古典的な天才肌の感覚(スポーツ)が一瞬だけ分かったかも。

昨日秋分の日で、スピ業界でも今年の秋分の日は特に変化が大きいと言われてるらしいことは知りつつ、まぁこちらは日々変化あるしと、割と普通に今までもよくあったような目がちょっと痛い的な若干しんどい程度(数年前はもっと好転反応的にしんどい日々だった経験から)の印象の日で、へぇとか思ってました。

しかし、一夜明けて、ふと今日の日中に、例えばサッカーで天才と言われるタイプの感覚が、以前より分かるわと。

まぁ現実的には、今の時代のサッカーでは、古典的な天才肌の居場所もどんどん無くなってきてるんですけども。

ただ、なんかわかったのは、古典的な天才肌の選手って、要するに、一瞬のチャンスにだけ自分の能力と脳力を最大限に発揮するんですけど、それ以外の時は頑張る気力も人一倍湧かないみたいな。

この落差というか、オンとオフの大き過ぎるギャップこそが、古典的な天才肌の特徴で、それは普通の人には真似するとかも無理で、普通の人は、普通の時に天才肌の人程に、本人も多少は頑張ろうと思うんだろうけども、本当に悪気なくやる気全然出ないみたいになれないですし、逆に、その余力をもって、チャンスの時には急にテンションマックスになって、超繊細な感覚を一瞬フルに発揮して歴史に残るようなスーパープレーして決定的な結果を残す、ってのも無理だと思うんですよね。

現実は、そんな古典的な天才肌も、それでも決定機外すこともありつつ、守備には全く使えないんで、現代サッカーの戦術的には、古典的な天才肌選手はますます居場所も無いんですけど、、、、。

チーム作りとして、一人の天才肌頼りよりも、秀才タイプ複数並べて戦術練った方が、内容的にも結果的にも色々と無難ですから。

戦術が進化して、フォワードも守備力でも評価されるのが当たり前の今の時代に、本当にサボりまくりながら一瞬の隙だけは超高確率でスーパープレーするみたいな形でアピールするのも、大変になってますよね。

瞬間風速の最大値だけでトップレベルでも勝負できる人は、世界でも本当に限られてるだろうなと。

テニス界のフェデラーの凄いとこは、あの人元々は天才肌で、新しいことも直ぐに出来ちゃって、ついでに感情的でムラっ気ありまくりだったのに、その後の挫折をきっかけに、秀才的な努力を重ねた点にあると思うんですよね。天才肌が秀才的に努力して、まるで元々秀才タイプですみたいに振舞ってたら、そりゃ敵わないわと。

因みに、フェデラーの、薄いグリップで厚いグリップのようなショットを打つフォアハンドのあの感覚は、プロテニスプレーヤーの中でも、「ゴッドハンド」と言われてますし、手首の感覚の問題だけじゃなく、真のリラックスも会得してると、日本の神道系の人にも解説されてましたね。こちらも、フェデラーのフォアのショットが割と薄いグリップで放たれてることには驚きました。有名なのは、超スロ〜で見ると、ボールがラケットに当たる瞬間をいつも見てるんですよね。トッププロでもスローで見ると、とっくに視線が離れてるものですけど。

そんな訳で、今だと、どの世界でも常にコンスタントに一定ラインのハイレベルのプレーをする人の方が、よほど重宝されますよね。

90年代のサッカー界の古典的な天才肌と言えば、あのロベルト・バッジョから「左足のジェニオ(天才)と言われたACミランのサビチェビッチで、ユーゴ代表のチームメイトのユーゴビッチからも、「調子良い時は一人で試合を決めるが、そうじゃない時は誰のためにもプレーしない」みたいに評価されてましたが、そんなユーゴビッチもユーゴの英雄と評した、ムラのない天才みたいなストイコビッチの方が、同じユーゴ代表でも格上でした。

“ジェニオ(天才) ( サッカー ) - 美しく勝利せよ! - Yahoo!ブログ”

http://blogs.yahoo.co.jp/ma3104h/19268708.html

そして、そのストイコビッチのプレーを思い出すようなスペインのイニエスタについて、気になって検索したら、なんとストイコビッチもイニエスタについて今一番お気に入りの選手と言ってましたね、笑。

やっぱなんか似てるもんね、と思いましたね。もちろん、サビチェビッチには全く似てないんですけど。

でも、天才性発揮中のスーパーモードのサビチェビッチも評価高かったからこそ、あの時代のACミランで10番付けてた訳ですしね。

色々なタイプいるなと思いますけど、まぁ現代社会的には、結局一番良いのは、コンスタントにハイレベルなタイプかなとも思いますけどね。

もちろん、コンスタントにレベルも高くないけど露出は多い、みたいなことは、実力勝負だけじゃない世界だと全然あり得るという面もありますけど。

とりあえず、今日の日中に、今の自分て瞬間最大風速で勝負するタイプ?と初めてリアルに感じた感覚から、ちょっと過去には分からなかった人達(特にサビチェビッチ)の感覚をちょっと垣間見たという変化を感じたというだけの話で、出来たら、むしろコンスタントにハイレベル目指したいかなと思いますけどね。


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