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カリギュラ2 2周年アクリルスタンドのはなし

さて、今日は『カリギュラ2 2周年アクリルスタンドを購入した話』をする。


『結構前に購入』

アクリルスタンド自体の購入はかなり前。
ドアンゴジェイピーストアにて購入した物だ。

『カリギュラ』という作品自体、かなりマイナーな作品で、アイドル殺し×現代病理をテーマにしたちょっと奇抜な作品。

仮想現実から、現実に戻るために仲間たちと奮闘していくゲームなのだが、目を背けたくなるような他人の苦悩や痛み、秘密触れなければならない。

そこまでして、現実に戻りたいか?
戻らなくてはならないのか?

プレイヤー側も苦悩、葛藤しながらゲームを進めていく面白さは、他のゲームでは味わうことの出来ない点。

そんなカリギュラシリーズだが、2023年6月頃に7周年を迎え、記念してアクリルスタンドが作られた。

ドアンゴジェイピーストアのみでしか購入できず、期間限定ということで、かなりお高い買い物になってしまった。
だが、そもそも少ないカリギュラグッズを手に入れるまたとない機会だったので、全キャラ分購入。

今回、限定の書下ろしグッズということで、一応クリア後を想定して書き下ろされているらしい。

なので、各グッズの感想もクリア後ネタバレ有の全力で書こうと思う。


※以下、カリギュラ1、カリギュラ2のネタバレを含みます。
まだプレイしていない方は是非プレイしてからご覧ください。


『主人公(男)』

まず一人目は主人公。

感情移入が大切な作品なので、1週目も2週目も主人公は男キャラを選択した。主人公の選択=自分の選択でもあるので愛着があるが、見た目かっこいいよね。


『主人公(女)』

2人目も主人公。

男主人公ばかり選んでいたので、このアクスタを見て初めて容姿を知る。
男主人公に負けず劣らずクール系のかっこいいデザイン。


『能登 吟』

3人目はのとぎん。

主人公が初めて出会う相棒ポジションで最もパーティに入れていた時間の長いキャラだった。
心の奥に踏み込んだ後でも変わらずに接してくれる仲間がいるからこそ、救われたような表情をしているのが印象的。

彼が出来る最大限の表現が詰め込まれているデザインが、素晴らしい。


『編木 ささら』

4人目はささらさん。

終始場を和ませるお姉さんキャラとして非常に心地よい人柄の人。
エンディング後、どれくらいみんなと一緒にいられたのだろうか…。
リドゥで過ごした日々はきっと彼女にとって最高の日々になっていたと信じたい。


『風祭 小鳩』

5人目は小鳩先輩。

最初と最後で評価が目に見えて変わる先輩。
シリーズを跨ぐ、辛すぎる過去を聞いた時にはかなり衝撃を受けた。
それに対して、全力で青春を楽しむ彼の姿に何度救われたことか。


『釣巻 鐘太』

6人目は鐘太くん。

「僕らは弱い人間だから、これからもたくさん迷って悩むと思うんです。そのせいでいろんな人を傷つけてしまう。それでも俺たちは自分の思いに正直でいるべきです。」という「クランケ」との会話がすごく印象に残っている。

内に秘めたる熱いは誰よりも強い。彼の表情は眩しい。


『宮迫 切子』

7人目は切子。

我らが歌姫。
最初から芯が強く、最後の最後までほとんどぶれないキャラ。
リドゥ内では年頃の女の子っぽい部分も垣間見えて、ギャップ萌えをうまく活かされてるなーと感じたキャラ。可愛いよね。


『駒村 二胡』

8人目はニコちゃん。

エンディング後どうなったか非常に気になるキャラ。
場合によっては、関係の修復に失敗する未来もあり得るわけで。
ただ、憑物が落ちたような表情をしている彼女は、どんな未来になってもしっかり向き合っていける強さが見て取れる。


『月島 劉都』

9人目は劉都。

リドゥ内での出会いが、彼の考え方、人に対する態度、接し方を大きく変えたのは間違いないだろう。

彼は絶対に自分の夢を叶えるだろう。そして彼女を救ってほしい。


『天吹 茉莉絵』

10人目は茉莉絵ちゃん。

カリギュラ2自体、彼女を救うための物語だったと個人的には思っている。

1の頃から外伝小説を買うほど、彼女が一番好きなキャラだった。

2でしっかり救われたことには本当に感謝しかない。
あの辛すぎる現実向き合い続けなければならないけれど、帰宅部のみんながいてくれる。

それだけで彼女の現実(じごく)もしっかりと救われているだろうと思いたい。


『まとめ』

いかがだっただろうか。
各キャラクターの背景などを考えると、思わずニヤニヤしてしまう素晴らしいグッズだ。

カリギュラという作品自体が非常にマイナーであまりプレイしている人がいないゲームではあるが、心のに残る非常に大好きな作品。

一人でも多くの人間にプレイして欲しいと思いつつも、万人向けではない今作に難しい感情を抱く。

カリギュラ3に関しては続編がほぼ絶望的なのは悲しいが、これほどの作品と周年グッズを作ってくれたフリューさんに感謝を述べて終わろうと思う。

素敵な理想(りそう)をありがとう、製作スタッフ。


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