全で挑めるかどうか。疲労が大きく影響すれば敗北もありえそうだが、鍛え上げられた選手たちはそれすらも乗り越えて王座を守れるか。
初戦の香川県は尽誠学園OBを多く揃えて侮れない存在だが、難なく倒せるか。


準優勝予想は来年の地元国体を控える佐賀県。上岡丸山ペアに村田選手と3人のプロ選手がいるのは心強く、小副川選手も全日本社会人ベスト16で来年に向けての強化は順調な印象。九州ミニ国体は2位通過だが、国体本番で結果を残して来年の地元大会に繋げられるか。
初戦の青森県は船水雄太選手を擁して東北1位通過のチーム。プロ対決となれば注目の一戦になりそう。


3位予想は九州1位の宮崎県。過去の国体でも好成績を残した鹿島井口ペアや、高校・大学で活躍した田中選手、西本選手、森田選手が集まり今年も戦力充実。
初戦は福井県との対戦だが、鹿島井口ペアが全日本社会人で福井県庁の中本鈴木ペアに勝っているのはプラスに働くか。1回戦屈指の注目カードを制するのはどちらか。


4位予想は強豪和歌山県。経験豊富なベテランと勢いのある大学生のチームで近畿ミニ国体1位通過している。ナショナルチームの矢野選手がシングルスで白星を挙げて、ダブルスのベテラン若手ペア2つが噛み合えば上位進出は必至。
初戦の埼玉県は去年の4位チーム。混戦の関東ミニ国体を1位通過した実力を発揮できるか。ここも大激戦必至。


5位予想は激戦東海地区を勝ち上がった三重県。国内最強後衛の船水颯人選手とNTT西日本の村上選手が三重から参戦し、関西学生No.1シングラーの近藤選手や、Wフォワードの名手橋本選手もいて戦力はトップクラス。
初戦の岩手県は東北2位チーム。メンバーは変わったが前から国体では強い印象で簡単な相手ではなさそう。三重は無事に切り抜けられるか。そしてその後の準々決勝で対戦が予想される王者広島県を倒せるか。


6位予想は近年活躍が目立つ北海道。北海道では断トツの強さを誇り全国でも安定した結果を残す内海榊原ペアが引っ張り、去年インハイ個人戦ベスト8の佐藤岡田ペアが続けば去年の3位に並び、それを超える結果もあり得る。
初戦の山口県はエース松田山下ペアが最近全国でも結果を出している。エースが勝って勢いを付けられるか。


7位予想は高田商業OBの大学生軍団の奈良県。山本選手・森川選手・橋場選手・菊山選手の法政大学4人に、明治大学のエース池口選手のチームはオール大学生の若いチームながら大人に負けない強さ。歳上チームを倒してまた上位に進めるか。
初戦の東京都は実業団選手が強力。東京ガスの安藤選手・掛川選手・根元選手と、ヨネックスの山根選手はそれぞれ全国でも活躍する強者。大学生の勢いを止められるか。


8位予想は大学生中心の石川県。早稲田大学主力の端山選手がシングルスを担当し、ダブルスも東海大学エースの松本松本ペアと、インカレ個人戦ベスト4の竹田選手がヨネックス米澤選手とのペアで挑むという一筋縄ではいかないメンツ。
初戦は地元鹿児島県でかなりやりにくい相手。エース柳田神川ペアは西日本などで結果を残している。地元で最高のプレーを見せられるか。


成年男子は全種目で最少の16チームでの争いとなるが、それだけ絞られている分初戦から注目のカードばかり。絶対王者の広島県がアジア競技大会帰りすぐで不安があり、他の都道府県の選手はアジア競技大会の活躍を見て刺激を受けているはずで、例年以上にどう転んでもおかしくない雰囲気がある。どんな結末が待っているのか楽しみ。