韓国グーグルプレイが12月より第三者決済を認めるーーアプリ内決済強制禁止法成立で

グーグルが12月18日から、韓国内のアプリケーション開発会社に対し、Google独自の決済システムとは別の第三者決済を認めるという。

  グーグルは12月18日からから韓国のモバイルおよびタブレット利用者のアプリ購入について、「グーグルプレイ決済システム以外にも、開発者が提供する、インアプリ決済システムの使用を許可する」と告知した。

 グーグルは、この決定には今年9月に制定された新しい韓国規定(アプリ内決済強制禁止法*1)が影響していると説明している。この改正法では、世界で初めてグーグルプレイやアップルのアプリストアなどのアプリマーケット事業者が、事業者の地位を不当に利用し、モバイルコンテンツ提供者に特定決済方式を強制する行為を禁止した。


一方、アップル社は、韓国の法律を遵守するための変更はまだ行っていない模様だ。 ここ数カ月、両社の大手企業は、アプリストアの手数料を引き下げることで、来るべき規制を回避しようとしてきた。Google社は先月、サブスクリプション・アプリの手数料を15%に、メディア・アプリの手数料を10%に引き下げたばかりだった。一方アップルはまだそのような動きをしていません。しかし、アップルとグーグルは、これまでにも中小企業向けに手数料を引き下げる変更を行っており、アップルは今夏、Apple Newsに参加するニュースパブリッシャー向けに手数料を引き下げる仕組みを新たに構築した。


*1 韓国でいわゆる「反Google法」といわれている

#グーグルプレイ

#アプリ内決済強制禁止法

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