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介護施設の選び方②飲食物は施設管理が常識ですが・・・

介護施設生活において、家族からの差し入れや本人持参の食べ物や飲み物を、職員事務所で預かる施設はかなり多い。

認知症、糖尿病、脳梗塞後遺症、統合失調症、高血圧、難聴、視力障害、関節痛、腰痛など実に様々な心身の不調がある方が介護施設には入所しているわけですが、その方々の体調管理のために飲食を管理しているところが多いわけです。

とういうのは医者や看護の言い分なことが多い。それに従う介護業界。

現実は自分の食べるもの、飲むものすら管理されて不満がたまる方がほとんど。

それはそうだ。家族からの差し入れのおやつ、お菓子やご飯のおとも、漬物、ジュース、お酒など。

自由に飲み食いしたいに決まっている。自分たちだってそうしている。

それを事務所預かりにされて、欲しい時は職員に聞く。
あるいは提供される量や回数が決められてしまう。
アルコール禁止なんてのもある。タバコもだめとか。

自己責任で自由に食べたり飲んだりしてほしいと思う。
血圧が200あろうが、糖尿病で血糖が高かろうが、脳梗塞後遺症があってまた再発する可能性があろうが本人がいいなら自由にしてもらいたいもの。
実際、血圧が200を超える人は、ウイスキーを1日4回飲んでいた。自己責任で。
統合失調症で精神薬の作用で、過食気味の人はたくさん食べていた。それで本人は納得していた。
毎日、カレーやキムチなどを食べる人もいた。
そういう人たちは自己主張が強い方たちだったが結果としては良かった。

逆に制限をかけられても心身が良くなることはなくそのまま亡くなっていくだけ。
そもそも、施設生活は精神的な負荷がかかりやすいので飲食くらい好きなもので楽しまないとやってられない。

だから、食べ物、飲み物などはできる限り自分で決めてほしいと思う。

介護施設への入居を検討する際には、食べ物、飲み物が管理されるのか、本人任せてもらえるのか。
確認したほうがいいと思う。

そうしないと職員に飲食を管理されて、そのまま人生が終わりますよ。

「あなたの身体のことを思って・・・」
「これ以上悪化したらどうするんですか」
「水分は1日1000mmです。おやつは1日2個まで」

そんな言葉をかけられながら。


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