見出し画像

20230220ふかいメルマガ90回 戻ってきましたね

おはようございます!

この週末は春のような暖かさでしたね。
空は春霞。その霞には花粉も混じっていたと思います。
花粉症の人にはつらい季節の到来かもしれませんね。

でも先週は寒かった。
風が強く吹いた寒い15日(火)から17日(金)まで、
幕張メッセでスーパーマーケットトレードショー、
通称SMTS2023が開催
されました。
このイベントは、
文字通りスーパーマーケットや食品業界を中心とした展示会で、
食品関連メーカーや商社・卸、外食関連、小売に関わるシステムや設備会社、1652社が出展する大きなイベントです。

YRK&からは、「NET@POPプラス」を出展しました。
「NET@POPプラス」は、このメルマガでも何回か紹介した
「売技ナビ」と同じ店舗で使うPOP配信システムです。
名前が違うのは、東芝テック様が、自社製品として販売しているからです。
というわけで今回のSMTSは、東芝テックブースでの展示でした。

東芝テック版「売技ナビ」が「NET@POP」というわけです。
それに加えてややこしいですが、
「プラス」とついているのが、今回のポイントです。

なにがプラスなのか、
それは「電子棚札」と「サイネージ」をプラス
したからです。

ビッグカメラやヨドバシカメラでは、
プライスカード(棚札)が液晶になっているのはご存知でしょうか。
あの仕組みです。

他社でも電子棚札やサイネージは販売していますし、
今回のSMTSでは、イシダや寺岡精工といった
流通業界の計量システムを中心した大手システム会社が
電子棚札やサイネージを出展していました。

電子棚札のメリットは、
POSレジとPOPシステムが繋がっている
ことです。
スーパーには特売などで価格を変更することがよくあります。
そのためにレジの価格データを変更して、
プライスカードも変更して付け替えるのですが、
これが店にとっては大きな手間になります。

それに実は、店ではプライスカードをつけ間違えたり、
つけ忘れたりということが多い
んです。
特売のはずなのに値札が安く変わっていなければ、
お客さんは「安くないじゃないか」とクレームを言うので気づきますが、
特売が終わっているのに値札が特売のままだったら、
お客さんは安く買えたから得ななので
クレームにはしませんよね。
だから気づかずそのまま放置ということになりやすいのです。
こういう値札のつけ間違いによるロス(損金)は意外に多くて、
一ケ月で20万円以上になる店
もあるほどです。

だから、出力して付け替える必要のない電子棚札は、
手間が省けて便利なだけでなく、
間違いがないので、ロスが防げる
のです。

POSのデータと繋がっているという電子棚札のシステムは他社も同じですが、
「売技ナビプラス」「NET@POPプラス」には
決定的な違いとなる特長があります。
それは、紙のプライスカードも
LEDのプライスカード(電子棚札)​​​​も、
どちらも売場の意思で選べる
ということなんです。

やっぱり電子棚札や、サイネージ型のPOPは、
紙に比べれば高価格です。
だから、店全部の売場に取り付けるとなると、
莫大なコストがかかります

ビックカメラなど電器量販店には
電子棚札が普及していて、
スーパーやドラッグストアでは
まだ紙のPOPが多くを占めているのは、
商品の単価が違うからなんです。

「売技ナビ」「NET@POP」は、
紙でも電子棚札でもサイネージでも使えるので、
売価変更の多い催事売場は、
電子棚札とサイネージ棚札にして、
売価変更があまりない通常の売場は
紙のPOPにするという使い分け
ができるのです。

おかげさまで好評でした。
東芝テックブースには
3日間で1000人以上の方が来場されました。

https://www.urinavi.yrk.co.jp/

それから、SMTSと同時開催の「こだわり食品フェア」には
YRK&グループの株式会社sooooos.カンパニーが出展
しました。
人や地球にやさしいソーシャルプロダクツを扱うECモールの運営と
自社商品の製造販売をしていて、
代表取締役の木村有香さんを含め、女性4人の会社
です。

今回は、乳幼児向けのホットケーキミックスやカレーなどの自社ブランド
「Smile &」を試食展示

楽天市場のホットケーキミックス部門で人気ナンバー1にもなった「ほっとけーち」は、イオンや赤ちゃん本舗、ベビーザらス、それに台湾でも販売されている人気商品です。

私がブースに立ち寄った短い時間でも
多くの流通関係者が足を止めて、試食をしたり
商品特徴に聞き入っていました。
中には、「いつも買ってますよー!」と
小走りで立ち寄られた方もいました。
小さなブースでしたが、
3日間で200人以上の流通関係者が
名刺を置いていった
そうです。

そんな今年のSMTS。
とにかく人がすごかった!
主催者のHPを見ると、
昨年の出展社数が1308社。
今年が1652社で1.2倍なのに対して

来場客数は昨年が26385名
今年は62525名となんと2.4倍
です!

会う人、会う人、みんな
「戻ってきましたねー!」が挨拶
になっていました(笑)

特に目についたのは、外国人の来場客です。
今回、海外からの団体や企業の出展が多かったこともあるのでしょうが、
アジア系、欧米系、いろんな国の人が来ていました。

外国人と言えば、本社のある銀座も外国人が増えました
コロナ前の銀座4丁目の交差点で信号待ちをしていると、
日本語より外国語が飛び交っていたのですが、
コロナ禍では、日本人だけの銀座になりました。
それが、まさに「戻ってきた」賑わいを感じます。

まだ新型コロナウィルスに感染している人は、
身近にいますし、インフルエンザも流行しています。
安心はできないですが
暖かさとともに、もとの生活に戻りつつあることを実感します。

今週もよろしくお願いします。

深井賢一


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?