技術士(建設環境部門)2次試験 2013年度から分析してみた

技術士の試験まで1ヶ月になってしまいました。
今から勉強して受かるのかやってみます。
そんな甘くないのは知っているので、ダメ元です笑

さて、1ヶ月で受かるにはどうすれば良いか考えました。
それはズバリ、試験問題を予想して、想定解答を暗記する!これしかありません。。。

さっそく予想してみます。

必須科目Ⅰ

過去問分析結果:

筆者作成

①防災減災は隔年で出題されていて、前年度に出題されたので捨て
②インフラの維持管理も頻出テーマだが、前年度に出題されたから捨て
③環境関連が隔年で出題されていて、順番的には今回出題される。どれも環境行動計画を勉強すればいけそう。→これは選択科目を分析して、分かりました。運のいいことに?必須と選択の頻出テーマが被っているみたい。
④今年度から建設業でも残業上限規制が開始(まじで無理)、よって働き方改革、生産性向上は100%出ると予想

出題予想

・働き方改革、担い手確保、生産性向上、DX
・国交省環境行動計画からの出題(建設業と生物多様性、建設業とカーボンニュートラル・脱炭素)

過去問の傾向見た感じ、必須科目は対策しやすそう、選択科目の頻出テーマである脱炭素などが被っているのもラッキー。→必須の勉強は後回しにして、必須を意識しながら選択科目を勉強するのが良さそう

選択科目Ⅱ-Ⅰ

前提となる過去問分析結果

出題範囲が広く傾向が分かりづらかったため2013年度から分析した

①建設業の廃棄物処理が頻出(2013年、2016年、2019年、2020年、2022年)
②環境影響評価は現行の出題方式となった2019年度から毎年出題(2013年、2019年、2020年、2021年、2022年)
③再エネ発電設備の環境調査が2019年度以降から頻出、特に今年度は最近何かと話題の洋上風力を対策したい(2020年、2021年、2022年)
⑦騒音対策も頻出(2016、2018、2019、2022)

1つ気になるのが、2023年度に出題された景観法に関連する問題。2019年度以降での出題は初めてになるが、以前はどうだったのか。

結論:2015年度に1度だけ出題。
こういう問題まで対策していると時間が無くなるから捨ての判断をしたいが、確実に予想できるなら、予想して最小の努力で対策したい。

2013年度以降の景観関連の出題

8年ぶりの出題となった景観法だが、他にこのような形で出題されそうなテーマはあるか調べてみた。

結論:外来種対策と生態系ネットワーク、止水域の環境指標が怪しい

外来種対策と生態系ネットワークが怪しい
止水域の環境指標も怪しい

出題予想

・建設リサイクル(建設資材、建設発生土、建設汚泥)
・環境影響評価
・再エネ発電設備の環境調査(太陽光、洋上風力あたりを重点的に)
・騒音対策
・生態系ネットワーク
・止水域の環境指標(下層溶存酸素量)と水質汚濁の対策手法、その改善メカニズム

選択科目Ⅱ-Ⅱ

前提となる過去問分析結果

①環境影響評価が間違いなく出題される→対策の優先度が高い
②猛禽類は選択科目Ⅰでも出題される可能性があり、環境影響評価の基本でもあるため勉強したい
③再エネ設備に関連する環境影響評価が出題可能性が高いと予想、特に洋上風力は対策したい

出題予想

・猛禽類の環境影響評価
・再エネ設備の環境影響評価(第1次事業、洋上風力)

選択科目Ⅲ

前提となる過去問分析

①コンパクトシティは頻出(2013年、2015年、2018年、2021年、2023年)だが、前年度に出たので捨て
②多自然川づくりも前年度に出たため捨て
③生態系ネットワークが頻出で出題されてもおかしくない(2017年、2021年、2022年)
④昨今の潮流(グリーンインフラ産業展の開催)とグリーンインフラ推進戦略2023のことを考慮すると、グリーンインフラ(2018年、2020年)が出そう
⑤社会資本整備や復旧・復興時の生物多様性保全への取組みといったテーマが久々に出そう(2014年、2016年、2019年)
⑥流域治水も何かと話題になっているテーマで、グリーンインフラとも関連性が高いため勉強したい

出題予想

・生態系ネットワーク
・グリーンインフラ
・自然環境への影響を考慮した社会資本整備、復旧・復興
・流域治水


勉強するテーマの優先順位を決める

  1. 環境影響評価の基礎
    必ず出題され、勉強しなければならない分量が多い(実務で経験がない)

  2. 再エネ設備の環境調査・影響評価
    洋上風力が出そうな気しかしない。もしも出題された場合、現状何も書くことができない。

  3. グリーンインフラを絡めた流域治水
    確実に得点したい

  4. 生態系ネットワーク

  5. 国交省の環境行動計画

必須科目やその他のテーマは味変のようにつまみ食いしながら勉強していきたいと思います。

ひとまず今週は一生 環境影響評価と再エネ設備、グリーンインフラ&流域治水を勉強📚

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