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頭打ち

先日誕生日を迎え、会社の先輩からポールスミスのプレゼントをもらった直後、強風で中身が吹き飛ばされ(その人の目の前で)今だ落ち込んでいる筆者である。遺失物届け出しに行った時に、状況を話したらマスク越しに笑いを堪えた警察官は絶対許さない。

(すなわちこのポールスミスの袋の中身は空)

ここから挽回する方法も随時募集中だ。


さて、後3週間後で3年目を迎える筆者だが、以前投稿した「ぼんやりとした不安」」はむしろ解消したことなく、なんとなくこの「ぼんやりとした不安」がより高まっている。

2022年になる前までは今の会社でがんばると決めているが、来期は自分の成長が「頭打ち」するだろうなという予感にさらされている。

さて、うちの会社は商品を出し、ある程度すると「レビュー」を行う必要性がある。簡単に言えば、新商品を「定量的」「定性的」に分析し、偉い方々に(納得してもらうため)報告するというものである。

結論から言うと、「複雑な定量・定性的データ」を「素人がむりくり分析し」「素人が結論を出す」ということが横行している(もはや「上の人に納得してもらうため」になるのが目的化している)。

そもそも、我々分析担当の社員はその「データ分析の仕方」の専門性は一切ない。マーケティング分析に関する専門的知識はなく、研修は受けたことがない素人が、なんとなくその分析を行っているのである。

※大学院でやったことがあるからわかるのだが、定量定性的なデータ分析は一筋縄にいかない。ありとあらゆる要素があり、時には「何の因果関係もない分析結果」すら出てくる。

また、分析手法も属人的で「何が正しい分析方法」かすらわかっていないのも問題だ。

当然素人が分析するのだから、「むりくり結論を出す」「その分析が間違っている」可能性すらある。(個人的にこういうのはプロに頼むのが一番だと思うが)。

且つ上層部に「納得してもらう」ためなので、もはやそれが目的化しているので、何が正しいかすらわからなくなってくる。

ここから言えるのは、結局自分がやっている業務は「素人がまねごとをしている」に近く、こうした生活をこのままずっと続ければ、

「頭打ちしてしまう」「外部で通用する人材」ではなくなる。とますます危機感を抱く日々である。

そんな中で、自分に何ができるかというと「そう専門性を実務的学べる環境」=「転職」になるという選択肢がぼんやりと出てくるのである。


追伸:3年続けて上長が変わるのだが、次の上長は割と保守的なので、弊部の若手(筆者含む)チームとばちばちやりそうな予感が漂う。来年も東京決定。



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