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チェイサーゲームWに対する思いの丈を垂れ流すことで、もやもや告別式。


これは、ただの感想です。
少々どころか多分に気持ち悪い自分語りも含まれます。
批判したいわけじゃないですが不満や納得のいかない気持ちが含まれます。
いつふゆぅぅぅぅぅくっついたーーーー!ハッピーエンドだああああ!とハッピーな気持ちの方には不快かもしれない。
それでも、書いてみます。
もしどなたかに読んでいただけたら、と思いながら独り言で書いてみます。どうもこんにちは。



最終回を見たあと。
他の方はどう思ったんだろう、どう捉えたんだろう、と。
深夜の3時すぎからXなるものを徘徊して、また最終回を見ては徘徊し…を繰り返して気づけばなんと5時。寝ろよ…
寝てくれ…静まってくれ鎮まりたまえ私の頭…と思いながら苦しんだ、あれは一昨日のことでした。や、まだ昨日?

どうにも気持ちを落とし込めずに、いやいやただのフィクションですよ、ドラマですよ?ってのはわかってる。
本当にハマりすぎたようです。それぐらい沼だったのです。
自分の気持ちや考えや、たぶん自身の思い出も投影しすぎたようです。
制作側の思うつぼでしょうか。

昨日の夕方、VTuberの白雪巴さん(Bを公言なさっている)が感想会配信をやってくださっていて、
初見でしたが参加してお話が聞けて、「なるほどな、なるほどな…たしかにそうだよな…」と昨日の夜にはなんとか少し持ち直しました。
(白雪さんのアーカイブは3月末までの公開のようですよ。何がとは言いませんがお急ぎを)

少し持ち直したからこそ文章にしてみよう、の発想に至りました。たとえ独り言でも。


最初はコントドラマとして見てました。
そりゃドラマだもの、ツッコミどころ満載なのは仕方ない。わかってる。
途中で見るのやめようかとも思いながら、ただお二人のご尊顔が…どうにも…もう…頭を抱える域でしょう?
私の中のエセ関西人が何度も「なんでやねん」と「いつふゆ最高ならええねん」とを交互に言うものだから、
いつふゆ尊い…やだ困る…てなマインドで徐々に沼りながら見ておりました。

ただ、このドラマの困るところ、罪深いところはビアンのドラマをやりたいのか百合をやりたいのかようわからん、というところでした。

白雪さんもおっしゃってましたが、私も百合とGLは違うと思っていて。
百合は"尊い"でいいので、もうはっきり言ってなんでもいいんです。(もちろん不倫はダメだけど)フィクションとして楽しめる。
でもGLは「そんなわけねえだろ」が出てきてしまうと見れなくなります。フィクションなのはわかってる。でも、そんなわけねぇんだよ…ってなってしまうと終わりです。
個人の捉え方ですし、自分でも何言ってるのかはっきりと文章化できませんが、
チェイサーゲームWはなんだか困ったことに罪深いことに?何をやりたいのかよくわかんない…わかんないんだけど、
それでも、いつふゆがあまりにもキャラクター、人物として二人とも魅力的で、二人の女優さんが素敵で。沼に頭まで浸かってしまいました。(お風呂にぶくぶく沈んてた冬雨ぐらい)

・レズビアンのドラマです。
・当事者の方からも取材をしました。(どこをだろう)
・当事者の方にも見てほしい。(そもそも当事者って言葉…なんなんでしょうね。何の関係者なんだ?ストレート以外の恋愛は問題か?事件か事故なんか?と、ひねくれ者の私は思う)
でも、やってることは百合なんだ。
いつふゆの尊いで乗り切ってるだけのドラマなんだ。ごめん。
リアリティは感じないんだ。5年ぶりの女同士の夜の運動会が1,2時間で終わるわけないだろ?(夫が帰ってきたときの時計を凝視しました。早えな運動会…と)
いちゃいちゃてぇてぇ最高だ。でも不倫なんだ。うん…。
いつふゆ…素晴らしいから…うん。でも不倫の自覚あるのかも怪しいんだあの二人…

難しいことは置いといて楽しめばいい。そうよ。うん、そう…。これはドラマ。
でも難しいこと置いといたらね、それはもうただの百合。商業百合。これなんのドラマなのよ!ってなっちゃうんです。そうですただのドラマです。
当事者にも見てほしい?どこをだ????????
たまに脚本の方が設定の小ネタを小出ししてくれますよね。ありがたい限りです。ヲタクは供給が大好物です。
ただ同時に困ります。妄想の余白がオリジナルに邪魔されてしまう。

