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スマスロ L主役は銭形4 設定6確定台 8700G実践データ 設定判別、設定推測、考察


1.実践環境

数年来通っているマイホ特定日での実践。並び系公約イベントで銭形(4台設置)と隣の機種の並び狙いで機種跨ぎを意識して銭形の角台に着席。

予想では銭形に寄せた並びでしたが、結果としては銭形は自分の台のみで隣の機種の方がメインの並び系でした。

2.実践データ詳細

・AT初当たり確率:1/123.6(11/1359.6)→参考数値 設定1~6:1/367.9~1/305.8
・共通プラム1/36.4→参考数値 実践値で設定1~6:1/60~1/40くらい?
・30G連成功率6/7(最終G復活3/4)

3.設定示唆関係

・AT終了画面:14回中2以上2回、3以上1回、6確1回(確定系比率28.5%)
・AT終了ボイス:11回中3以上1回、5以上1回、6確1回(確定系比率27%)
・ICPO24時:突入なし
・隠れ凪:出現なし(8700G実践なので8回出現の可能性あり)



4.設定推測についての考察(通常時編)

共通プラム数える以外何もする必要なし!

初当たりに設定差はあるわけですし、ゾーンごとのゼニガタイム期待度に差はあるわけですけど、銭形はそういう台じゃないです。この6確実践と後日5濃厚台を打って、そういう結論に至りました。共通プラムだけ忘れずに数えましょう。

補足として、銭形はAT純増2.7枚と昨今では決して高純増と呼べる機種ではありません。そのため、高設定を生かし勝つためには設定差の少ない通常時滞在を少なくし、設定差のあるATをいかに伸ばせるかにかかってきます。
純増5枚以上の高純増機なら短時間で出玉を伸ばすことも可能ですが、銭形ではせいぜい時速2000~2500枚といったところです。いくら高設定といえども、通常時を多く回せばそれだけ負けに近づきます。むしろ設定6で設定6の公表値通り初当たりを取ってもATの設定差のある部分を生かせなければ負ける台だと思います。そういう機種の特性上、判別ポイントの肝もAT中にあると考えています。

5.設定推測についての考察(AT編)

DMMぱちタウン様より引用

なんでここで初当たり確率出しとんねんとお思いかもしれませんが、注目すべきは機械割の差の方です。

今では別に珍しくはありませんが、初当たり確率の差に対して機械割の差が大きい機種=AT中の設定差が大きいということになります。銭形の場合はまさにそこで、機械割の差の多くがAT中に凝縮されています。

ちなみに初当たりと機械割の差としては、
設定1と2→初当たり1.007倍、機械割の差0.5%
設定2と3→初当たり1.04倍、機械割の差2%
設定3と4→初当たり1.05倍、機械割の差3.6%
設定4と5→初当たり1.046倍、機械割の差5.2%
設定5と6→初当たり1.028倍、機械割の差4.6%

となります。最も初当たり確率に差がある設定3と4で機械割の差が3.6%なのに対して、それ以降は初当たりの差は小さくなるのに機械割の差は大きくなっています。素人計算なので間違っているかもしれませんが、例として初当たり確率にしか基本的な設定差のないスマスロ北斗は、機械割の差=初当たりの差と言って良いくらいにしか誤差がありませんでした。

ヴヴヴやからくりのようにミミズや強弱ATがある機種は難しいですが、そうでない場合は初当たり確率の差と機械割の差で比較してみるとどこに設定差が大きく設けられているかの判断ができるかもしれません。

話を銭形に戻しますと、AT中の設定差の1つ目が「AT中のデカチャンスシナリオの差」です。デカチャンスは直近3つのアイコンが下部に表示されていますが、そのアイコンが良いものが高設定ほど選ばれやすいのではないか、と考えています。
このシナリオについては解析はまったく出ていないので、ほとんどが推測になってしまいますが、「3個1セットでテーブルのようなもので決まっている」か「設定ごとに選ばれるシナリオのようなものがあるのか(バジリスク絆系とかモンキーターンのATの継続シナリオみたいなやつ)」だと思っています。

このデカチャンスのシナリオは「黄色が3連続することはなく、3個のうち必ず赤か紫が1個以上はある」という法則があることからも、1個1個の抽選ではないことはわかります。

DMMぱちタウン様より引用
DMMぱちタウン様より引用

不二子の選択率が設定1と6の比較で1.1倍ほどの差がありますが、まあ体感できないくらいの差でしかないです。紫アイコンだと不二子orゼニロボが確定する(黄色や赤からも薄い振り分けで選ばれることがあるはず)ので、この2つトータルで見ると9.2%~10.8%と1.2倍ほどの差があります。

