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ロックマンエグゼのリメイクには通信機能を実装するのか?

エグゼコレクション発売決定おめでとうこざいます。
長年発売されるかどうか言われ続けて早10年以上、ファンにはこれ以上にないくらい堪らないリメイクが発表されました。
従来のロックマンリメイク作品同様にフィルター、アートワークの収録等が行われ各所方面から期待がよせられる一作ですが、一つだけ懸念点が。
そう通信機能は実装されるかどうか。
ロックマンエグゼはストーリを進めるだけならば一人でクリアできますが、その他チップコンプリートや対戦をするならば通信機能は必須になります。
したがって現在ファンからは通信機能に関して実装してくれとの声が多く上がっております。
今回は実際に通信機能は実装されるかどうかについて考察を行っていきます。

おそらく通信機能はオミットされるだろう。

ここまで記載し、なくなることを前提に話をすすめるのはどうかと思われそうですが、実際のところオンラインで対戦や通信をするにはかなりめんどくさいことが多いです。
まず、通信交換でしか入手できないチップですが、WiiUにあったような機能で追加できます。
つうしんを選択後、配信チップが自動的にバッグに含まれるという仕様で、いちいち通信対戦をこなさなくても入手できます。
当時は談合できる人が入ればひたすら負け続けてチップが出るまで対戦することで入手できましたが、戦績等に残る等の問題があります。
そのような手段を踏まなくても入手できるのであれば任意で配信チップを入手できるようにすればいいと思いますし、手間を省くことができます。
したがって通信しないほうが配信チップや対戦チップを効率よく手に入れられるために必要はないんじゃないかなって思います。

通信対戦するならルールはどうするの?

そもそもコンプリートしないのであれば、対戦をメインに据えてる人もいるかもしれません。
しかし、エグゼシリーズの対戦バランスは最悪で、何かしらの制限やレギュレーションを入れなければ確実にクソゲーになります。
それを見越して当時の公式大会でも制限がかけられています。(ただし公式ルールですら批判の声がかなり上がってます。)
なにがそんなにクソゲーか、収録されるそれぞれのナンバリングごとにクソゲー要素を枚挙していきます。

エグゼ1→インターラプトポイズンアヌビスゲー(コードNで両方使える)
エグゼ2→サンクチュアリドリームオーラ3+ダークメシア(最後列でサンクオーラしたら攻撃が通りません)
エグゼ3→1p有利A連打ゲー(フラッシュマン等で固められたら終わりです)
エグゼ4→B左エアーシュートハメオールガード(風攻撃はアーマー入っても仰け反ります)
エグゼ5→ABD戦法(一度AI入ってダークサンダー撃たれたら終わり)
エグゼ6→CS無限凍結ハメ(CSを当たるだけで無限凍結)

改造カードを使える前提で話をしていますが、仮に使えなかったとしてもロールバグやイアイフォームを使った無敵などがあります。
唯一、ルールなくてもゲーム性あるのはエグゼ6のシニア&ランダムバトルくらいじゃないでしょうか?(チップ集めだけでもかなり苦労しますが)
ただこれらのことは対戦をガチでやる人の視点ですのでストーリで集めたチップのみでの対戦等であれば十分楽しくできるのではないでしょうか?

対戦システムがニッチすぎる。

先日ロックマンエグゼがロールバック技術によって快適に対戦できるかもしれないというのが話題になっていましたが、実際のところ何十年も難しいといわれたネット対戦ができるようになったのはすごいことなんです。
GBAの通信ケーブルを使ったエミュレータが存在しないのがいい証拠です。また、ロックマンエグゼというゲームはアセンブラ言語で書かれており他プラットフォームに移植するのがかなり難しいです。
したがって今回の移植も従来の方式のエミュレーターによる動作かと言われています。
これ自体あそぶ分には何も問題ないかと言われていますが、通信ケーブルのエミュレートが難しいと言われているGBAをオンラインに移行できるかはカプコンのやる気と技術にかかってます。
仮に実装できたとしてもルールや対戦環境を作るまでかなり時間がかかる上、セーブデータを複数作れないのであればいちいち構築を作り直すのにも手間がかかります。
対戦をメインにするのであれば全チップを解放は当然のこと、複数のセーブデータを管理できるシステム及び改造カードの管理ツールを実装する必要あるうえ、シリーズによってはダークAIを操作できるシステムも必須になってきます。
当時と同じ環境でセーブデータを作るとなると複数のROMをもつ必要性、改造カードの必要性など非常にめんどくさいことが多いので、これらのことから対戦が成立できるかどうかわからないというのもあります。
また、ここ何十年でロックマンエグゼの対戦環境は構築されつくされており、これらのめんどくさいことは全て簡単に済ますことができます。
要するに、ロックマンエグゼのリメイクが発表されるここ何十年の間に対戦方法やツールが完成しているため、既存の対戦環境の方が扱いやすく劣化対戦ツールに成り下がる可能性があるということです。

仮に実装されたとしたら?

実装されるとしたらルームマッチ及びプライベートマッチになるのではないでしょうか?
先ほどのようなゲーム性ではほぼゲームにならないので、プライベートマッチで各自ルールを設けて遊ぶことがメインになるのではないかと思われます。
ナンバリングによってはクソゲーになるのでそれぞれのシリーズごとに独自のルールを設け、なおかつ1p,2p不利を平等にすることにより対戦が成立するのではないでしょうか?
何もしらない新規がルール等を設けられずにやれば確実にわからん殺しされるのでプレイヤーに改善されるようがんばって行く必要がありますね。
また、ナンバリングを跨いだ対戦は夢のまた夢です。
解説チャンネル等でナンバリングの垣根を超えた対戦できればいいなどのコメントが見えますが、エグゼシリーズにはそれぞれの仕様とバランス調整がされてます。
ただでさえ移植のエミュレータ作動でのリメイクにもかかわらず、ゲーム内容を書き換えるようなナンバリング超えの対戦なんてありえません。
楽しい対戦をするのであれば各ナンバリングごとの調整されたバランスで楽しむのがベストです。

まとめ

GBAからさまざまなプラットフォームで遊べるというだけでもかなり嬉しく感じておりますし、対戦機能あったらすごくいいことだと思います。
ただ移植されるまでの期間が長すぎたために、これまでエグゼ界隈を盛り上げてきた先人たちがかなり対戦しやすい環境を作ってくれているのも事実です。
また、ゲームを吸い出してエミュレータで遊ぶのに抵抗ある人や、ゲーム機で遊びたい人にとってはコンシューマーでの対戦はかなり望まれていることも事実です。

今後公式からはエグゼの対戦環境がどう移行するか見ものですね。

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