思い出してほしいです。このドラマは見えないものを見せていくドラマらしいです。
なのに私たちが見たくないものは見ないできゃっきゃっ喜んでしまっている。
不倫の事実を見ないようにして尊いと呼んでいる。
あのシーンもどのシーンも尊いどころか、ただの不倫してるだけの二人なんです。

ややこしいヲタクでごめんなさい、矛盾しててごめんなさい。
いつふゆは最高なの。そうなの。最終回を見たらきっと大きなロスがやってくる。そうね、有給を取ろう。
そして迎えた最終回。

私は正直、俗にいうハッピーエンドだろうがバッドエンドだろうがどちらでもいい派閥です。
それがこの物語なら、どちらでもいい。
だって不倫の設定で、なおかつレズビアンの恋愛。脚本の方は、ラストは希望的な意味も込めましたというようなことをおっしゃってた気もするけど…(違ってたらごめんなさい)
不倫の時点でハッピーエンドなんて存在しません。
誰も傷つけない道なんてないです。

尺が短いですよね。22分×8話しかない。うん短い。
予算もないらしい。そりゃ、てぇへんだ。
原作の漫画が売れなきゃいけないだろうし、大人の事情で盛り込まなきゃいけない要素があると思います。うんうん。
これ面白いね、で盛り込まれた要素もあると思います。知らんけど。
(うるせえ、決まった風呂敷で決まった品物を詰めるしかねえんだ!四の五の言うんじゃないよ!22分でしたくしな!)

不倫はダメ。わかってる。
それでも冬雨は魅力的な人物でした。樹も言うまでもなく。
なんなら私も二人を愛してるぐらい。

それが最終回で壊れてしまったように感じて。
愛していた冬雨がよくわからない女になってしまったというか。
私のもやもやの正体は、結末どうこうというより、
ドラマや映画で、ストーリーとしての山場や盛り上がりのために登場人物が死んでしまう、あの嫌な感じに似ているというか。

冒頭の雷で私も打ち砕かれたんですかね。


「私はレズビアンです」の発言のあと、樹を愛していることも浩宇に認めた冬雨から始まりましたね。
たしかに浩宇は前から冬雨と樹を怪しんでる感じもあった。写真を呂部長から受け取ってからすごく考えてたのかもね。もう将棋の手を考えるかのように会話の流れを大方は見通してたのかもね。
にしてもだ、めちゃくちゃに冷静。すごい浩宇!(浩宇の変換が大変だから以下お旦那にします。ごめんね)
自分のことを愛していないのかなってお旦那も不安に思ってたよね。忘れられない人がいるのかな…とか。
それがまさか、現在進行形の不倫もしてる+セクシャリティ違うんかい+忘れられない人でもあった、ってもう衝撃的なはず。でも取り乱さないお旦那。why?
でも冬雨さんは誰でもよかったわけじゃないらしいんだ。もうあたしゃ頭が追い付かないんだ。
「あなたを愛したから結婚したし。月も産まれた。」…それは嘘じゃないんだって。
春本さんと一緒に暮らしたいわけでもないんだって…もう一度だけやり直すチャンスが欲しいんだって…。

冬雨……あなた、覚悟もなく不倫をしてたの…?
みんなを傷つける覚悟もなく不倫をしてたの?

また中村ゆりかさんのなんとも言えない…涙のお芝居がいろんな意味合いで想像できてしまいます。ヲタクは深読みと妄想が得意です。
樹を守るために、迷惑をかけないために嘘をついてるのかな。なんとか話をまとめようとしてるのかな。家庭を取るしかないし、月ちゃんだっている。
それともお旦那を愛してたことも事実は事実で、家庭が大切な気持ちももちろん本当で、全てを捨てて樹は選べないのかな。

うるさいヲタクでごめんなさい。

樹を守るためだとしても後者だとしても、L宣言いらんし、キスしてる写真ぐらい「女同士でふざけてただけ」って言ってしまえと思うんです。
ええ、一番苦しい嘘ですよね。

女性同士だと、普段はないものとして見えないものになるようなときがあります。
街中を恋人と歩いても友達同士に見えるだけ。他人からどう見えてるかなんてどうでもいいけど。わかってるけども。
彼女のことを職場や友達には彼氏として話してしまう。彼女を彼女として話してあげられないときがある。
ここにあるのにないかのようになってしまうことが、たまに、多めのたまに辛くなります。
なのに自分自身が「女同士」であることを逆手に取って嘘をつくのは、一番苦しいです。醜い嘘です。

自分の気持ちに嘘はつけない?樹を愛してる気持ちには嘘がつけない?

