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あとがき


1週間前はなづちゃんがアイドルとして過ごす最後の日だったんだなぁ、この1週間あっという間だったなぁと思う。(※この記事を書いたのは2/22だった為)
卒業前から言っていた通り、卒業翌日には新しいSNSアカウントが作成された。一般人初日から更新してくれるとは思っていなかったからビックリしたけど、嬉しかった笑

きっとどこかで元気に過ごしてるんだろうなぁ。




「好き」って言ったら「知ってる」って言われ
「会いたかった」って言ったら「知ってる」って言われ…

でもそれがなんとなく心地よくて大好きだったんだよなぁ、もうそんな世界は存在しないんだよなぁと思う。





数えきれないほどライブに行ったけど、毎回必ずレスが来るようなオタクじゃなかったし、ノールックノーレスの日も実は沢山あった笑
(自分が気づいていないだけの日もきっとあるのかもしれないけど…笑)
(自分以外にも白のペンライトを振っているオタクは沢山いたから、なづちゃんが悪いわけじゃないです)

でもだからこそ「レスが来ないから」「構ってくれないから」みたいな理由で現場に行かなくなることも「自分以外にもオタクは沢山いるからもういいか」と思って現場に行かなくなることもなかったんだと思う。(そう思うことを否定しているわけではないので悪しからず)


とは言え、推し被りじゃない知り合いが「あの日、ありえない角度で(~ちゃんから)レスが飛んできて~」と嬉しそうに話す姿を見ていると、シンプルに羨ましいなと思うことも何回もあった笑

それでも、そういうことは抜きにして、ライブをしている姿を見ることがやっぱり一番好きだったから、ライブを見ている時が何よりも幸せだった。




(言ってくる人に他意がないのは分かっていたけど)「オーディションから推してるオタクかと思ってました」って色々な人に言われるのがしんどい時もあった。
自分がなづちゃんに出会った2019年9月はなづちゃんがオーディションに受かってデビューしてから約9ヶ月後。その時のなづちゃんはもう口が悪かったし()言葉遣いとかも今とそんなに変わらなかった気がする。
こういうことを書くのはあれだけど、人気か不人気かと言われたら、人気だったとも思う。握手レーンに誰もいないとか、配信で課金する人があまりいないとか、そういうこともなく、当時、外野から見ていた自分にとっては、推してるオタクの数は多い印象だった。


オーディションから見ているわけでも、デビューから見ているわけでもないから、その頃のことは当時のなづちゃんのブログを読むとか、ネットニュースの記事を読むとか、オタクから話を聞くとか、そういうことから知ることしか出来なかった。


でも、過去は過去だから、今、自分に出来ることは"今"のなづちゃんを見ることだと思って、主現場をスパガにした2020年3月以来、さらに必死に追いかけてきた3年だったなぁと思う。

行かない現場も行けない現場もあったけど、総現場数の8割~9割くらいは現場に居たのかな。義務感じゃなく、自分が行きたかった現場はほとんど全部行けたから悔いはない。


些細なことが気になってめちゃくちゃ病んだり()現場が無さすぎて気持ちを保てなくなったりしたことも沢山あって、なづちゃんや周りのオタクから「他界すると思った笑」と言われたことも何度もあった。

もはや執着してるのかなぁ、それならお互いにとって良くないことだから離れようと思っても、そう簡単には手離せなかった。それは使った時間やお金が惜しかったんじゃなくて、嫌いになったわけじゃなかったから。
気持ちが落ちることはあっても、気持ちが離れたことは一度もなかった。


そしてどんな気持ちの時でも、ライブに行けば全部どうでもよくなった。なんでそんなことで悩んでたんだろう、考えてたんだろうって思うくらい、ライブはいつも楽しかったし、ステージにいるなづちゃんはキラキラしてた。


「現場に答えはある」って言い続けてきたオタク人生だったけど、最後までそうだったなぁって思う。




ZOOM会で武道館の話をしたことがあった。でも叶えてあげられなかった。

他にもいくつも夢や目標を話したことがあったけど、叶えられたことも叶えられなかったこともあった。
全ての夢や目標を叶えて卒業するアイドルはごく僅かだと思うけど、なづちゃんにはごく僅かの中に居てほしかったなぁと今でも思う。

当たり前だけど、自分一人の力ではどうにもならなくて自分が100人いたらって思う時もあったから、来世は超能力を使えるオタクになろうと思う(?)


