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子どもたちにオンライン授業を。

休校延期になったら(たぶんなると勝手に予測している)一宮市の小中学校でオンライン授業を開始してもらいたい。先日来年度予算を可決したばかりだが、歴史上類を見ない出来事の真っ最中なので、補正予算でも前例がなくても何でもよいので実行してほしい。これは真面目なお願いだ。休校延長になるとしたらゴールデンウイークまでかもしれないし、もっと長いかもしれない。イギリスでは半年なんて話も出ているのだから。


一宮市の小中学生の合計が約32000人。2018年度の総務省調査でのタブレット端末の世帯保有率が36%、パソコンの世帯保有率が72%。このことから7割は自宅で既にオンライン授業にアクセスできる環境にあると仮定する。さらに兄弟姉妹で重複していたり、親がテレワークで使っていることなどを考慮して6割がアクセス可能と補正してみる。すると現時点でアクセス環境が無い生徒が4割の12800人。低価格のChromebookやiPadをチョイスして1人辺りの導入費用は端末代やら諸々いれて5万円。訳のわからん不要なソフトを除外してシンプルにオンライン授業だけに絞れば十分に可能だと思う。12800人×5万円で6億4000万円。一宮市の2019年度の予算が2346億円。全体の予算の0.3%なので捻り出せはしないか。(てめえ、そんな金額で出来るわけ無いだろって人はぜひ細かく教えてほしい)


もちろんタブレットは貸与として休校期間終了後に返却してもらえば、最初から環境が整っていて借りない生徒にも不公平感は無い。オンライン学習では公平な質を担保できないって議論がよくあると思うが、この状況ではオンライン授業やらない方がさらに学習格差が広がるだろう。既にオンライン学習に励む子、塾に通う子、家庭教師が来る子など様々だと思うが、公教育が無いというのは格差を生むとしか思えない。


チャット形式のYouTubeLive、zoom、Googleclassroomなどなど使えそうなアプリやシステムは沢山あるでしょう。見切り発車で失敗を繰り返しても修正を繰り返せば良いし、やらないよりはやった方が良いでしょう。慣れない先生は苦労するかもしれない。でも前例のない事態なので、打破するには前例のないことをするしかない。


以上は素人の妄言かもしれないし、計算が甘いとか、もっとよく考えろと言われるかもしれないが、ぜひご検討お願いしたい。もし具体的に検討してもらえるなら、市内の企業に寄付や協賛のお願いに回ったりクラウドファンディングなどで1000万円は僕が集めるとここに宣言しておこう。
先ずは第一歩として各小中学校で使用しているメーリングリストにGoogleアンケートを送って、オンライン授業にアクセス可能なタブレット端末やノートパソコンを保有しているか各家庭にヒアリングを。このアンケートにはほとんどコストはかからないはずだ。さあ見切り発車だ!

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