メリットデメリットという迷宮

※方法方法とすごいくどいです。

①序論

従来のやり方を変えて、新しい事柄に取り組もうと思案・議論しているとき、聞かれるのが

「そのメリット・デメリットを教えて」と言う質問だ。

そして、この問いをされたとき、大体「新しい方法」というのは消え去る運命にある(個人的感覚)

②アンチ「単なるメリット・デメリット」

みなさんはこの「そのメリット・デメリットを教えて」という質問がされたとき、皆さんどう思うだろうか?

「メリット・デメリットを出して、どう物事を決めるのだろうか」「未来への分析、リスクマネジメント、成功へつなげるには必要」等々様々なご意見があるだろう。

だが、筆者は「いや、新しい方法へのデメリット、メリットを出すのみを求めるのはずるい」と思っている。

なぜなら、「新しい方法の」メリット、デメリットばかり求めても、新しい方法を採用するか否かの「基準」がないからだ(圧倒的メリットがあるなら別だが)。

③シンパ「二元的メリット・デメリット論」

「え、じゃあ、どう基準を求めればいいの?」という声があると思う。

結論から言えば、「現行の方法のメリット、デメリット」と「新しい方法のメリット、デメリット」を求めべき。に尽きる。これで「基準」ができる。

つまり、新しい方法が「合格」「採用」かの基準は、現行の方法より良いものであるかorないかということになるからだ。

その上で、3章のはじめに書いた「新しい方法」「現行の方法」のメリット・デメリットを出し、比較し、議論する必要性がある。

※アンチの対義語はシンパらしい(ソースはyahooニュース...)日本的にはあまり良い意味で使われてないけど。あとカッコつけたけど、二元的の使い方があってるかはわからん←

④やっぱり大事「現状把握」

筆者は「現状把握」大好き人間である。現状を把握しないと、正しい選択ができなくなる可能性があるからだ。その上で、「二元的メリット・デメリット」は大事だと思う。

そもそも提案の中で出てくる「新しい方法」というのは「現行の方法」の現状を分析した上で、それを解決すべくでた方法であろう。逆に「現行の方法」の現状分析・現状把握(メリット、デメリット)をした上で、新しい方法を検討しないと、誤った方法を思いついてしまう可能性がある。

何より①「新しい方法」をやった場合、②「現状の方法」のまま維持した場合。この2点を打ち出さないと、多くの人はデメリット、メリットという言葉に迷い、判断基準がわからぬまま会議は長引いてしまう。

個人的に思うのだが、どうしても答えを出す上で窮したら最後は「どっちがマシか」という観点を持っておくと、だいぶ心の中が冷静になるとも思う。

以上、今後自分が携わるであろう仕事内容と調整を見越した愚痴でした。頑張って打ち出そう..



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