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TEDでのSimonSinek 優れたリーダーはどうやって行動を促すのか?ゴールデンサークル カリスママインド要約

【ゴールデンサークル Why How What】

みんな、もちろんうまくいかないことがあると思います。そんなときは、「なぜうまくいかなかったのか」という理由をしっかり説明することが大切なのです。

うまくいく人は、自分が「何をするのか」「なぜそれをするのか」をはっきりわかっているからうまくんです。

例えば、Apple computerはパソコンやスマートフォンを作る会社です。そして、Appleは他の会社とは明らかにちがうところがあります。

ほとんどの会社は、自分の製品の良さをアピールして、「買ってね」と言いますが、Appleは、最初に「なぜその製品を作るのか」という理由を話しています。

昔、ライト兄弟が飛行機を作ったときも、彼らには強い「Why」がありました。 兄弟には「飛行機を作りたい」という夢があったからこそ、みんなに無理と言われながらも、飛行機を作ることができたんです。

ゴールデンサークルには、「Why」「How」「What」の3つがあります。人は、この「Why」という理由で行動が変わります。うまくいく人たちは「Why」から話し始めますが、普通の人は逆なんです。Appleも常に「Why」から話します。

人間の脳は、理性と感情の部分があります。実は、人は理性よりも感情で行動を決めているんです。だから、同じ「Why」を持つ人に物(商品)を売ると言うことが大切です。Appleやライト兄弟は「Why」があったから成功しましたが、「Why」が弱ければ失敗します。人は物(商品)より「Why」を買うのです。

新しい物が広まるには、法則があります。最初は革新的な少数から始まり、それから進んでいきます。だから、その少数の人を見つけることが大切なのです。iPhone の初期ユーザーは、Appleの「Why」を買った人たちでした。

キング牧師は、自身の「Why」をはっきり言ったことで、多くの人に共感されて、運動は大きくなっていきました。リーダーは権力者のことですが、本当のリーダーシップとは、「Why」をうまく説明できる人のことなんです。

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