2022-09-19 蚊、叶姉妹のファビュラスワールド

2022-09-19

久しぶり（？）に日記を書く。数日前のいつだったかに右指に蚊が止まって反射的に叩きそうになり、すんでのところで理性が働いて減速するところまではいったけど理性が勝ち切るわけでもなく、最終的には中指を握って退治する事になり、やはり衝撃はあったので手にダメージを負った。手が繊細すぎる…。普通の人の10分の1の細さの筋肉しかないのであろう。でも今日で日記を書ける程には回復した。

明日は花とゆめ（漫画雑誌）の発売日であり暁のヨナの最新話が読める日のはずなのでとても楽しみにしている。これで明日は休載とかだったらどうしよう…。最新巻も同時発売なので雑誌で読んだお話が一気に読み返せるようになりありがたい。暁のヨナは現代では希少であるペンと紙で描かれたアナログ漫画なのでカラー挿絵が大変美しくありがとうという気持ちである。

体操の度に叶姉妹のファビュラスワールドを聴いているため夢の深層部分を叶姉妹が支配するようになった。寝ている間も、夢に見るわけではないにせよなんとなく叶のエネルギーを感じるし、目覚めた瞬間には叶姉妹の姿が頭に浮かぶ。しかし不快感がないのが叶姉妹のファビュラスなところだ。ファビュラスってなに？（fabulous = すばらしい、素敵な、伝説的な、物語に出てくるような...等）確かに夢に出てきているようなものであり、物語とはすなわち夢みたいなものなのであるから、叶姉妹のファビュラスワールドはその名の通りのファビュラスさだ。叶姉妹の事が気になり始めると彼女達の収入源や謎に包まれたプロフィールが気になり始めて事実無根のまとめサイトを見たりしてしまうが、結局は事実無根なのでなんの意味もない。ポッドキャストを聴いていると、誇張表現や演出的な部分はありつつも、二人が共有している旅行やグッドルッキングガイたちとの逸話の辻褄が合い過ぎているため、全くの嘘で生活しているとは到底思えず、要するに私は叶姉妹の虜なのだ…。叶姉妹のファビュラスワールドではお悩み相談のコーナーがありそれが各方面にて大変好評を博しているのだが、視聴者からのメールに書かれた文章が叶姉妹をリスペクトするあまり敬語がおかしな事になっていて考えさせられるものがある。こんな悩みがあるのだなぁ、というゾーンを越えて、変な敬語だなぁ、というゾーンに入ってしまうことがあり、悩みを聞き忘れることがある。それにしても恭子さんの回答はあまりにも素晴らしい。

「セクシーとは媚びることではなく、心の教養を体で魅せる余裕。」

「"あなたのためを思って"と言う人に対しては、

まず、"自分のために生きてください"と言葉を返していきましょう。」

「人様が言うことなど何を気にする必要がありましょうか。風が吹いていると思えばいいのです。」

「人は見かけが全てではないというけれど、あなたの内面が100%現れる場所でもあるのです。」

「社会との摩擦や引け目なんかにビクともしない情熱を持つこと。」

「心動かない相手に時間を使うのはネックレスのパールをひとつずつ捨てていくようなもの。最後に残るのは繋いでいた紐だけ。」

「男性は毎日生まれていますから。」

「嫌なことを言われたら"今日は蝉がうるさいわね"とイメージしてみる」

「同じ物を持たれようが、同じドレスを纏われようが、真似だけないのはわたくし本体」

凄すぎる…。好きな言葉を音声入力で書き出すと普段自分が絶対に言わない言葉が唇から流れ出るので驚く。恭子さんはよく「もっと自由でいいんですよ。」と言う。「そうとは限らないんじゃないですか？」とも。思い込みの枷を自分から外せ、という事かなぁと思ったりする。恭子さんのゆったりした話し方は本当に耳に心地よく、年齢を重ねた女性の落ち着いた魅力に溢れている。以前はグッドルッキングガイ（若くて美しい男性たち）が周囲にたくさんいるという話をほんとかよと思っていたが、世界は広いのだから恭子さんのような女性がタイプの人はいくらでもいるだろうな、と思った。恭子さんは自分ではなにもしないので同居する美香さんに生活のすべてを任せているのだが、ピラミッドに登りたいと言い出した恭子さんのために手を尽くして手配した美香さんとグッドルッキングガイと共にエジプトに行ったはよいものの、暑くて外に出る気にならず美香さんとグッドルッキングガイたちだけでピラミッドを登った（かなり昔）、という話が印象深かった。オーストラリアまで行ってサメを間近で見るために檻のような物に入って海に沈む体験をしに行ったパターンもある。もちろん来ない恭子さん。北欧だかどこかにオーロラを見に行くはずが着るべきウエアが美しくないという理由で嫌になった恭子さんが来ず一人でオーロラを見て犬ぞりをした美香さん…など。本当に恭子さんは自由である。有言実行している。そして愛想を尽かさない美香さん。二人は友だちがいないらしいが、全く問題なく暮らしているようなので人生というものはいろいろだなぁと思う。なぜ叶姉妹の話を…？おわり