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夜空の星を見て想う

父が亡くなって1ヶ月が経ちました。

あれから、葬儀や子どもたちの運動会、子どもたちの柔道大会、フラメンコ教室の発表会が続き、まだまだ祝日や休日は柔道大会やイベントでスケジュールが埋まっています。

そのバタバタとした時間の流れの中でも、父と母を思い出すふとした瞬間は、大きな寂しさに覆われます。どれだけ両親に支えてもらっていたかを実感すると同時に、私の時間も限りがあるということがより濃く感じられるようになりました。

現在私は、地元の大学で事務員として働いています。同僚に支えられながら、医師の研究のお手伝いをする充実した毎日を送っているのですが、時々ふと思うのです。私は本当に満足しているのだろうか?って。
もちろん、私は同僚にも先生方にもよくしていただいていることに感謝をしているし、業務にやりがいもあります。大学という職場柄か、学びも多くて、頭の回転が早い医師との会話は本当に楽しいものです。

それでも、何か物足りなさを感じるのは、なぜなのか。

空を見上げることも多くなりました。
それは、情報量がたくさんある地上から空に目を向けることで、頭の中を整理しようとする私の癖です。

特に、実家で見る夜空は気持ちも落ち着かせてくれます。街灯の少ないこの町では、特にこれからの冬の季節は、夜空で小さく光る星だけを見ることができます。

遠くで光るたくさんの星。
昔読んだ本によると、亡くなった人の心(魂)はお星様になるそうです。

姉や母や父もその中の1つとして、今でもその光を放っていると思うと、大きな寂しさも和らぎます。それに、夜空が暗ければ暗いほど、私の悲しみが深ければ深いほど、その星の光は美しく輝いています。

私もいつか、あの星のように、小さくてもいい、誰かに光が届けられたらいいな。

もっといっぱい心を磨きたい・・・。
そう想う今日この頃です。

#お星様
#watashiflamenca

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