20220823 - 20220827

20220823 - 20220827


暁のヨナを読んでいた。暁のヨナを読むので忙しくて日記どころではなかった。しかし、暁のヨナを読む以外に特に何もしていなかったので日記を書く必要性はなかった。だから数日に亘り日記を書いていなくてもなんの問題も無いのである。これは良い傾向である。忙しいことは良いことなのだ。なにかを考える隙間が無いから。


本当に面白い作品というのは説明したり感想を言ったりすることが難しい。筆がつっかえてうまく書けないのだ。だから暁のヨナを読むという行為の良さについて書こうと思う。暁のヨナは架空の世界の架空の国における歴史ファンタジー恋愛バトル政治漫画なので、共感するところが何もない。ただ第三者として物語を、登場人物の生き様を見つめることだけに徹することができる。何かに共感する時、人は自分の記憶の中の出来事の引き出しを開ける事になる。それが良い記憶であれ悪い記憶であれ、物語に紐付いてしまうと余計な感情が絡んでしまうし、悪い記憶だった場合は、楽しみのために漫画を読んでいるにも関わらず、悲しい感情を呼び起こすことになるからまったくもってよろしくない。その点、暁のヨナは自分の事など何も考えずに漫画の中の人達の事だけを考える事が出来る。なんて気楽なんだろう。


私は王家の姫だった事も無ければ恋心を抱いていた幼馴染に父親を殺されて王位を奪われた事もないし、もう一人の幼馴染と共に追っ手から逃げて旅を始めた事も無ければ、神話上の人物であった緋龍王の生まれ変わりだった事が発覚した事もないし、自分に仕える人ならざる力を持った四人のお供がいた事も無いし、命を狙われた事も戦に出た事も政治的に利用された事も無いし、共感できる点が一つも無い。こんなに共感できない漫画もそうそう無いのに、だからこそ物凄く面白い。この漫画において共感できる感情があるとすれば、「強くなりたい」、ただその一点のみである。その他いろいろな欲求、例えば、お姫様になりたい願望、強い男に守られたい願望、守られるだけでなく自分も強い女になりたい願望、平和を愛し世界を平和にしたい願望、綺麗な顔の男に囲まれたい願望(?)、とか、いろんな欲求を満たしてくれるようには出来ているのだが、やっぱり核にあるのは「強くなりたい」、それに尽きる。


日記を暫く書いていなかったから文章の書き方がなんにも分からなくなってしまった…。ああ早く暁のヨナの最新刊の続きが掲載されている花とゆめのバックナンバーが届きますように…。とにかく続きが読みたくて仕方ないのだが漫画雑誌だからかバックナンバーの電子書籍が直近の号しか販売されていないのだ。読みたいヨォォォォオ…!スウォンの感情の揺れ動きの描写がとても良い。最近の巻は本当に面白い。最初の方は恋愛のシーンが多かったりヨナの無鉄砲さが目立ったりしていたけど、ヨナがどんどん心身ともに強くなってきたのと戦いのスケールが大きくなってきて本当にもうこれは中国ドラマですか?みたいな読みごたえなのだ。こんなに面白い漫画を知らずに生きてきたなんて…。そしてこの漫画が特になんの賞も取っていないなんて…。長く連載されている漫画って、ある一定のエピソードを書き終えて次のエピソードに移行する時、さて次はどんな展開にしようかな?って考えて話が進んでいくふうがあるけど、暁のヨナは最新の話まで全部を見通し計画を立てた上で作られているとしか思えず、今になって衝撃の事実が発覚したり、ああ、なんて面白いんだ…!誰か私と共に暁のヨナの話をしてくれ…!


最近ケーキをよく食べている。こんなにケーキを気軽に食べられるようになったとは…!今日はエビフライも食べた。揚げ物、美味しすぎる。

HAPPY LUCKY LOVE SMILE PEACE DREAM !! (アンミカさんが寝る前に唱えている言葉)💞