一応参考として、今回の実践でのデカチャンス色振り分けを記載しておきます。

5.5.デカチャンスの実践値

・AT1回目:紫黄黄/赤黄黄/赤黄黄/赤(1個目が黄色以外なのでチャンスシナリオ? 初回紫はけっこうレア)
・AT2回目:黄黄紫/黄黄赤/黄黄赤(3つ目が黄色以外が通常パターン。初回3つのうちに紫あるとちょっとテンション上がる)
・AT3回目:黄黄赤/黄黄紫/黄黄赤/黄黄赤(この辺で意外と紫あるなと思う)
・AT4回目:黄黄紫/黄黄紫/黄黄紫/黄黄(紫多すぎてビビる)
・AT5回目:黄黄赤/赤黄黄/紫黄紫/赤黄黄(けっこう異質なパターン。初回が3つ目赤、次が1個目赤で赤が連続するパターン。3セット目が紫黄紫というめったに見ないやつで、黄色が3個以上連続することはないはずなので、黄色を強制的に書き換えた結果、黄黄紫が紫黄紫になったのかな?)
・AT6回目:黄黄赤/黄黄紫/黄黄(割と普通だけど、紫はやっぱりある)
・AT7回目:黄黄赤/赤黄黄/紫黄黄/赤黄黄/赤紫黄(やっぱり紫が多い。そして赤紫黄もけっこう珍しい)
・AT8回目:黄黄赤/黄(ザ・普通)
・AT9回目:黄黄紫/黄(紫よく来る)
・AT10回目:黄黄赤/紫(コンスタントに紫あるな)
・AT11回目:紫黄赤/黄(黄色が並んでないのレア)

デカチャンスの色割合は、

・黄色60回(64.5%)
・赤19回(20.4%)
・紫14回(15%)

となりました。集計してみると紫比率の高さがわかりますね。3個に1個以上は赤以上確定なので、最低でも黄色66.6%、赤&紫33.4%なのは当然なんですが、その中でも今回紫が多かったのが意外でした。個人的にはここに設定差があると思っているんですが、どうでしょうか…。

いずれにせよ3個1セットのアイコンの中で赤以上が2つとか紫が多いとかはチャンスなはずなので、AT中は共通プラム数える以外にやることもないのでぼくは一応メモしてます。


6.設定推測についての考察(30G連編)

ここ、です…。ここ、です……。

銭形4の設定差はほぼここです。30G連の突破率、それも最終Gでの復活での突破に設定差が集約されています。最終G以外での突破率は全設定共通のはずで、金7揃い確率やレア役での突破率もすでに解析値が出ています。

全契機込みでの突破率が設定1で50%以上という話ですので、設定差があるのは最終Gでの突破のみ。今回の実践では30G連全体での突破が6/7で85.7%、そのうち1回が7揃い、2回がレア役からの∞突入だったので設定差はなし。しかし最終G到達時の3/4で突破しているので、明らかに強かったです。ここに設定差があるのはからくりの運命の一撃とかと同じですね。

推測ですが、最終Gでの突破は設定1で12.5%~設定6で50%くらいではないかなと思います。

DMMぱちタウン様より引用

設定1の突破率50%のザックリ1/4で突破=12.5%、消化中の抽選で37.5%と単純に計算してみると、消化中の抽選37.5%は全設定固定として設定6だとトータル引き戻し率87.5%くらいあってもおかしくないかも?

そして気になるのは「トータル約50%で成功する場合の比率は」という文言。こう書くということはトータル50%じゃないときもあるってことだと思います。29G目までの抽選が一定で、最終Gの復活が優遇されている場合はトータルでの成功比率は最終Gの割合が増えるわけですから。

DMMぱちタウン様より引用

加えて、30G連成功の恩恵である超逮捕ラッシュにもどうやら設定差があるようです。たしかに実践上でも設定6での性能はこんなものじゃない気がしました。
超逮捕ラッシュはオープニング10G+メインパート30Gで構成され、オープニングは大したことありませんが、メインパート30Gが破格の性能になっています。一応期待枚数は2000枚らしいですが、よっぽどのことがない限り完走しないことはないんじゃないかと思うほどです。

