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WAIS-Ⅳ知能検査を受けてみました

こんにちは。わたころのほんまです。
先日、初めてWAIS-Ⅳ知能検査を受けてきたので、そのお話をしたいとおもいます。

障害者支援の仕事をしていると、発達障害や知的障害のあるクライアントの知能検査の結果を目にする機会は多いです。その中で、「自分はどんな感じなんだろう」と、ずっと気になっていました。自己理解を深め、仕事や普段の生活で何か生かせるヒントを得られれば良いなと思いました。まぁ、半分は職業病的な興味関心です。笑。
とはいえ、自費で検査を受けようとすると、それなりのお値段がかかりますし、特に急ぐものでもないし…と、保留にしていました。今回、身近な人が知能検査を受けたことを機に、「受けたいな」と思い立ち、受けてきました。

検査当日。とても優しそうな心理士さんが担当してくださり、安心しました。2時間近く個室でお話するわけですから、少し緊張しますね。笑。無事に検査が終わり、「もうちょっとできたのになぁ」「でも、ありのままの方が自分の傾向がきちんと反映されそうだし、まぁいいか」等と思いながら、帰りました。そして、後日結果を聞きに行きました。

結果は、数字的には思っていたより良かったです。フィードバックでは、「何でも自分でやってしまい、仕事を抱え込みすぎる」「自分ができなかったことに対して、『こんな簡単なことができない』と思いやすい」「慎重派で正確さ重視、ミスは少ない」「時間の制約という要素が入ると本来の能力が発揮されづらい」といった傾向をお話しいただきました。うーん、本当に図星です。笑。特に、「慎重派で正確さ重視」というのは、はっきり自分で認識できていなかったので、今回言葉にしていただけて有難かったです。
ちなみに、後日同僚にこの結果を話したら、「うんうん(=その通り)」とうなづいていました。笑。「ジョハリの窓」で言われていることですが、周囲の人の方が自分のことをよくわかっていること、ありますよね。

今後のキャリアを考えるためにも、これまでの仕事のエピソードや困りごとを話しながら、「どんな仕事が合っていそうですか」と相談してしました。「仕事は何でもできそう」「裁量がある状態で、ある程度の集団を動かすのが得意」「トップにいて、サポートしてくれる人がいる状態」とのこと。うーん、全然まだその状態に達していません…。そして何でもできる気はしません。笑。が、まだまだ伸びしろがある、と前向きに捉えて、今後の課題にしていきたいと思います。また、上司や同僚との相性についてもお話ししていたのですが、「思慮深い上司のもとで働けるとよさそう」とのこと。確かに…。過去を振り返ると、ある程度自由にやらせてくれて、思慮深い上司が好きでしたね。

基本的に自信のない人間ですが、結果を聞いて、何だかホッとしました。自己理解を深めながら、これまでを振り返り、今後の目標を考えるためのヒントが得られた、とても良い機会となりました。(ほんま)

*ほんま:当事者経験をいろいろ抱えるソーシャルワーカー。社会福祉士 / 精神保健福祉士 / キャリアコンサルタント。主に障害者就労支援に従事。おしゃべり。趣味はころころ変わるが、コーヒーと旅行はずっと好き。

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