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クッパ姫騒動と真島ヒロ

クッパ姫の元ネタ

少し前、ツイッターで、クッパ姫なるキモい擬人化が流行った。
そう、また流行ってしまったのだ、このような安易な擬人化というか美少女化が・・・
今回の騒動が頭飛び抜けてひどい要素はたくさんある。この騒動は台湾のイラストレーターが描いた一枚のイラストから始まったと言われている。そこからリツイートで拡散して、さらに日本の絵師たちが便乗。流行りに便乗してRT稼ぎという姑息な宣伝方法だ。これには木っ端絵師だけでなく、村田雄介や広江礼司(ブラックラグーンの作者)などの著名作家も参加、クッパ姫は絶頂に達した・・・じゃなくて、クッパ姫のブームは絶頂に達した。
明らかに加熱しすぎたバブルなんだが、それに苦言を呈する作家も登場。真島ヒロである。

うん、すごいと思う。真島ヒロは、流行に流されずに、ちゃんと正論を言っている・・・風に見えるが、果たしてそうだろうか。そういえば、真島ヒロっていえば・・・

クローン人間なんですかねぇ・・・シンクロ率やばすぎでしょ。ていうか、著作権うんぬん言ってたけど、あんたこそ尾田栄一郎に許可もらってるんですかね? 無許可でパクリ絵描いといてえらそーなこと言ってんじゃねーぞ! 

そしてクッパ姫のブームだが、クッパ姫公式化を求める人たちが署名運動を起こし、それに古参任天堂ファンが対立、泥沼化の様相を呈したに見えたが、事態は風雲急を告げる。

なんと、任天堂の出したマリオテニスの公式設定資料集に、クッパ姫が掲載されていたのだ・・・!

ようするにこれってただの任天堂のステマなんでしょ? こんなしょうもないステマ騒動に、いろんな人が乗っかって、一連の騒動に発展した。真島ヒロはなんか偉いこと言った風な雰囲気があるが、根本的にやってることがワンピのパクリだから説得力がない。まずはお前が尾田栄一郎に土下座して許可もらってこいや。「違いの分かる男」みたいなオーラ演出してんじゃねーぞ!?

まあ、真島ヒロは置いといて・・・クッパ姫というのにも、早くから「これってFGOなんじゃね?」とかほざいているやつもチラホラいたが、そもそも女体化なんざもうさんざヤリ尽くされたネタに過ぎず、クッパはむしろその餌食になったとみるべきであろう。何がキモイって、「ガキ向けコンテンツ」から一向に卒業できないやつが、その「ガキ向けコンテンツ」を「オナネタ」にしようと必死なことだ。多分、このブームが早くに沈静せずに、そこそこ続いていたら、コスプレイヤーとかが便乗していただろう。コスプレイヤーとかいうけど、オタク向けバイタ(なぜか漢字変換出ないからマイクロソフトの変換はクソ!)のソフトな呼称にすぎない。こんな状況になってしまったのだ、日本のコンテンツ産業は! 泣きたくなるしかないではないか・・・「シコリ産業」と「無難ポリこれ産業」しかないのだ。どっちも滅んでくれ。

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