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失恋7日目~仕事に徹した1日の模様

失恋7日目になりました。
こんばんは、皆様いかがお眠りでしょうか? すいれんです。

今日は1日先生と一緒に診療三昧の1日です。

良い仕事ができたのはとても良いことでした。
採血の段取りが良く、診療がスムーズに進んだ1日で、先生も気持ちよく仕事ができたようです。

そして、定期診療のあとに臨時往診3件、もちろんクリニック閉店(表現があってるかな?)までには終わらず、終業5分前に先生に言われて『鍵を持って出ているので、戸締りしてくれて大丈夫です』とメール連絡を入れておきました。
「これで、帰って誰もいなかったら、そこまでのクリニックだっていうことだ」
と先生は言っており、確かにその通りですが、先生は本当に、上の立場に立つ人らしく、全体を、人を見ているのだなぁと思いました。

案の定、わたしたちがクリニックに戻ったときにはクリニックは真っ暗。
それを見越して、先生は「これで、あいつら全員帰ってたら、○○の往診終わったらそのままケンタッキーとコンビニでサラダとノンアル買って帰って、食いながら仕事しようや」と言いました。

この頃の先生は、ケンタッキーとかマクドナルドとか、さらにランチに行くお店もラーメン屋とか、今日は焼肉食い放題とか、安価なお店を選ぶことが多くなりました。

いいのです。
先生とごはんを食べられるだけ幸せなのですから、もちろんどんな激安店でも汚ナシュランでもいいのですが、先生の話によく出てくる、高級ホテルのバーで飲み、その上の階に部屋をとっていたデートの様子などを聞いているため、『やはり彼女とは待遇が違うよな』と悲しい気持ちになります。

そして、今日も先生のデスクで並んでケンタッキーを食べ、その後残った業務をこなしていました。

今日はわたしも集中度が高く、先生の様子に過敏に反応しないで粛々と仕事を進めていた日となりましたが、先生も仕事の話しかしませんでした。

もちろん、それが本当なのです。
ここは職場で、仕事をするために残業しているのですから、もちろんそれだけでいいのです。

その中で、まわってきた書類について、先生が「これは何のための書類なの?」と言うので、介護保険制度の中でこういう理由で必要だ、という説明をし、そのために先生がフォーカスすべき診断名について話していた時、「こういう話ができる人がいるのはデカいよね」と言いました。

先生が診療に出るとすぐに院長室の電気を人がおり、わたしはいつも先生と一緒に診療に出ているので誰が消しているのかわからなかったのですが、先週の金曜日に院内業務をしているとき、事務職員の一人が電気を消していることに気づきました。
その事務さんのことを、先生は「ただのデブ」と呼び嫌っています。
そのことをこのタイミングで先生に話したら、「あいつか」と言い、そのあと、もう一人の事務さんについて、「電気消えたまま仕事してるとドアちょっと開けて『先生また暗いところで仕事してる』って言って電気つけてくれるんだよ。キュンとするよね」と言いました。

キュンとするとか言わないでください。

心は涙で琵琶湖になっています。

さらに先生は着任当初、クリニックの職員の誕生日会をやろうと提案。
すでに3人の誕生日会を行いましたが、わたしが精神的に耐えられず、たぶんそれを優先してくれて、誕生日会はやめようと言ってくれました。
それについて「上からやめろと言われたからやめるっていうねん。『上』って言えば〇〇〇(法人)が何か言ったんだと勝手に推測するやろ? おれ奥さんのこと『かみさん』て言うやん? だから実は『上』っていうのは『かみさん』やっていうオチやねん」と笑いながら言いました。

誕生日会もつらいけど、『かみさん』呼びも結構キますね、先生。

こころはすでに限界です。
集中豪雨により、頬に流れる川が決壊寸前です。

失恋はまだまだ続きます…


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