メインパート中はプラムでも上乗せ高確率+全レア役でCZデカチャンスを抽選しています。最初に成功確定のデカチャンスが1個もらえるので、デカチャンスでの上乗せやBIG GAMEにも期待できます。デカ目高確(1/27.9)でもあるのでデカ目のヒキにもよりますが、その他のレア役含めレア役さえ引ければ表の確率以上にCZに期待できる感じがします。
銭形のATは実質天井250Gでデカチャンスがもらえ、浅いところにもけっこう振り分けがあるので、大量G数獲得+CZ獲得+CZをゲットすることでモード自体も回せる超逮捕ラッシュはすべての要素にまんべんなく期待できる理にかなった特化ゾーンというイメージです。

7.設定推測についての考察(設定示唆、確定演出系)

スマスロになってからのオリンピア平和の台は設定示唆出現率がけっこう高くて、判別においてそこが重視されることが多いです。銭形4は特に挙動自体での判別がかなり難しいので、示唆はやはり大事。

今回の実践では朝イチ初当たりのAT終了画面で2以上、復活継続したあと画面で3以上、完走して引き継いだ2回目の終了画面で6確とあまりにも理想的な展開で設定6が確定してくれましたが、トータルで見てもボイス、終了画面が4回に1回は何かしら出てくれているので、設定6狙いの場合はそれくらいが1つの指針になるかもしれません。

このあとに推定設定5を打ったときの記事も書こうと思いますが、そのときは終日回して2以上画面と2以上ボイスが1回ずつしか出ませんでしたので、最高設定の6とそれ以外では出現率に差があるのかもしれません。

また、打-WIN LITEで1000Gごとに見れる隠れ凪については、この日は1回も変化しませんでした。隠れ凪は良い機能だと思いますが、ぼく自身平和の台で何度か高設定を打っていますが1回も変化したことがありません。嘘つきました、ラブ嬢の56確打ったときに2以上に1回変化しました。でもそれだけです。
これに関しては変化しないとまずいというよりも、変化したらラッキーくらいの感じで見ておくのが良いかもしれません。

最後にこの日の詳細な実践データを記載しておきます。あまりにも出来過ぎた展開で参考になりづらいですが、AT中、特に上位ATに関わる部分の設定差が大きい台はこれくらいでないと確信できないとも言えるので、一応記載しておきます。

8.初当たりデータ詳細

➀203G(870ガッツ)AT→完走2715枚(終了画面2以上、3以上)→30G連〇(最終G復活)
②上位AT→完走5115枚(終了画面6確)→30G連〇(7揃い)
③上位AT→完走7518枚(終了ボイス3以上)→30G連〇(最終G復活)
④上位AT→完走9918枚(終了ボイス6確)→30G連〇(最終1G前謎)
⑤上位AT→完走12321枚(終了ボイス偶数示唆)→30G連〇(強チェリー)
⑥上位AT→完走14719枚(終了ボイス5以上)→30G連〇(デカ目)
⑦上位AT→完走17118枚(終了ボイス奇数示唆)→30G連×
⑧200G(192ガッツ、確定天国)AT→引き継ぎ17061枚(終了ボイス偶数示唆)
⑨393G(693ガッツ)AT→138枚(終了画面2以上、ボイス偶数示唆)
⑩329G(489ガッツ)AT→474枚
⑪65G(189ガッツ)AT→1063枚(終了ボイス奇数示唆)


9.打感、雑感

初当たりがリセット天井で実ゲーム数こそ浅く済んだものの微妙な気持ちになっていると、いきなりの紫アイコンスタートでテンション上がる!

も、デカチャンスに入れることができず駆け抜けでテンション下がっていると、初回モードの23%を取ったのかチャンスモードだったのか終了画面で不二子デカチャンスが出てきてくれてそれを成功させBIG GAMEで410G乗せ。そこから完走で3以上確定画面、そして30G連が噂に聞く最終G復活。しかも座っているのは狙い箇所ということもあって、この時点で8割方ツモを確信していました。その次の終了画面で6確したので、あとは設定6のポテンシャルを生かしつつ6のサンプルを集めることができる喜びに打ちひしがれながらの実践でした。

早めの30G連のサンプルゲットと終了画面で確定が出てくれましたが、終了画面はさておき30G連は高設定といえどもチャレンジすることすら叶わずに終わることも珍しくはないので、今回はとにかくラッキーでした。

正直銭形に関して言えば、どれだけ打ち込んだとしても共通プラム、示唆系、30G連を見ていくことでしか判別できないと思います。判別的にはしんどい台ですが、AT中の面白さはスマスロナンバーワンクラスなので機会があればまた打ちたいですね。


今回の記事は以上となります。もしも読んでみて役に立ったと思える部分があったり、面白かったと思っていただけましたらイイネ拡散投げ銭よろしくお願いします。

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