クズでごめんなさい。

胸が張り裂けようがなんだろうが、樹を守るためなら家庭を取るためなら嘘をついてしまえ。自分が苦しいだけの嘘だよ。
またお旦那のことは傷つけます。そうです、だってこれは不倫だもの。最初から。
心の中で樹を傷つけます。そうです、だってこれは初めから不倫だもの。

自分の思いに嘘はつけない。樹への思いに嘘はつけない。家庭も大事。家庭も壊せない。月ちゃんも大事。母をやめることもできない。
そんな全部は無理ですぜ。冬雨さん……
言葉にするのが苦手な冬雨さんがお旦那への釈明は饒舌なんだ。それが余計に苦しいんだ。

心から愛せるのは女性だけど男性をなんとかなら好きになれるLもここにいます。(愛せはしない)
お旦那を愛したって言った程度じゃ、ちょっとあなた!それLじゃないよ!とは思いません。(愛せはしないのがLなんだけど…)努力してとか体裁でとか子供が欲しくて、ストレートのフリをするのなら悪いことじゃないと思います。
流動的なこともあると思う。Lが明日はBになってるかもしれないし、Pになってるかも。Qのままでもいいかも。それならそれでいいと思います。
ただ謎なんだ。L宣言…

お旦那を愛したっていうのは、愛せると思った、愛せていると思っていた、に近いのかな。
樹に木っ端みじんにされた心。真冬かのように凍てついたでしょうね。
春の暖かさから急に、動物も風邪ウイルスも生きていけないような南極に飛ばされたでしょう。
いばらの道って言うじゃないですか。
心に咲いてた樹への愛って、バラの花畑みたいだったと思います。美しいけど鋭い棘があった。
樹に踏みにじられて花はめちゃくちゃになって。なのにどけてもどけても、また生えてくるバラ。
思い出がドライフラワーになったらいいけど、棘が痛々しい生花のバラのまま。
お旦那は冬雨がLで春本さんを愛していて不倫までしていたってぇのに、動揺すらせずに許せる。心が宇宙かのように広い浩宇さんです。(それはそれでどうかとは思ってしまう)

たしかに愛せそうな人です。
温もりを求めたくなってしまうようなお旦那です。

でも時間が経てば経つほど、愛の形が違うことには気づいたと思います。
樹へ向かっていた愛とは到底違う。
愛は愛でも、家族愛じゃなかったですかね。
なんなら冬雨の夫への愛を感じたことはこれまで一度も私はありませんでしたけども。家族愛もあまり感じなかったけども。
冬雨の口から「でも愛せないことに気付いてはいた」とかその先を聞きたかったわけじゃありません。だって月ちゃんがいるもの。
家庭は壊せない。わかる気はします。

うぅ冬雨…とは思いながらもわかる気はします。

家庭を選んだけど、樹が思い浮かんじゃうよね。
迷う揺れる心よね。頭で決めたことと心で感じることとはまた別よね。
だから不倫もしちまったのよね。人ってばかよね。一貫性がないのが人よね。
鏡に映る自分と自問自答するよね。

うぅっ冬雨………情緒からの、

みんなの前で「春本樹を愛しています」後悔していません宣言。why?
欲張り通り越して冬雨がさらにわからない…
そこも濁してくれ。なんで饒舌なんだ。
樹は嬉しかったらしいけど、関係を認めたらな完全なるアウティングや。
「許可なく喋ってごめん」じゃ済まないときがあるのよ、冬雨。
冬雨が遠のいてゆく……

呂部長はもはやかわいいです。
不倫は置いといて同性愛だっていいじゃないか!ってなってる職場もなんかもうかわいいです。まるで私たちみたい。(放棄)
お好み焼きぐらいで散々もめてたゲーム開発決まってよかったよ!もうかわいいです。(放棄)
しっちゃかめっちゃかだけど、おーるおーけーーーー(万歳)

