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ぼくはお金を使わずに生きることにした 【マーク・ボイル】
イギリス在住の著者マークが1年間一切のお金を使わずに生活した実験を綴ったものが今回の書籍だ。
「お金を使わない生活」と聞くと、ジャングルのような場所で狩猟・採集を中心とした縄文人のような生き方をしたのかと思われるがそうではない。
彼が目指すのは以下の3つだ。
お金を使わないこと
まずは与えることで、地域社会を循環させること
オフグリッド(ライフラインを使用しない生活)を徹底すること
自
午前3時の無法地帯 【ねむようこ】
超絶ブラックなパチンコ専門デザイン会社の新入社員ももこ。
恋に仕事に奔走する。そんなお話。
一言で表してしまうと、そんなありふれた少女漫画のような作品。
でも、ねむさんが描くと途端にそれは現実味を帯び、かつ極彩色に染まってしまう。
当たり前のように会社に寝泊まりして、当たり前のように他人の恋愛を根堀り葉堀り聞いて。
そんな当たり前じゃない会社でのやりとりは、ユニークに溢れていて、とても人
これほどまでに映画好きのための作品があっただろうか。
2021年初夏
その映画は世間一般には大きな話題にはならず、いつの間にか宣伝映像が少しずつ流れるようになっていった。
その映像はオタク層をターゲットとしたデフォルメ調の萌キャラたちと主人公の男の子が一本の映画を作るというもの。
正直なところ、私はこの映像をみてもあまり惹かれなかった。
「なんかよく分からん同人作品かな?」
程度で興味を示さなかった。
しかし、時が経つにつれてTwitterのタ
ジヴェルニーの食卓 【原田マハ】
「楽園のカンヴァス」にて山本周五郎賞を受賞するなど、「読む美術館」と名高い評価を得ている著者。
今作もまさに、「読む美術館」となる一冊です。
・美しい墓
・エトワール
・タンギー爺さん
・ジヴェルニーの食卓
の4篇からなる短編集。
アンリ・マティス、パブロ・ピカソ、ポール・セザンヌ、クロード・モネ、フィンセント・ファン・ゴッホ…。名立たる芸術の巨匠たちの生き様を描く、史実にもとづ
アマニタ・パンセリナ 【中島らも】
古本市でたまたま手に取り、その不思議な雰囲気から思わずジャケ買いしてしまいました。
表紙の「可愛らしい」イメージだけを手掛かりに読んでみると、最初からギャップにやられてしまいます。笑
いざ読み進めてみると、内容はひたすらドラッグ一色。
自身がドラッグをしていたり、周りにしている人がいるなら少し違ってくるのでしょうが、【全く経験のない人】からすれば未知の体験ばかりです。
ドラッグひとつ