キーボードで置き換える

ノートにイメージやアイディアを書き留めることになれていると、ふと思い立って記事を起こそうとパソコンと対峙した時に頭が白くなって何もできなくなってしまう。

頭の中にある断片を、キーボードを通した表現に落とし込むにはそれなりの訓練が必要なようだ。

ノートに、つまりは紙と、紙に痕跡を残す物体によって描くイメージは例え文字であっても絵画に近く、脳の使い方が違うのかもしれない。

現状、ある特定の文字として第三者に共有をするためには、キーを通してある種の言語変換をしなくてならない。

恐らく多くの人々がほんの少しの疑問を持ちつつもこの支配に従っているはずで、これが本質的なことではないと、誰もが片隅では思っているはずで。