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花澤香菜さんのことを書こうと思う

 「梅雨ってこんなに雨ばかりでしたっけ?」
 というくらい太陽が姿を現さない毎日で憂鬱です。

 シャニマスの記事を書いてみようと勢いで始めたものの、2つめの記事はどんなことを書こうか全く案がなかったところに、タイムリーな幸せな話題が飛び込んできましたね。そう、今日は花澤香菜さんについて書こうと思います。
 7/8に花澤香菜さんと小野さんがご結婚されたというニュースが出ました。前々から同棲していた報道は出ていましたから驚きもなく、大変おめでたい話です。

 今回記事を書くにあたって、昔の恥ずかしい思い出や黒歴史を思い返しながらこうやって書いているわけですが、当時の恥ずかしい過去を思い出すたびに布団に頭を突っ込んで叫びたい衝動に駆られます。

 私が花澤香菜さん(以下、香菜さんと記述します)を知ったのは、高校2年生のときだと思います。NHKのアニメ、「こばと。」を見たときに、きれいな声と歌声だなと思い、その時初めて声優という職業を意識した覚えがあります。(記事のトップ画像がこばと。)
 また、当時の私はテレビよりもラジオをよく聞いていました。今も続いている番組、「SCHOOL OF LOCK!」のリスナーで、メジャーデビュー前の「ねごと」を知っていたり、北野きいちゃんの声はラジオ向きだななどテレビじゃなくてラジオ派なんだぜ俺は。感を出したかったのかもしれません。

 声優という職業を知って、かつラジオ好きだった私は、声優ラジオがこの世の中にあるということを知り、試しに聞いてみたのが、おたくに浸かるスタートでした。
 高校2年の私は声優のラジオを漁るようになり、特に「ひとかな」と「デュララジ」は欠かさず聞いていました。

 また、私が声優ラジオを聞きまくるようになったのは、今振り返れば、女性の会話や趣向、を知りたかったからのように思えます。私は中高男子校に通っていたこともあって、6年間で同世代の女子と会話した時間は5分未満だと思います。なので、女性がする会話というものが全く分からず、ラジオを通して女性の思考を知れるいい機会でした。例えそれが、営業トークのうわべであったとしてもです。
 結局は大学に入ったときに女性と会話が出来なさ過ぎて、3年くらいのリハビリが必要になったのですが。

 そんなわけで、高校生の私は香菜さんのラジオを聞きまくっていたわけですが、ちょうどその頃、香菜さんは歌手デビューして1st アルバムを発表します。今でもたまに聞くことのある名盤「claire」なのですが、これは本当にいい曲ばかりで大学受験時の私にとって精神安定剤のようなものでした。みなさんもぜひ聞いてみてください。

 そして、無事大学に進学することができた私は、さらに香菜さん熱を高めておたく活動に励む……ようにはなりませんでした。
 大学に入り、環境も変わったところで声優ラジオを聞き漁るのも辞めてしまいました。また、香菜さんのラジオやCD、ライブも追いかけるのを辞めました。
 何か特別理由があるわけではなかったのですが、そういうものでした。「ひとかな」のクリスマス回(毎年、戸松さんと矢作さんがゲストに来る)だけ聞くくらいの頻度になります。

 そうして、社会人となった現在、バーベキューの次の日の炭くらいの熱量になっています。ですので、香菜さんが結婚することで発狂したり気持ち悪くなったりすることはありません。
 高校時代、会話したことなかったけど、なんとなく好きだった女子がすでに結婚していることを友人から聞くくらいの穏やかさです。高校時代に女子がいないので妄想になります。

 そんな熱量のない私ですが、「ひとかな」は今後もずっと続けていってほしいなと勝手ながら思っています。
 学生時代にハマった番組のことを、ふとしたときに思い出して、聞いてみたら今も変わらず続いている。ってなんだか素敵なことだと思いませんか?
 ”帰る場所がある”と言ったら気持ち悪い感じがしますし、”実家のような安心感”だとネットスラング過ぎて適切な表現じゃない気がしますが、まぁこれがエモいって表現する感じです、きっと。

 過激派のおたくから、「推しに貢献しないなら応援していないと同じ。」みたいなこと言われるかもしれませんが、高校時代に応援していた私の気持ちも本物で、今も陰ながら応援している気持ちも本物なので、自分勝手にこれからも応援させてください。 
 とりあえず、今日の「ひとかな」は聞こうかな。

 香菜さん、これからお体に気を付けてお仕事頑張ってっください。
 それでは。





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