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あれはご飯論法のバリエーション「すし論法」だった⁉️

 去年(2019年)、ホテルニューオータニで開かれた「桜を見る会・前夜祭」の会費5000円はあまりにも安いことで野党は足りない費用を補填したのではないかと追及した。
 立憲民主党の黒岩宇洋議員が高級寿司店「銀座久兵衛」の寿司が出ていたと指摘したことに対して安倍晋三首相は、銀座久兵衛の主人は「うちは出していないと言っている」と否定しただけでなく、色をなして黒岩議員を嘘つき呼ばわりした。嘘つきのスーパーヘビー級チャンピオンあるいは、永世嘘つき名人の称号を与えることに異議を唱える者を捜すことがむづかしい人物、安倍嘘の大魔王が他人を嘘つきと非難するというお笑い道場と化した国会はその意味では本来の国会の機能とは別のエンターテイメントを国民に提供してくれた。
 だが、安倍大魔王の過去の言動を見ると指摘が図星だった時に色をなす傾向が顕著だ。だとすれば、やはり久兵衛の寿司はあったと見る方が正解ではないのか。
 それでは何故、久兵衛の主人がそれを否定したのか?と言うことの謎解きに進まなければならない。
 銀座久兵衛は本店のほかホテル御三家他に支店がある。特にニューオータニには本館新館にそれぞれ店がある。


久兵衛の主人は「うちは出していない」と言ったが、この意味は本店からは出していないと言うことなのだ、ニューオータニ支店から出したわけだが、主人はそんなこと把握していない。これが「寿司論法」だ❗️
 もうひとつの考え方は前夜祭で出されたのは、久兵衛自慢の「太巻」だったので、寿司ではないという解釈だ。「寿司は出していない、出したのは太巻だ」という、ご飯論法を凌駕する屁理屈だ。

もうひとつ面白い見方がある。東京地検は前夜祭の明細書と補填の領収書の存在を突き止めたが、それによると補填額は一人当たり3000円だ。なんと銀座久兵衛のメニューでは「太巻」がちょうど3000円だ。これはどう解釈すればいいのだろう。

安倍補佐官で陰の総理大臣とも言われた今井尚哉の叔父今井敬はニューオータニの取締役だ。
今井敬は安倍晋三が異例の長時間ぶら下がり釈明会見を突如行った2019年11月15日の4日前と4日後に安倍と会食している。これはどう考えても会費5000円の口裏合わせとしか思えない。

更に、安倍とニューオータニの密接な関係を裏付ける事実を付け加える。
ニューオータニ代表取締役常務・東京総支配人清水肇氏と安倍昭恵夫人はFACEBOOKで友達になっている関係。

上の写真はホテルニューオータニ東京総支配人・清水肇氏
 一方、安倍晋三の方はホテルニューオータニの創業者の孫で現社長の大谷和彦氏とは共にある霊感師を信奉し、そこで販売している「神立の水」というご利益のある水を両者こよなく愛飲している「水友達」だ。


大谷和彦社長の写真を探したが、なかなか見つからなかった。それらしいものがあったが違うかもしれないので悪しからず、、、大谷氏は写真を撮られると魂をうばわれるとでも思っているのかネームバリューに反して顔が知られていない

そんなわけで、ニューオータニが必死になって安倍晋三を守ろうとしたことが推測できる。
ANAインターコンチネンタルホテルとの取材対応の違いはこうした事情からうなづける。
 まだ、大きな疑問が残されている。
前夜祭参加費に補填金額3000円をを足しても8000円にしかならない。ニューオータニの最低宴会費用11000円にはまだ3000円も足りない。
 ここからは私ウォッチマン(魚知 満)の推理を見ていただきたい。
 安倍「5000円で全て賄ったことにしてほしい。差額の6000円はもちろん支払いますが、領収書は別に切ってください」
 ホテル「いつもお世話になっていますから、ここは半分でけっこうです。
残りの半分3000円をはわたしどもの特別サービスしますとさせていただきます」
安倍「それではご好意に甘えさせていただきます。この埋め合わせは必ずしますから」
 そしてニューオータニはこの年秋の天皇即位に伴う晩餐会のメイン会場を随意契約で獲得した。
 その金額は1億6000万円といわれているから、エビで鯛を釣った訳で、
大成功だった。
 と喜んでいたのは過去の話で、東京地検を接待するのを忘れていたので、今窮地に立たされている。
 今度はどんな口裏合わせをするのだろうか⁉️
 
  つづく

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