②旧枠モダンで特徴的なカードまとめ　白、呪文編

2024年7月10日 23:34

旧枠モダンで独特なカード、特徴的なカード、他ではなかなか見られないカードを中心に紹介します。「対抗呪文なんて知ってるよ！」という人向け
第二回は「呪文(クリーチャーでない)」
インスタント・ソーサリー・エンチャントの順
アーティファクトはこの時代には色が付いてないため無し、また解呪については流石に説明いらないでしょう「〇〇なんて知ってるよ！」枠
例によってマナ総量順

インスタント

聖なる日　濃霧の白版、ただそれだけだがこういうのは枚数があればあるほど良いから……

オアリムの詠唱　相手の呪文と攻撃を封じる期待の新人、コントロールが使ったり使われたりするらしい

消去　エンチャントを追放できる、解呪との選択枠、ゴブリンの砲撃を1マナで対処しつつ再利用を許さない

今わの際　旧枠モダンを定義しているカード、旧枠モダンを始めるに際して言っておかねばならない事として「白のインスタント除去」は《今わの際》と《復仇》だけなので注意、流刑も剣鋤も無い、中でも「追放で再利用を許さない」「パワー2以下は《帝国の徴募兵》のサーチ範囲なので使用頻度が高い」点が評価されている、他に選択肢が無いとも言うが
回復するのは撃たれた側なのと自軍に向けて撃つことでライフを回復して時間を稼ぐプレイングに注意

復仇　もう一つの選択肢、ただ上でもいった《帝国の徴募兵》の話と「《復仇》が当たるようなデカブツを《対抗呪文》できない方が悪い」という話もあり採用はされてない

天啓の光　説明が要らない可能性のあるカード、2回打てるエンチャント破壊、環境トップに《ゴブリンの砲撃》がある以上は2回打てるということは見た目以上の強さがある

新たな信仰　基本的にサイクリングしてデッキを掘りつつ2点回復するほぼ《活力回復》、旧モには《揉み消し》が無いので打ち消される事もない、実は6点回復という隠された効果があるのでバーンを使う人は注意

翼の破片　「メインで動くとストームが増えてサクる量が増えてしまうので警戒しよう」という教えの為にあるカード、使う側は《選択》などで細かく動いてストームを増やすのか《対抗呪文》を構えておくのか決めておこう

解体の一撃　《解呪》が1マナ重くなった代わりにキッカーで《予言》(あるいは《速足の学び》）がついてくる、余裕があればキッカーというかそっち目当てで打つことの方が多いかも

一掃　エンチャントを追放した上同名カードを全滅させるおじさん、《ゴブリンの砲撃》を相当重く見た人向け、それでも《天啓の光》の方が良いと思う

ソーサリー

桃園の誓い　どう見てもポータル三国志のカードだが何故か使える、白ウィニーが無理やりバーンを対策する時に使えそう、回復力は多い方

土地の寄進　平地が3枚もらえる、それだけ
基本土地タイプを持っているのは旧モには基本土地だけなので本当に普通の平地を貰える、土地には困らなくなるとはいえ……

正義の突撃　自軍全体+2/+2修正で実質白い《踏み荒らし》、《金切るときの声》の次のターンに打って勝負を決めよう

金切るときの声　いきなり飛行が4体並ぶ、全体修正の《正義の突撃》や《栄光の頌歌》との相性抜群、白系ウィニーの到達点

蘇生　白のリアニメイト呪文《霊体の先達》もいるので黒抜きでもリアニメイトを成立させる実力はある

正義の命令　サイクリングでデッキを回しつつ小粒を展開、通常キャストでいち早くゲームを畳むアクションになる青白コン最強カードとして参入するも結果がついてきてないカード、特にサイクリングで打ち消されずにクロックを出したりチャンプブロックで時間を稼いだりと机上論では最強

神の怒り　ラスゴとカンスペある限り青白コンは不滅、「再生できない」が《リバー・ボア》を消し炭にする、《ネビニラルの円盤》とは枠を争う
白ウィニーが見たくないカードNo.1

