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現状維持は後退









ダーウィンの進化論で『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』という考えがある。










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これはまさに変化の早い環境で働くビジネスパーソンにも当てはまる。









世の中には数えきれないくらいの仕事がある。








幼い頃から夢を持ち続けやがてそれがいつしか目標に変わり仕事になった人。


家業を営む家に生を享け物心ついた頃にはもうその道でやっていきたいと思うようになった人。


就職活動を経て憧れの企業から内定をもらい学校を卒業し仕事を始めた人。









最近になって副業という言葉が浸透してきたけれど、会社員(サラリーマン)や個人事業主(フリーランス)といった肩書きで境界線を引くことすらもはや意味の無い敷居な気もする。










毎日、誰かが誰かの役に立つ為に。










もしかしたら目に見えて人から感謝されるような仕事なんてほんと一握りで、まるで地味で日の目を見ないような仕事がほとんどなのかもしれない。









人それぞれに仕事への価値観も様々で





・自分や家族の生活の為


・自己成長や自己実現の為


・社会における存在意義の確立の為





etc...







ただ生きていく上では人生の圧倒的時間を費やすことになる仕事








そんな仕事がもしもただ報酬を得るだけのツールという捉え方だったとしたら、、、








人生という有限な資源をどれだけ無駄にしていることか。。








ちなみに最近の僕は毎週の日曜21時から半沢直樹を見てモチベーションを維持。。。









大学3年の秋くらいからいよいよ本格的に将来について考え始め、とりあえずみんなと同じようなリクルートスーツを新調して証明写真を撮れば準備万端。気づけばまわりが合説やインターン、大学のキャリアセンターに行ったり書店の就活コーナーに立ち寄ってたりOB・OG訪問してカフェで話してたり、、、就活ワードが飛び交う。。


あの蒸し暑い時期にスーツ着て髪セットして駅からGoogle Mapsを片手に何キロも歩きカフェで精神統一し、指定された時間に指定された場所へ向かう。時には1日に何件も説明会や面接をはしごしたり。メモは必須で人事の言葉なんかは一言たりとも聞き逃さないように。さらには自己分析やら業界・企業研究やらES、SPI、Webテスト、ビジネスマナーなんかまでも。、、


そして今までこんな頻繁に自分のiPhoneに受信したりすることのなかった膨大なメールや電話への対応。そしてその多くが選考企業からのお祈りメールや不採用通告だったりと…





所謂こういった就活における王道プロセスを踏んでいけば、何かしら得られるものはあったのかもしれない。








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こんなにも必死になり学歴フィルターという謎の境界さえも潜り抜け、何度も行われる面接やGDを通過しハイレベルな闘いで凌ぎを削り、ようやく内定というゴールを掴み取ったはずの就職先。新卒採用という肩書きで社会人スタートを切ることもできて友達や親からもそれなりに喜んでもらえて。それが入社して一定時間経てば、こんなはずじゃなかったと、こんな事するために今まで必死に頑張ってきたのかと、、、


もしかするとこれは飽きるor飽きない、報われるor報われないといった感情的側面が大きく影響しているのかもしれない…









と言うかやる気スイッチ入って将来を決めるという作業に取り掛かりほんの数ヶ月くらいで人生の大半を過ごすことになるかもしれない組織を見つけるってそんな簡単な作業ではないはず。(入学してから考えて計画的に行動しとけば済む話かもしれないが)

それに当然だけど職場の人間関係や雰囲気なんて、いざ働いてみないとわかるはずもない。もう言ってしまえば出たとこ勝負で一か八かのギャンブルに近い。選んだ道を正解とする為に自分の行動に責任を持って取り組んでいくしかない。居心地の良くない環境ではなかなか上を目指そうなんて思うことはできない。そんなミスマッチが無くなる日なんて果たして来るのだろうか。まずはソフト面から変えていけばと言うがハード面を変えることこそが最短ルートだと思う。









人生では何度か重要な意思決定を迫られるタイミングが来る。その瞬間に色々なバイアスがかかり寄せられていく中で、持ち合わせている人脈や知識をフル活用して自分にできる最大限のベストな選択をする。ただそれも理想はできるだけクリアかつフラットなゼロベース思考で。









現状維持という守りに入った瞬間、あの興奮感や高揚感はもう二度と味わえない。どんな職業であっても高みを目指したいと思える環境に身を置くことが、本当の意味で"人生は豊かだ"と言えるんだろう。












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