「夫も知ってる。だからもう…終わりにしないと…」って言うなら、
みんなの前でストレートな愛の宣言なんかしないでくれ。ストレートじゃないんだし。
愛をみんなの前で宣言したあとに、あなた家族と中国に帰るんでしょう?
宣言なんてしないでくれ。頼む。

樹が冬雨のために別れたとき、悪に徹しましたよね。冬雨の心を木っ端みじんにした。
だからこそ冬雨はなんだかんだで結婚できたんだと思います。今はそこが困ってるんだけどね…
冬雨は正直なのがいいところですよね。たしかに。たしかにね…

「樹に迷惑かけないから」って、冬雨?
そんな道はもうないのよ。
不倫なんだ。不倫したのよ。
薄々。濃いめの薄々感じてた。冬雨さん不倫の自覚ないんかな~っておばさん薄々気づいてたけど、本当に今の今まで自覚なかったんか?
一線越えたらもう迷惑かけない道なんてないんや。冬雨ーーー…

カフェのロフトでちゅーしてる場合じゃないんや。
これはドラマです。わかってます。あそこでちゅーしてくれないと写真撮れないんで。ドラマだ、わかってる。

樹?とも思ってたけど、樹はまた身を引く覚悟で一緒にいるのが伝わってました。
冬雨からの終わりを受け入れたのも覚悟していたからだと思う。
樹にしてみれば冬雨のお母さんから言われた言葉は特別だったと思います、いろんな意味で。
自分には母親がいない。母と子の関係を知らないからこそ、痛いほどわかると思います。母と子の関係の特別さが。
お母さんからお願いされたことを突っぱねることも、冬雨に話すこともできなかったのは、お母さんとの関係を壊せない、大事にしたい思いもあったんじゃなかろうか。
だから悪に徹して別れた。

元カノの家族写真を見るのはどんな気持ちだったでしょうね。
苦しいけど、幸せになっているのは嬉しくも思えたかな。

ところがどっこい。
冬雨の幸せを願って一世一代の覚悟で振ったけど、冬雨の心は想像以上に血だらけで。(そらそうだ)
樹の一世一代の覚悟はどれほど苦しかったか、そりゃもう心えぐれる苦しさじゃなかったろかと。(それもそうだ)
でも自分は思い出も愛もきれいなままで持っていられたはず。だから生きてこられたはず。花はきれいなままです。冬雨のために嘘をついたから。
冬雨は違う。
血だらけで傷ついてる冬雨を目の当たりにして、また誰かを傷つけるとしても気持ちが一線越えてしまったのが4話のキスシーンなんですかね。

だって今度は冬雨がお母さんです。
今度は自分たちを月が照らしてます。(なんつって)
好きが苦しめすぎてます。
また母と子を引き裂いちまうなんて樹にはできないじゃない。

樹の言う「たとえどんな罰を受けても…」っていうのは、なんとも苦しいです。
好きが苦しめすぎてます。

そこへ来ての。
「もう少し一緒にいたい…」攻撃。
冬雨のわがままを樹が拒むのは初めて。泣いちゃう。
さらに冬雨しゃん畳みかけます。最終兵器。
耳に甘ったるく残るスモーキーボイス、「樹…」
罪深い。人生狂わすタイプ。
あなた…中国帰るん……だよね?
冬雨しゃん………私は自己愛が強いだけの女に見えてきてしまったよ、冬雨しゃん。
「月ちゃんが待ってる」の言葉が、樹すぎます。
「忘れない…」なんて言わないでくれ。忘れない、なんて言いあって美しいキスして別れるなんて。地獄以上の地獄。
忘れてって言ってくれ。中国に帰るなら。もう辛さが地獄4000年の歴史ぐらいだよ。(中国だけに)
キスしながら流れる樹の涙のタイミングが美しすぎました。
好き同士で別れるのにね、このままじゃ勝手にどんどん美化されていく思い出で樹が死んじゃうよ。私も危ないよ。
思い出と生きるのって亡霊と生きるようなものです。

急な樹語りでもろもろ回収後、唐突ラストシーン。

穏やかにほほ笑む冬雨と、驚きもせず満面の笑みの樹。
私には樹にとっての願望のような幻想のようなものに見えました。
現実で再会したんじゃなくて、思い出のカフェでずっと冬雨を夢見てる樹として、見えました。
もう結婚指輪もはめていない、お揃いのネックレスをまだ持っていてくれている冬雨が、昔より少し違うきれいを身にまとっていつか会いに来てくれるのを夢見てるかのように。やだ泣けちゃう。