エンチャント

エンチャントは各種「防御円」だけほぼ同じカードなので説明を圧縮、使用頻度の高い「赤」と若干能力の違う「秘宝」だけ解説

偵察　攻撃中の味方をキャンセルできるカード、「ブロックされて一方取られる奴だけ攻撃やーめよ」とするための効果なのだが、「ダメージを与え終わって戦闘が終了する時」に使用する事で「ダメージを与えた上」でアンタップできる、実質警戒付与カードでありテクニカルなカード
先制攻撃持ちに使うと「当て逃げ」ができて楽しい

魂の絆　自軍に付ける事でライフレースを優位に進められる他、相手に付けることでライフレースから排除できる「実質除去」になるのだが、いわゆる「絆魂」とは異なり誘発がスタックを組む点に注意、具体的には「実質除去」として相手に付けると戦闘のたびに効果が誘発してスタックに乗り　その際にライフが0になると回復する前に死んでしまうのだ

赤の防御円　主にバーン対策として1番使われる防御円、全サイクルあるので一応どんな環境になってもどれかしらを使う事ができる

秘宝の防御円　多分防御円の1番使わない方、わざわざ解説するのはコイツだけ起動に2マナかかるから、なぜ？

平和な心　擬似除去、単純に戦闘だけ考えれば《今わの際》よりも強いが何よりカーミックボンバー体制が優先される為思ってるより使われない
思い出補正はある

浄化の印章　置ける《解呪》、ハンデスされない代わりに見えてる《解呪》をわざわざ踏む奴もいない、ただ延々と《解呪》《天啓の光》を構えているよりもその分のマナを他に回せるという使い方が可能

安らぎ　手札を《治癒の軟膏》にできるカード、基本的に《ゴブリンの太守スクイー》を延々と使い回す

聖なる場　なんとランデス対策カードが旧モにはある、相手によって墓地に行く土地が戦場に戻ってくるのでランデスを無効化できる、《石の雨》や《掠奪》より《なだれ乗り》をただの4マナ2/2速攻にしたり《陰謀団の先手ブレイズ》をひたすら味方に迷惑をかける厄介おばさんに変えるのが強力、ウィザーズがあらかじめ旧枠モダンを見据えて用意しておいた安全弁との噂

偽の信心　相手が山を捻るたびに1点回復、防御円と違って毎回マナを要求されない利点がある、《稲妻》が実質《ショック》に

拘禁　平和な心と違って起動型能力まで抑えられる上位種

物語の円　万能版「防御円」、当たりたくないデッキNo1なミルストーリーを組める、ただ指定してない方の色で攻められる事は覚悟しておく事

栄光の頌歌　モダンではもう見ないカード、白のウィニーはこれを沢山置けた方の勝ち、サイズで差をつけろ

最下層民　自分へのダメージを肩代わりさせるカード、要するに除去の一種なのだが《革命家チョー=マノ》に付くと無限に肩代わりしてくれるようになる、誰もが最初に思いつくので逆に見ないコンボとなっている

聖なるメサ　青白コンが最後に置いて余ったマナをペガサスに変換し出したらもうゲームは終わり、毎ターン生贄要求があるのだが1白で即捻出できるので実質マナを要求しているだけとなっている、これを置く頃には打ち消しの守りも手厚く基本的にはどうにもならない

沈黙のオーラ　edhでよく見るやつ、追加のコスト要求はエンチャントレスデッキを強力にメタっている

独房監禁　毎ターン手札と引き換えに無敵状態になれるカード、なおドローがスキップされているのでそのうち手札が尽きて無敵が解除される、《ゴブリンの太守スクイー》で延々と時間を稼げるがドローできないと根本的な解決にならない
《ファイレクシアの闘技場》なら時間を稼ぎつつ状況を打開するカードを探せる、ドローがスキップすると《吠えたける鉱山》は誘発しないので注意