2024 1/1-1/2

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おもしろ荘を見て、結構前にチュゴンと作った曲を聞いて満足して寝た。

昼過ぎに起きた。家族4人で「あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いします」を言う。母の誕生日を祝う。おせちのようにお重に入っている、謎の料理を食べる。お雑煮も食べる。M-1の話はみんな大好き。令和ロマンとヤーレンズの録画を見る。母は色々な番組のすきだったところだけ残す。私から聞いた話も気に入ったところだけ覚えている。恋愛の話が好きで、私が家に連れてきた歴代の彼氏もよく覚えている。さや香のネタは削られていた。父がBSのヒューマニエンスという番組が好きだと話し始める。興味深い内容だが、母の機嫌は悪くなる。母は私が父と話すのが気に入らない。娘たちを自分の側に囲っておきたい。

昔から1年に一度、元旦にだけ、形式を守るかのように4人でご飯を食べるのが恒例だった。元旦以外は、各々のタイミングで勝手にご飯を食べる。タイミングだけでなく、食事をする机も妹や母はダイニングテーブル、私はテレビの前の机、父は2階の自室のこたつだった。みんな各々の好きな場所で、好きなときに食事をとる。そういう家だった。だから元旦に、娘たちと父が交流しているのを目の当たりにするときだけ、そのときだけ母の機嫌は悪くなる。

食事が終わると父は自室へ戻った。母は案の定、恋愛の話をしたがった。妹が昨年末から5歳年下の大学院生と付き合い始めたらしい。写真を見せてもらった。賢そうなひとだった。妹は賢く正しくあることがすきだから、お眼鏡に適ったのかしら、と思った。私は大喜利の話をした。EOAの動画を見せた。パンクールの全部ドラフトも3人で見た。

夜の記憶が無い。


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朝の4時過ぎまで起きていた。寝て起きたら11時だった。目覚ましは鳴ったようだった。12時に天満集合なので当然間に合わないが、この日の予定は「昼から飲む」だけだったので、先に始めておいてもらおうと思った。どうせ終電までダラダラ飲むだけだ。一軒目に私がいなかったとてどうということはない。

ガッツリ2時間遅刻する。誰も気にしていない。二軒目から合流する。引っ越したりだとか、そんなことの話をあれこれ聞かれる。洗いざらい話す。「桃ちゃんは人生に刺激とか変化がないとダメやからな」と言われる。最近の私はとにかく日常を穏やかに健やかに生きたくて必死なのだけれど、彼らの中の私は昔のままだ。「なんか感覚から創り出そうとするタイプよな」「その代わり決まりきったこと出来んかったりするよな」と言われる。最近大喜利でもそんなことを言われたなと思い出す。昔から自分は変わっておらず、今はそれを大喜利を通して出しているだけなのだろうか。

居酒屋から寿司屋へ移動し、寿司屋からスナックへ移動してカラオケを楽しみ、おでん屋に行った。8時間ほど酒を飲んでいた。楽しいといえば楽しかったが、あってもなくてもよい時間だった。あってもなくてもよいが、声がかかるから時々会う。そんな関係がもう15年近く続いている。惰性。彼らもきっと、私が彼らを必要としているわけではないことを分かっている。いるなら会おうぜ、酒飲もうぜ、歌聞かせろ。そういう関係。

明日はちゃんと、会いたいひとと会う予定を入れている。楽しみだ。

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