Xを徘徊していたらハッピーエンドだと喜んでいる方が多くて、嫌みではなく、そう感じられる方もハッピーに生きていらっしゃるんだなと羨ましかったです。
(もう6000字を超えました。これはドラマの感想です。おそろしいヲタクです)

子育てがひと段落したらいいのかしら。清算できるときなんてくるのかしら。
やり直すチャンスをください言うたのに、結局別れて樹に会いに来るなら…
冬雨というずるい女だけどどこか愛らしかった魅力的な人がさらにまた遠くへ行ってしまいます。
もしくは宇宙一心広い星人なお旦那が別れを言い出してくれたのかもしれない。大きくなった月ちゃんが日本に留学したいとか言い出したのやもしれぬ。
それでも冬雨が樹に会いに来たら…うーん。さらに冬雨が遠くへ行ってしまう。冬雨が言っていた言葉ごと遠くへ行ってしまう。

そもそものそもね。ろくに仲良くない夫婦、なんだか不穏で嘘くさい両親が揃ってるよりシングルでもまっすぐ愛して育ててもらえれば子供はそれでいいじゃないかと思います。
両親の雰囲気って子供は察知します。
家庭を壊すより歪な家庭で育つ方が月ちゃんにとってどうなんだろかと思ったり、わからなかったり。もう迷子。私の冬雨どこ。
冬雨が最後まで家庭と樹との選択に確固たる決意がなかったように感じてしまったのが一番悲しいんだと思います。冬雨の愛ってなんだ。私の冬雨どこ。

何度も言います。これはドラマです。わかってる。
あくまで個人の感想です。
そしてこのドラマ見ました感想文には着地点がありません。私の冬雨どこ。

当事者の人にも見てもらいたい。
どんな意味だったんだろう。
あのラストはきっとハッピーエンドとして脚本の方も書いてる気がして、なおのこと悲しいんです。
そこじゃねえんです。
でもお書きになった脚本家の意図とか実際に演じていらっしゃったお二人自身のなかの意図とかはどうでもいいとも思ってます。
見た人がなにを見たか、だと思ってます。
受け取り方は自由です。

そうすると無限ループなんです。末期なんです。
Lの女たちがおっかさんの反対で別れて、再会して、復讐しようとしていたけど早々誤解が解けて、燃えるような不倫して、早々灰になって別れて、何年後かに再会して、はっぴーえんど。

こんなものは実際には存在しない。あんなに美しいフェムフェムカップルも存在しない。あんなフェムが二人もいたら世のLが狂います。
それはそう、これはドラマ。

クズは思います。
人妻と不倫して、仮に数年後お旦那と別れて自分のところへ帰ってきてくれてもね。
またさらに数年後……その女とは別れるの…


当事者ってなんやねんとエセ関西人が言ってきます。
なんやねんとは思いながらも、いち当事者は思います。

結末もどうでもいいんです。結末なんて塞翁が馬なんです。
ハッピーエンドかバッドエンドかなんて明日には変わってます。定まりません。(物語として描いてくれよという気持ちはわかる

そもそもハッピーもバッドもあるようでないようなもんです。

ただ思います。
小さな風呂敷で不倫とレズビアンは包めません。
ジェットコースターとかいいから、丁寧に包んでほしかった。

だって一番よかったのって結局、エンディングのNG集なんだもの。
そんなことってあるかい?

いつふゆは尊い。尊かった。いつふゆさいk、、、、、、私の冬雨どこ。
少し持ち直したはずが全然頭の山火事消えてないじゃないか。そうなんだよ。そうなんです。

はてさて。
私にとっては樹の幻想としてのラストの方がある意味腑に落ちるので。悲しいですがそちらで受け取ります。
百合は漫画が一番ですね。身に沁みました。
何もまとまらずにこのまま締めくくろうとしていますが、最後まで読んでくださった稀有な方がもしいらっしゃったら、本当にありがとうございました。
亡霊が暴れておさまらなかったら支部でひっそりと生息してみます。
ヲタクは妄想が得意です。
ifでも悲しい文章を書きそうですが、稀有な方、またお会いできたら嬉しいです。

いつふゆありがとう。
私の冬雨どこ。
いつふゆありがとう。
もやもやを8000字で供養します。

私のドライフラワーも痛みます。なんつって。


















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