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イベントは中止でもチューリップはキレイに咲く🌷

28年前にスタートした「おがた チューリップフェスタ」(その前の地域の取り組みを入れたら30年以上も前ですが)

初めて中止になりました。

実行委員会のメンバーの私は、中止の決定を決める瞬間に立ち会いました。
11月から始まる田んぼの準備。
ボランティアによる1球1球の球根の植え付け作業。
植え付けた後の草取りなどの維持管理作業。

ともすると、咲いた花だけに目が行きますが、そこに至るまでのプロセスや、陰で支えてくれている方々の存在があることを考えると、中止の決定は本当に苦渋の決定でした。

今も、元気な草に悩まされ、草取りのボランティアが連日、除草作業をしてくださっています。ほぼシニア層の方々のご尽力です。

各地のイベントはほとんどが中止になり主催される方々、関係者の方々は残念な気持ちでいっぱいだと思います。

積極的に集客するのも憚られる。
責任取れるのか?論争になる。

でも、

チューリップは咲いています‼️

連日、たくさんの方々が鬱々とした毎日をリフレッシュしたい気持ちで、原尻の滝に訪れてくださっています。

もともと、地元の高齢者の皆さんが
「原尻の滝を見に来てくださる観光客の皆さんに喜んでもらいたい」と、考え植えたチューリップが始まりです。
イベントになったのは後付けのこと。

原点に、最初の純粋な気持ちに立ち返るきっかけをもらった。
そんな気がします。

30年前の大先輩方が、草葉の陰から笑ってらっしゃるような気持ちがしました(⌒‐⌒)

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