そういう面では色々な心残りはあるし、武道館は叶えられなかったけど、工藤さんから動画でメッセージを貰ったり、工藤さんリスペクトのオリジナル衣装で卒業していくなづちゃんを見ることが出来たのは、本当に良かった。




「アイドルやめるのやめようよ笑」って他のメンバー推しのオタクがSNSに書いているのも沢山見たし、最後の握手会も他のメンバー推しの知り合いが何人もなづちゃんの列に並んでいた。本当に沢山の人に愛されていたアイドルだったんだなぁって感じて、なんだか自分も嬉しかったし、誇らしかった。


「わたさんのこと、こわい人だと思ってました笑」って言われることも多かったし、自分でも自分みたいなオタクと知り合おうなんて思わないと常々思っていたけど()落ち着いて改めて自分の言動や行動を振り返ると、なかなか酷かったなぁと思う()
仲良くしてくれた推し被りには本当に感謝しています笑
(推し被りじゃないオタクにも、もちろん感謝しています)




「わたさんは絵に描いたようなオタクだった」となづちゃんに言われた時に「それは褒めてる?笑」と聞き返してしまったけど、どうやら褒め言葉だったらしい…笑
推しメンTシャツや白い洋服を着て、白いスニーカーを履いて、ライブでは振りコピも推しジャンもして、ライブ終わりには長文でツイートやnoteを投稿するオタク…確かにオタクっぽいオタクか~と納得した(一般人とは程遠くて泣いた←)


「支えられている」「救われている」ってなづちゃんから言われることは最後までほとんどなかったから、力になっていたかと言われるとそうじゃないと思う。

むしろ、いつも熱量が高くて困らせていたんじゃないかと思う笑


でも卒業間近になった時に「わたさんと居るとアイドルで居られた」って言ってくれて、本当に嬉しかった。
オタクっぽいオタクをしてきて良かったと思った笑

きっと同じことを他の人にも言っているかもしれないけど、それでも自分もその言葉を言ってもらえる大勢の内の一人で居られたことが嬉しかった。


ガチ恋()はガチ恋なり()の推し方しか出来ないから、ストレートを常に全力投球みたいなオタクだったと思う笑
そういう推し方が暑苦しい時もプレッシャーになる時も沢山あったと思うけど、優しいなづちゃんはそんなことを言ってくることは一切無くて、誰のことも置いてけぼりにしないアイドルだったなぁって思う。


自分が言うなよって話だけど、万投げのお礼が凝っていることより、万投げを出来ないオタクへの配慮が好きだった。(万投げのお礼が凝っていたことも本当に凄かったと思ってます)
「(有料ギフトを)投げられてなくても気にしなくていいんだよ」って言う姿を見て、こういうことを言ってくれるのは学生オタクとか投げられないオタクにとってはめちゃくちゃ嬉しいんだよなぁ…って高校生でオタクをしていたかつての自分に重ねた。



そんな感じで、一人一人に寄り添うけど、寄り添いすぎないところがなづちゃんの好きなところだった。常に自分自身を持っている感じが好きだった。



意志が強すぎるくらい強いところはアイドルをする上で、武器にもハードルにもなるところだったと思うけど、なづちゃんは上手く利用していたと思うし、だからこそ惹かれたオタクは自分以外にも沢山いたんだろうなぁと思う。


自分がオタクっぽいオタクなら、なづちゃんはアイドルっぽいアイドルだったんじゃないかな。笑


アイドルに憧れてアイドルになると、こんなにも凄いんだなぁって、なづちゃんを見てると感じた。
理想がブレず、常に努力を怠らない姿は本当に格好良かった。一人の人間として尊敬できる存在だった。


気迫が凄くて、大丈夫かなって思う時もあったけど、なづちゃんなりの考えがあるから大丈夫か~って最後の方は思えるようになったし、頑張っているなら応援するのみって思えるようにもなった。それは自分なりのなづちゃんへの信頼だったんだと思う。




「生きているだけでアイドルになる人がいるなら、生きながらアイドルになる人がいてもいいんじゃない」って過去の自分のnoteに書いてあるのを先日見つけて笑ってしまった。なぜかというと、なづちゃんの最後のブログの最後の一文にそっくりだなぁと思ったから笑





でもアイドルとは反対にオタクはあとがきを書き続ける生き物だから、こうして今も自分はnoteを更新してしまう笑

もう上書きされることも新しいトピックで記事を書くこともないけど、あとがきは書き続けられる。
大切な想い出の数々をちゃんと確かに想い出せる日々が続きますように。




今日もこの先も好き