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ヴィクトリア湖のこと

先日、職場の停電で前工程が進まず、空き時間ができたので、勤務先の裏のヴィクトリア湖を散策してると地引き網漁をされてる方々がいました。

手伝っていけというので、綱を引っ張っているフリをしながら網の引き上げを待ちました。


最終的に約20匹ほどの大小の魚が捕れ、いつの間にやら集まったお客さん達が気に入った魚を買い始めました。私はちょうど良い大きさのナイルティラピアを100円で購入しました。

地元では新鮮な魚は二輪車のハンドル四輪車はサイドミラーに吊るすのがディフォルトです。

外に放置すると犬に食われるとのことで、事務所内に吊るして退社を待ちました。

おじさん曰く、マーケットで買うと倍の金額はするそうな。
人工(にんく)が20人×1時間ほどで、魚の売価が100円平均くらいなので、100円/時間の仕事です。

ところで、ヴィクトリア湖という名前に関して、明らかに現地固有の名前ではないので由来をグーグル先生で調べてみました。
1858年英国人探検家がヴィクトリア湖を「発見」。この湖は現地の言葉でニアンザ湖、またはウケレウェ湖と呼ばれていたが、この湖をナイル川の水源だと信じ、時のイギリス女王ヴィクトリアの名を取り「ヴィクトリア湖」と命名したそうです。
日本で例えるなら、琵琶湖を「発見」した米国人が「ワシントン湖」と命名し世界中に広まった感じでしょうか。
そう考えると現地の皆さんが「湖」とは言いますが「ヴィクトリア」と言ったことは聞いたことがないかも。
私は何気なく「ヴィクトリア湖」と言っていたので、現地の方々の心情を考えると改めた方が良いかもしれません…。

買った魚は三枚におろして、鍋の具材、
翌日にムニエル、骨は油で素揚げして煎餅にしました。



一口だけ刺身も食べたのですが、なかなか美味だったので、次回は刺身で食すか思案中です。

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