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NNN

 2年ごとに猫を保護するわとりです。
 noteのあれこれにいろいろ思って、そのうちPCしまい込んでいたので更新も止まってしまいました。気持ち新たに更新できたらいいのですがどうかしら。

 前回更新したとき、まだB市に住んでいたと思います。そこから引っ越しをしてC市住民になりました。
 引っ越しを目前にした昨年末、猫を保護しました。
 通算3頭目でした。

 真っ黒い幼い猫で、おそらく1歳になるかなーというくらい。帰宅中の私の足元に駆け寄ってきて頭をこすりつけてきました。
 ひどく痩せた猫。

 とても寒い冬でした。引っ越し直前で、引っ越しのために借り入れしたお金がお財布に入っていました。
 家までついてきたので、アパートのバスルームに一度保護して、必要物資を買いに走りました。ごはん、皿、トイレ、砂、ブラシ。
 レトルトパウチのご飯を与えてから、診察してくれる獣医を探して電話をしまくり、今からいいよと言ってくれた病院に連れていきました。
 幸い感染症やノミダニ、疥癬などもなし。チップもなし。未去勢。

 友人に保護猫活動をしている人がいるので、その人に連絡。タイミングよく保護枠に1つ空きができて、黒猫は5日後にそこへ移ることになりました(その2日後に引っ越しでした)。とても甘えん坊で、素晴らしくきれいな子でした。
 今では先住黒猫がいるおうちに引き取られて、仲良く暮らしている様子が鍵垢のインスタで見られるようです。

 この2年前に、サバトラの片目の瞼があかない子を保護しました。
 発見したのは仕事関係からの友人で、自宅に3頭の猫がいるため迂闊に自宅へ連れていけないというので預かる形でした。
 すぐに診察してもらうとノミダニまみれで猫エイズのキャリアでした。体は大きく野太い声でよく鳴きました。この子も、空腹でか友人の足元にすり寄ってきて家までついてきてしまったそう。
 預かりながら駆虫をし里親を探してましたが、キャリアの片目を迎えてくれるおうちはなさそう。もう自分で飼うしかないかなと思っていたところ別な友人から「知り合いが里親希望している」という連絡が。
 遠方からわざわざお迎えに来てくれて、大切にお世話しますね、と引き取っていかれました。その後仲良く生活する様子を知人を通して動画で教えてもらったりしています。

 そのさらに2年前。
 私のところへ近くの子供がぼろぼろの猫を連れてやってきました。もはや骨と皮でしかなくて、だみ声で力なくナ~と鳴くのが精いっぱいの猫でした。
 通学路で3日くらい動かずにいたから、ここなら何とかしてくれるかもって思って連れてきたんだそう。
 子供たちよ、その心は素晴らしいが相談する相手は親だぞ。
 それでその時もすぐに動物病院へ連れていきました。が、この子は腎不全の末期でした。
 点滴くらいしかしてあげられることはないし、もう助からないといわれました。

 寒い植え込みの隙間で、ごはんも食べられずじっと死を待っていた猫。
 翌日の昼には、預けていた病院から亡くなったという連絡をもらいました。
 おそらく5、6歳くらい。
 たった二日しかかかわれなかった猫でした。
 せめて雨もあたらない暖かい寝床で最期を迎えたのだからと思うしかなかった。
 今思い出してもとても悲しい。猫の死ってなんでこんなにつらいのか。

 火葬にして、お骨の一部を飼い主が見つかったらと思って預かっているけど、きっと見つからないでしょう。
 いまでも私が持っています。
 

 ずっと育ててあげられるほど生活に余裕がないので、その時できることをする以外にないのだけど。
 保護猫界では有名なNNN、ネコネコネットワークのみなさんには私の生活に十分に余裕がある時に送り込みをお願いしたい。

 2年スパン確定なら(笑)来年また猫を保護すると思います。
 助けられるだけの生活をしていますように。

#うちの保護いぬ保護ねこ


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