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社会人0年目でタスクの波にのまれてしまった話

こんにちは、スナップマートでインターンをしている目黒です。普段はサービスの運用業務を主に担当しています。
ビジネス書に埋もれ、意識だけ高い系だった自分が、長期インターンでちょっとだけ大人になった話をしていきます。
昨年は、多くのことを感じ、様々なことを考える一年でした。
年始の暇な時間に、ちょっとだけお時間をいただけると幸いです。

1. 陥ってしまった状態

フルタイムでインターンに入り始めて、2ヶ月がたった2019年4月。
人生で初めて、自分ではどうしようもできないと感じるほど、自分のキャパを超えてしまい、自分に対して激しい失望を感じていました。
その時の自分は、何をしてもミスするイメージが浮かんでしまい、Slackに自分宛の通知がくることに恐怖を感じ、不安から寝付けず朝は寝坊をしてしまうような状態でした。
周囲から心配されている視線を感じながら、ミスについて厳しく怒られてほうが幸せだと、考えていました。

8ヶ月たった今では、あの時の経験にとても感謝をしています。
あの経験があってよかったと心から感じています。
自分がなぜこのような状況に陥り、乗り越えることができたのかをまとめ、幸いにも自分が乗り越えることができた壁にぶつかっている人に、何か残せればと思い記録をします。

2. 1の状態に陥ってしまった要因

元々2名いたインターンから1名が卒業、サービスが波に乗り始めた、アプリ開発のテストを行った等の様々な要因から、自分では抱えることのできないタスク量を背負ってしまい、このような状態に気づいたらなっていました。
この時は、自分がこのような状態になることなど予想もつかず、気づいたらこの状態でした。

要因は人それぞれの環境や、性格によって異なるものです。
そのために要因についてはこれ以上言及しません。

3. 気づいた時に行った行動

①打ち明ける。
まずは隔週で行っている1on1(自分は、代表取締役社長の岡さんと、直属の上司である加藤さんと2on1といった形で、業務の状況から最近考えていることなど幅広くこの場で話しています。)にて、今のタスク量を捌き切れていないこと、自分では何が原因でこうなってしまったのかもわからないこと、業務知識においてミスをしているのではなく、完全にタスクが漏れてしまっていることなどを伝えました。

文章にすればワード3行ほどで済んでしまう簡単なことです。
でもこれを打ち明けるのは、自分が無能であることを証明することのように感じ、常にそこそこだった自分にとっては、勇気のいる行動でした。
今思えば、自分が捌き切れていないことなど、すぐにわかったはずです。手を出せば目の前のタスクは捌けたと思います。
でも、辛抱して待ってくれたことには本当に感謝をしています。

打ち明けたその場では、「タスクを見直してみよう」とシンプルな回答をいただきました。
恐ろしいことに、当時の自分はタスクを脳で管理して、当日やることを当日に思い出すような余裕のないタスク管理でした。
タスクを洗い出し、自分が抱えているタスクを認知することを初めて行いました。

②実践する。
タスクを認知した自分は次に、「このタスクをどのように管理して、消化していくのか。どのようにして漏れをなくすことができるのか」を考えました。
そこで、他部署ではありましたが、自分の中でタスクを最も多く捌いているイメージのあった星さん(スナップマートの開発を担当してくれているエンジニアさんです。)に相談をしました。
星さんは、こちらを元に自分のタスク管理について親身に相談にのってくださいました。(具体的な方法についてはこちらに記載があります。)
今でも星さんに教わったタスク管理を徹底して行っています。

このタスク管理を実行したことで、精神的に余裕が生まれました。何をしていいか分かんない状況から抜け出し、実際に消化するタスクに集中をすることができました。
タスク量が減って余裕が生まれたわけではありません。目の前の状況に対して、健全な精神状態で、向き合うことができるように変わることができました。

4. 今だから思えること

あれから8ヶ月、今の自分はあの時に比べて多少戦力になれたのではないかと感じています。
満足はしていませんが、後悔の少ない時間を過ごせたと思います。
自分が4月の経験を通じて強く感じたことは
「何が何だかわからない不安を徹底的に潰し、全貌が掴める不安にするために時間を使うことの重要性」
でした。
今回、このタイミングでインターンという立場でこの経験をできたことはとても貴重だと感じています。
これからも様々な壁にぶつかり、悩むことになると思います。
ですが、その壁を自分がどのように乗り越えていくのか、自分でも非常に楽しみです。

最後になりますが、意識だけが高いだけの自分に対して、無理やり道を示すわけではなく自ら考え、行動する機会をいただける環境にとても感謝しています。
まとまりのない文章となってしまいましたが、自分への備忘録として、また同じように不安に潰されてしまう人にとって、自分の経験が少しでも参考になれば幸いです。

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