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ソードアート・オンライン プログレッシブを見たはなし

さて、今日は『劇場版 ソードアート・オンライン プログレッシブ 星なき夜のアリア/冥き夕闇のスケルツォを見た』話をする。


『もう一度描かれるソードアート・オンライン』

唐突だったが、昨日SAO初見の友人と『劇場版ソードアート・オンライン プログレッシブ』二作品をAmazonプライムビデオで見た。

※Amazonプライム会員なら無料で見れるのでおすすめ。

一応、自分はソードアート・オンラインのアニメは全て視聴済み(プログレッシブ以外のガンゲイルオンライン、オーディナルスケール含む)

先に結論を言うと正直かなり面白かった。

リブート作品ということで、あまり期待してはいなかったが、本編では描かれなかった戦闘シーンや新しいキャラクターを加えた、全く違う展開などソードアート・オンラインを見た人でも十分に楽しめるものとなっていた。

勿論、初見の友人も楽しんでくれたようで「思ったより面白かった」との感想を頂けた。

古戦場の暇つぶしにと見てみたが、見て正解だったようだ。

※以下、ネタバレ注意


原作から大きく変わった点で良かったのは二つ。

『アスナ視点で進む物語と新キャラクター』

アインクラッド編のリブートということで、アスナ視点で進む物語。

本編の根底にあるデスゲーム、アインクラッドという舞台の面白さはそのままに、新キャラクターミトによって、オンラインゲーム初心者であるアスナが、決意・葛藤・成長していく内容は本編とはまた違った目新しい面白さが、プログレッシブにはあった。

ミト自身もベータテストプレイヤーでキリトとは違った強さを持つ魅力的なキャラクター。

彼女なりのデスゲームへの向き合い方、アスナを守ることからアインクラッド編での生きていく意味を見つけていく流れや、大鎌で戦うという戦闘スタイルも剣の世界であるソードアート・オンラインでは奇抜で良かった。


『描かれなかった第5層のボスの攻略』

やはりソードアート・オンラインのアインクラッド編と言えば各階層のボス攻略だろう。

本編とは違った流れで進む今作では、なんと第5層ボス攻略の様子が描かれる。本編と全く同じボスかどうかは定かではないが、ボスがしっかりとMMOっぽいギミックを多用する戦い方、それを攻略する主人公達。

オンラインゲームっぽい戦闘描写はまさに自分が望んでいた戦闘内容そのもので、こういうのでいいんだよ、これこそSAOだよ!と見ていて納得のいく戦いになっていた。


『まとめ』

プログレッシブが二作で終わってしまうのは勿体ないなと思いつつも、もし続編が出たらまた見たい!と思える良い作品だった。

しかし、改めてアインクラッド編は面白い要素てんこ盛りだなと。
デスゲームという舞台の上で、表面化する人の本質や恐怖。
それを上手く描いた原作者も、形にする映画監督・スタッフも凄いなと思った。

個人的には、オーディナルスケールが一番好きなのだが、アインクラッド編もその次くらいには好き。

果たして我々がVRMMOを遊べる未来は来るのだろうか。
SAOを見て常に思う憧れと期待を胸に、明日の技術革新に期待しよう。


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